
「明日予定通り北海道に帰るから、空港に迎えに来てね」と改めて連絡があった。心なし言葉も優しい感じである。
ということで片道380kmも走ってヨメ子さんと子供たちを迎えに行くことが今回のプチ旅行の目的で、タイトルに有るアッシーの夏である。
しかし、長年続けたアッシー活動であるが、やっと息抜きの仕方も心得るようになってきた、今回は時間に余裕を持っての北海道縦断アッシーの旅となる。
霧雨の朝であったが、湿度は低く爽やかな朝となった。
一晩泊まった宿泊所は快適で冬季間に使えるのならスキー旅行の宿に使ってみたいものである。
さて、少し早めに出発して道路が混み合う前に目的地を目指そうか。
ぴっぷスキー場の横を通り抜け。
中富良野の北星山スキー場を通り過ぎる。
このゲレンデは花の咲いている時期にはラベンダー園となり、リフトは観光リフトとして活躍する。高所恐怖症の僕は夏のリフトが苦手なのでいつも通り過ぎるだけ。
同じ道を進むと富良野スキー場が見えてくる、朝食を食べる店を探しをしたのだが、午前9時前に空いている店を見つけることが出来ず先を急ぐ。
道路が空いていたのでスムーズに占冠村に有る道の駅に到着。
たしか、蕎麦屋さんがあったはず。昨日の夜から胃袋はそばを求めている。
しかし、ここの蕎麦屋さんも営業時間前であった、既に空腹度はMAXだったので同じ建物にあったおにぎり屋さんでエゾ鹿のそぼろが入ったおにぎりとコロッケを調達。
うまかったー。鹿肉は醤油で甘辛く煮たもので生姜がアクセント、獣の感じがしないので誰でも食べることができそうである。
この道の駅ではレンタルサイクルが可能、しかも無料である。
腹ごなしにちょっとサイクリングすることにし、近所をうろうろ。
スキー場が見えたので麓までペダルを漕ぐ。
占冠といえばトマムが有名であるがこのヤマは国設占冠中央スキー場、熊の出そうな砂利道をエッチラオッチラと進む。初めて近くまで来たが、自分のホームゲレンデよりも楽しそうなゲレンデだなぁ。
ビビリな僕は熊が怖いので長居はせずに引き返す。
なんだかんだ2時間位のサイクリングを楽しんだのである。
占冠村を後にして遅い昼食を。今度こそ蕎麦だ!
せっかくなので北海道を縦断するために鵡川町へ、最北端から太平洋岸に到着。
エアコンを使う時間が短いので燃費も悪くない。
GSで蕎麦屋さんの場所を聞き訪ねてみる。
午後遅いのに結構混んでおり提供まで30分ほど時間が必要と女将さんが言う、この先も急ぐ理由もないのでこのお店で休憩を兼ねて昼食を。
メニューには豊富な品書きが、目移りばかりする。
結局おすすめっぽい牛タンと蕎麦のセット。すごくダシの利いたそばつゆに、昨日からの「うぅ、そばぁ~そばぁ~」といった欲求不満も消し飛んでしまった。
今日の宿は武川からほど近い厚真町、
昨年のアッシーで立ち寄った施設に泊まります。
震災復興は少しづつ進んでいますが、運転しながら見える場所にも震災の爪痕が見え隠れする、復興が少しでも早く進みますように。
温泉に入ってのんびり過ごし、21時過ぎに新千歳に着陸する青森便を待ちます。
少し早めに出発、空港で腹ごしらえするとしよう。
しかし、お目当ての豚丼店はタッチの差で閉店。
ならば、八雲のごま蕎麦と思ったら、間に合わず。
トンテキ!ちょっと重い。
んー、地元でもいいか・・・
観光に来たわけでないし・・・
ちょっと心惹かれるがこれも重そう。
石屋製菓のパフェとパンケーキは美味しそう。でも20時過ぎにオッサン一人で食べるのも味気ない。
豪華すぎる。。。
これも、1人ではさみしいぞ。
結局食べたものは到着ロビーで家族を待ちながら。
てんやの天丼と蕎麦を頬張る。これまた蕎麦とか・・・・
変な人だなぁと自分でも思う。
さぁ、ちょっと遅れて飛行機が到着。
長男くんも荷物持ちとして大活躍だ、ヨメ子さんも珍しく眉間にシワが寄ってない、リフレッシュしたようだ。
そして、カブトムシが10匹入った籠を抱きかかえながらジナン君が嬉しそうに歩いてくる。
それぞれの元気な顔をみて考える、これならアッシーのやり甲斐も有るもんだとしみじみ。

Posted at 2019/08/14 16:29:28 | |
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