
先日、ルークスのエアコンの効きが良くないとお話しましたが、覚えていらっしゃるでしょうか。
今日はその続きのお話となります。
ルークスのエアコンの効きが良くない一方、試験的にケミカル剤を入れたS660のエアコンは冷えはもちろん、パワーダウンも大幅に解消されて絶好調。だったらそのケミカル剤をルークスに入れれば良いとの安直な思いで、またしても何故か三菱のディーラーに整備を予約したワケですが、ここで思わぬ展開に。
ディーラーでコーヒーを飲みながら作業を待っていると、担当の営業マンさんが駆け込んできて、今回は作業できないとのこと。訳を聞いてみると、ルークスに使われている冷媒は従来のR134aではなく、代替フロンのR1234yfに替わっているそう。したがって現在発売しているエアコン添加剤はどれも使用できないそうで、間違って入れると大変なことになるみたいです。作業寸前に工場長さんが気づいたらしく、街の整備工場やガソリンスタンドだと危なかったかもしれないとのこと。まー、三菱のディーラーなら姉妹車のekクロススペースを扱っているので、知っておけよって話ですが、なんとかセーフ。
で、ネットで調べてみるとこのR1234yfとか言うふざけた名前の代替フロンですが、自然環境には良いらしですが、冷却効率が従来のR134aの90%ほどしかないらしい。これがルークスのエアコンの効きが悪い原因なのかは分かりませんが、なんとなく納得してしまいました。
ちなみにこのR1234yfの価格はR134aの30倍ほどらしい。事故ってガス漏れした場合、ガス代だけで普通車だと10万円とかになるそう。しかも可燃性なのが怖い。
去年あたりに発売された車からは要注意。ガソリンスタンドなんかでエアコンの無料点検なんてやってますが、絶対に誘いに乗ったら駄目。補充用の機械がかなり高価な上、まだまだR1234yfを採用している車が少ないので、この機械を持っている工場は県内に2、3カ所しかないらしいですよ。点検を勧めてくるスタンドは無知か詐欺ですよ。
相変わらずの長文失礼しました。
Posted at 2020/08/22 12:13:44 | |
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