JGC第2戦：Z34初優勝＆PN2初代ウィナー＆デビューウィン

全日本ジムカーナ選手権第2戦＠名阪スポーツランド。
なんと、
PN2クラスで優勝を飾ってしまった。
全日本では、

- Z34初優勝 　- PN2初代ウィナー 　- ドライバーはデビューウィン

の一生に一度しかない三冠のチャンス。

準備不足が否めない状況であったが、
何とかこの機会をものにできた。

Wエントリーで多くのアドバイスと模範走行を披露して頂いた壺坂選手、
会場で暖かくプレッシャーをかけてくれた旧友/先輩方、
Z34とドライバーを懲りずにご指導くださったAZURの皆様、
そして、ここまで一緒に闘ってくれたライバル、
ただただ、ありがとうと申し上げたい。

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前日の公開練習はWet。
初めて見る名阪、そのレイアウトを覚えるだけとなった。
ただし、Z34のABSとRIGIDのパッドとの相性は非常によく、
2位のFD2シビックとは1秒差。
トップタイムの好感触でWet練習を終えることができた。
この日、決勝コースが発表されるが、それを見て卒倒しかけた。
「こんなに長いのか…。(-o-"」
コース図のラインを目と指で追っていくと、
いつの間にか周回し続けていた…。

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そして、決勝当日はDryコンディション。 抱えている不安は一抹どころではない。 コースを覚えるのも、攻略法を考えるのも、 慣熟歩行の仕方も、トイレのタイミングさえも、 何もかも浮き足立ってチグハグ。 とにかく「しっかり走りきる」ことだけに集中した。

1stヒート。 テクニカルな前半セクションをこなし、 気づけば中間計測ラインを通過。 「あれ？こんなに早かったっけか？＞中間ポイント 　　ミスコースかなぁ、黒旗が上がるかなぁ…」 などと不安に抱えつつ、オンコースで走りきった。 この時点で暫定トップ。

2ndヒート。 Dryの名阪を1周できたことで、 もう少し攻略したい、恥ずかしくない走りがしたい、と思い、 少し出てきた気持ちの余裕を使って、イメージの修正を試みた。 縁石を逃がさないこと、360°ターンをきっちり決めること。 前半はリズムに乗って中間タイムを更新。 しかし、鬼門の外周S字からリズムを崩して後半は詰められず。 それでも0.15秒タイムアップしてゴール。

#↑ALPHA RIGIDのHPから借用。

ライバルがペナルティに沈んだおかげもあり、 優勝という栄冠を掴むことができた。

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2010年、神奈川シリーズを初めとして、
各競技会でZ34の可能性を詰めてきた。
名阪の高い縁石も、Z34とSUPER OHLINSだとものともしない。
重量が仇になることもあれば、味方にもできる。

記念すべきPN2初ウィナー獲得、
しかも、重量級FRは不利と思われていた名阪での勝利は、
Z34の更なる可能性を予感させるには十分かもしれない。