
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
1985年にヒットした中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」は、売上50万枚の名曲です。この枚数の規模を計る指標として調べてみると、松田聖子の「赤いスイートピー」も50万枚でした。これくらいになると、ラジオや町中で1日中流れている感じだったと思います。
「翼の折れたエンジェル」が驚異的なのは、YouTubeの再生回数が1,500万を超えているところです。世代を超えて、現在も愛され続けていることが分かります。「Seventeen、初めての朝」に続けて、「少しずつ、ため息覚えたEighteen」というフレーズが印象的でした。
一方で、歌いだしには、初めて聴いたときから長く抱え続けてきた違和感がありました。「ドライバーズシートまで横なぐりの雨」の描写が理解できなかったのです。ネットでも、「窓閉めればいい」的な論評が散見されています。
この点に関しては、40年近くが経ち、導き出した解が一つあります。上述の恋人達の関係が冷めきってしまった状態の比喩であろうとみています。翼の折れたエンジェルは、風雨をしのげる車内にいても、気が休まりません。ワイパーが効かないほどの豪雨を直接浴びているかのような沈鬱に包まれていたのではないか、という推測です。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺がヒーローだったら、悲しみを近づけやしないんじゃないの~。
(単なるファン向けの握手会で)forty-nine2人は出会い、桃子は、心を傾け、拙者に預けてくれました。
しかしながら、30秒間だけの出来事で、拙者だけではなく、ファン全員に対して平等でしたから。切腹。
(桃乃木侍)
Posted at 2024/03/17 08:58:42 | |
トラックバック(0) | 日記