
現在の下駄車('07 BMW 120d)を手に入れてからの走行距離が10万kmを超えました。ここでは主に
維持費について前下駄車('06 シトロエンC4 1.6HDi)と比較しながら振り返ってみたいと思います。
【走行距離】
・100,239km(購入時19,844km~120,083kmで給油)
【期間】
・54ヶ月(2012年3月26日~2016年9月25日)
前下駄車に対し+6ヶ月かかりました。二度の事故により正味3ヶ月ほど修理入庫していたのと、齢を重ねると共にパートナーとハイキングに出かける機会が減った(涙)ためペースが落ちました。。。
【駐車場代】
●\9,000×54ヶ月=\486,000
前下駄車に対し+\54,000 のアップです。10万km走破するのにかかる期間が増えた分だけ、駐車場代も余計にかかっております。
【燃料費】
●軽油×4,137.20L=\473,064
(平均燃費24.23km/L、平均単価\114.3/L)
前下駄車に対し排気量で28%、車両重量で10%のサイズアップとなりますが、意外にも平均燃費は24.8→24.2km/Lと僅か2%ほどの悪化で済みました。C4には無かった充電制御によるマイクロHV化の効果でしょうか。但し2014年までの燃料価格の高止まりが影響して、燃料費自体は+\51,791 と12%の増加となりました。
【仕様変更部品】
・
カーボンエンジンフード(VARIS VRSライトウェイトボンネット 塗装組付含む) \219,700
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夏タイヤ(DL エナセーブプレミアム 205/55R16)4本 \57,280
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冬タイヤ(YH アイスガードiG30 205/55R16)4本 \56,600
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ステアリングホイール+エアバッグモジュール(E90純正 スポーツ・レザー) \53,790
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左側通行用ヘッドランプ(E87純正品) \19,000
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6.5J-16 スチールホイール(MINIクロスオーバー純正品)4本 \13,000
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7J-16 鍛造アルミホイール(E46純正 エリプソイドスタイリング)4本 \12,600
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タイヤチェーン(KONIG コンフォートマジック) \9,480
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応急用タイヤ(E46型318i純正 T115/90R16) \6,000
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機械式ブースト計(HKS φ60メカニカル連成計) \4,000
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メーターステー(JURAN メーターホルダーEZ) \1,995
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Fライセンスプレートブラケット(SEIWA アルミナンバーステー) \1,554
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DPF再生カウンタ(トラスコ中山 TKS-3) \1,054
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ラゲッジコンパートメント照明(amon 3連フラットLED 暖白) \980
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リバース警告ブザ(パナソニック電工 器具用電子ブザ EB2122) \640
●小計 \457,673
前下駄車に対し+\73,743 のアップとなりました。仕事のストレスから、必要も無いのに高価なカーボン製エンジンフードなど投入してしまった事が災いしています。。。(汗
【修理代】
・
ラックEPS故障修理(ディーラ作業) \333,455
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燃料ヒータ+フィルタエレメント(純正品) \34,125
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グローブボックスのドア(純正品) \18,900
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給油口ドアフラップ(純正品) \5,117
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テスター診断(ディーラ作業) \4,200
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トランスミッションオイル(RED LINE D6ATF) \3,700
