
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
九州や家系ラーメンでは、好みで麺の硬さを選ぶことができます。自分は、迷わず「粉落とし」にします。メニューに「バリカタ」や「固め」までしか記載のない店でも、ダメ元で「粉落とし」を頼んでみます。
固い麺が好きな理由は、少年時代に、東京の「大田区最北端にいた私」と「品川区南端の菊池桃子さん」の悲恋にルーツが隠されています。我々は、直線距離で2kmくらいと思われる近所でした。なのに、両区の境界線の兼ね合いで別々の小学校へ通わされていました。福山雅治の名曲「桜坂」から至近で、行動範囲や家族で買い物をしていた場所も同一だったはずです。なのに、同じ校舎に通うことは許されませんでした。シェイクスピアは、この純愛をうわまわる社会的障壁の厳しさに心を締め付けられ、それを元に、大著「ロミオとジュリエット」を描き上げたという説があります。
――話は、真新しいランドセルを背負っていたその時代にまでさかのぼります。
当時、流行った「なぞなぞ」がいくつかありました。
「仮面ライダーとウルトラマンがせんべいの早食い競争をしました。勝ったのは、どっちだ?」
答えは、ウルトラマンです。仮面ライダーは、「噛めんライダー」でもあるのです。
「仮面ライダーとウルトラマンがカップラーメンの早食い競争をしました。勝ったのは、どっちだ?」
今度は、仮面ライダーが勝ちました。ウルトラマンは、地球上では3分間しか体力が持ちません。
ウルトラマンが3分間しか戦えないのは、制作費の兼ね合いだという説が有力ですが、のちに、上述の常識が覆ることになりました。高校時代になって、明星食品から、お湯を入れてから1分間で食べられる「クイックワン」というカップラーメンが発売されたのです。画期的商品でしたが、麺が伸びるのも速く、そこが弱点でした。自分の仲間うちでは、3分間を要する普通のカップラーメンをクイックワンと同じ1分足らずで食べ始めるのが標準になりました。男子高校生の食欲は、3分間も待てないものだったのです。――この習慣こそが、私が粉落としを好きになった原点です。
実録は、以上です。
既に、本編のほうで、どぶろっく的妄想がさく裂していましたが、ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、小学校低学年の2人が失楽園になってしまうのを恐れた運命の神様が無理やり引き離したんじゃないの~。
君よずっと幸せに
風にそっと歌うよ
愛は今も愛のままで
Posted at 2025/02/22 07:44:50 | |
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