まーねこのブログ一覧

まーねこです。

どこかの保険会社のＣＭのようですが・・・・（笑）








相変わらずステイホームなネタが続きます。

昨年１１月のお話ですが（古いよｗ）、シルフィ号の自動車保険を更新したのですね。


ちなみに対人・対物無制限で15,260円。


安いでしょ？


安いのは理由がありまして、車両補償なし、ノンフリート20等級、ゴールド免許、年間1万キロ未満、本人・配偶者限定、26歳未満不担保・・・と、有利な条件もあるのですが、人身傷害・搭乗者傷害をナシしているのも理由の一つです。


え？そんなことしちゃって大丈夫？とお思いですよね。
これはケースバイケースといっていいでしょう。

人身傷害・搭乗者傷害は、いずれも事故の相手方への補償ではなく、「自分のクルマに乗っていた人への補償」なので、普段から「他人を乗せて走ることが多い人」は付けておいたほうがいいと思います。イメージとしては、友達と一緒にスキー旅行に行くことが多いとか、草野球やってて遠征に自分のクルマを出すことが多いとか、そんなカンジです。


ひるがえって我が家の場合ですが、まーねことねこよめの２人しか乗りませんし、まーねこ母を乗せるのも月に２回程度ですし（それも近距離）、このコロナ禍でお友達を乗せることも皆無・・なので、外している次第です。


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ちなみにシルフィ号、平成１７年車ではありますが、まだ車両保険がつけられるのが、ちょっと驚きでした（30万円だったかな）
でも、保険料が4000円アップとなるので、4年前に20万で買ったクルマｗにはいらないのでパス（笑）


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ハナシは長いですが、いましばらくお付き合いください。

これだけは、ぜったいに皆さんに加入して欲しい、「対物差額」という特約があります。

ここまで書くと、長いおつきあいのお友達の皆さんは、「えー？またそのハナシ？」とお思いでしょうが、そのハナシです（爆）


対物差額、とざっくり書いてしまいましたが、保険会社によって、
「対物全損時修理差額費用特約」（損保ジャパン日本興亜）　と言ったり、
「対物超過修理費用補償特約」（共栄火災）　と言ったり、
「対物差額修理費用補償特約」（SBI損保）　と言ったり、
「対物超過修理費用共済金」（JA共済）　と言ったりしますが、
全部同じです。


何かというと、事故の相手に支払う修理費用が時価額を上回ってしまったときに、上限額（だいたい５０万円程度）の範囲で、その差額を支払ってくれるというものです。



わかりにくいので例を挙げましょう。


まーねこは、お友達と２台でツーリングに行きました。

お友達の後ろを走っていたまーねこは、よそ見をしていて、赤信号で止まったお友達のクルマに追突してしまいました。（わかりやすくするために、まーねこの過失１００％の例にしています）


ケガこそなかったものの、お友達のクルマは板金修理の見積りが４０万円、修理中の代車費用に１０万円、合計５０万円の修理費用がかかることとなりました。

ところが、保険会社は「レッドブック」（自動車業界で使う、中古車の買い取り査定額を記載した本）で、お友達のクルマの時価額を３０万円と査定しました。

対物補償というのは、相手のクルマの修理金額が青天井で支払われるものではなく、修理費用がそのクルマの時価額を上回った場合には、時価額までしか支払ってくれません。これは保険のしくみがどうのこうの、というハナシではなく、法律（民法）で決まっている、絶対的なルールなのです。


よって、法的な賠償責任も３０万なワケなのですが、やはりお友達のことを考えると、自腹で20万を出すしかないですよね・・・。

ですが、お友達だったらそうですけど、赤の他人同士の事故だったらどうでしょう？法的に必要のない賠償責任を果たす義務はないので、まぁ、モメますよね（笑）



実際のところ、
相手は修理を希望するのに修理見積金額が
時価額を上回ってしまい、
保険会社から修理金額が満額支払われず、
トラブルになるケースが後を絶ちません。
マジで。



ところが、「対物差額特約」に入っていると、差額の２０万円も保険会社が支払ってくれるのです。

「クルマを大事にする（修理して乗る）クルマ好きの人のクルマを、壊してしまったときのそなえ」なので、同じく、クルマ好きであるみなさんが、万一加害者となってしまったときのために、ぜひとも入って頂きたいのです。


きっと、「箱替えが効かないような珍古車をいっぱい持ってる人」（誰だｗ）のクルマを壊してしまったときにも役に立ちますよ♪



うーん、でも俺、つい最近、自動車保険を更新したばかりだからなぁ・・・と、お思いの貴方！！

これは「特約」ですので、保険の始期にかかわらず、いつでも始めることができるのです！追加の保険料も、月額で数百円～２０００円程度（等級によります）だと思います。



なお、この対物差額も、ＪＡ共済の「クルマスター」は最初からついていたりしますし、ソニー損保は対物補償のなかに最初から組み込まれていたり（特約ですらない）、チューリッヒは標準の50万円のほか「無制限」も選べたりと、保険会社によって対応が異なるので、ご自身の加入している保険会社の契約内容をチェックしてみてくださいね！


まぁ、弁護士費用特約なんかよりよっぽど役に立ちます（笑）



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そんなわけで、我が家のアシ車のシルフィ号、例年は、年間12000km前後走るのですが、

このコロナ禍で外出機会が減ったせいか、2019年11月～2020年11月の１年間は、7300kmしか走っていません（驚）


さらに、保険料が安くなりました（笑）