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応急用タイヤ エアバルブ交換(ショップ作業) \1,350
・
バッテリーベントチューブエルボ(純正品) \410
●小計 \401,257
事故による修理代は車両に原因は無いので集計から除外しています(汗。
前下駄車C4は電装系の不具合が頻発し手を煩わされましたが、幸いにも部品交換無しで済ませられる程度のマイナートラブルが多く、(費やした工数はともかく)修理代はゼロ同然だったのが+\400,911 も高くなりました!これはひとえにラックEPS故障で30万円以上の高額修理となり、並行車ゆえ当然保証の対象ともならなかった事が痛いです。。。
【保険料】
・任意保険(54ヶ月) \205,740
・自賠責保険(2年×3)\24,950+\27,840×2=\80,630
●小計 \286,370
前下駄車に対し+\81,020 の大幅アップとなりました。任意保険は10万km走破に半年余計にかかった事による上乗せですが、自賠責の方は中古購入のため初回の車検残期間が短く、正味3回の車検を受ける事になった事が響いています。
【税、印紙・証紙】
・自動車税 \39,500×5=\197,500
・自動車重量税(2年×3)\24,600×3=\73,800
・印紙+証紙代(車検3回)\1,800+\1,100×2=\4,000
●小計 \275,300
こちらも10万km走破までに3回の車検を受ける事になった事が影響し+\77,700 の大幅アップとなりました。
【消耗部品】
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夏タイヤ(TY ナノエナジー2 205/55R16)4本 \54,200
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冬タイヤ(TY ガリットG5 205/55R16)4本 \49,000
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ダンパ(アブソーバ)前後(ZF BOGE automatic) \43,200
・エンジンオイルフィルタエレメント(
Hengst E122H D187) \1,927×7=\11,560
・
キャビンフィルタ(MAN CUK8430) \2,402×4=\9,610
・
エンジン吸気フィルタエレメント(MANN C30 135)\3,549×2=\7,098
・
燃料フィルタエレメント(UFI 31 851 00) \3,307
・
エンジン始動用バッテリ(VALTA LN4AGM) \24,736
・
フロアマット(純正品) \19,440
・
ブレーキパッド前後(TRW純正相当品) \13,474
・
ワイパーブレード運転席+助手席(BOSCH エアロツイン)\2,900×2=\5,800
・
ワイパーブレード後(BOSCH エアロツイン) \1,950
・
発炎筒 \600×2本=\1,200
・
ヘッドランプ球(H7-55W)\0×2=\0
●小計 \244,574
前下駄車の部品手配は基本的にすべてインポーターにお願いしていましたが、120dではeBayによる個人輸入、および国内流通の純正相当品を活用する事で▲\49,116 削減することが出来ました。キャブフォワードデザインの前下駄車C4は特にワイパーブレードが高価且つ劣化も早く、スタイリングと引替えに実用車としては大きなデメリットを感じざるを得ませんでしたが120dでは普通の出費になりました。
【車検整備代】
●点検整備代(車検3回)\42,840+\44,064×2=\130,968
保険料、税、印紙・証紙代と同様に、3回の車検を受けた事で+\91,018 の大幅アップとなっております。
【油脂類】
・エンジンオイル(
シェル RIMULA Signia/
ENEOS サスティナ10W-40)33L \32,278
・ブレーキ作動液(ショップ手配、車検2回分)\1,995+\2,052=\4,047
・ブレーキ作動液(ミヤコ FC3000-1) \1,428
●小計 \37,753
エンジン油の交換インターバルは1.5~1.6万km毎で変えていませんが、油量が3.6→5.5Lと大幅に増加した事の影響で+\11,579 のアップとなりました。
以上より4.5年10万kmでの出費は合計 \2,792,960(前下駄車比+\792,646)となりました。1年当たりの出費は \620,658/年(同+\120,579/年)、走行距離当たりのコストは \278,622/万km(同+\79,417/万km)となりました。新車で購入した前下駄車に対し、車検残期間の関係で都合3回もの車検を受ける結果になった事と、ラックEPS交換という高額修理が発生した事が響いて年間の維持費は+24%、走行距離当たりでは+40%も増える結果となってしまいました。。。
しかしながら販売台数の少なかったシトロエンC4に比べると、(パワートレイン系を除けば)部品の入手性は格段に良く、また並行車であるにも関わらず普通にディーラで部品手配や修理を受け付けて頂けるのは維持する上でたいへん助かっております。
この先もこの国でFR+ディーゼル+MTのコンパクトな下駄車が現れることはまず無いでしょうから、
初期型N47D20機関の懸念点であるタイミングチェーン切れに見舞われない限り、このまま20万kmオーバーまで働いてもらう予定です。
Posted at 2016/09/26 00:31:00 | |
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