全日本ジムカーナ、中盤戦最後の第6戦。
今年の
仙台ラウンドは、
仙台ハイランドレースウェイ、
しかもレーシングコースで行われた。
2コーナー先で折り返す
高速な
前半セクションは、
強烈な
アップダウンを
往復することになる。
このセクションで、
Z34のV6エンジンの
トラクションを活かし、
どれだけタイムを
稼げるか? それがポイントだ。
Z34には
有利に働くはず。
「
重さを味方に、トルクを友達に」を合言葉に、
広いコースをバキューンドキューンとハイスピードに駆け回るコースを思いっきり
堪能した。
ライバルのミスに助けられつつも、PN2クラス
優勝!
しかも、
ライトオンでのウィニングランである。
:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
金曜日練習はカントやグリップレベルなど、コースの
クセを掴むことで精一杯。
前半セクションを中心にZ34の良さを活かす
戦略を詰める。
結果、土曜日公開練習は、中間ベストは叩き出すも、後半テクニカルセクションでタイムを
落として、
シビック松本選手から遅れること0.2秒の、
2位。
課題は明確だった、
気持ちの問題。
後半セクション、ホームストレートに並んだパイロンを
縦横
無尽に駆け回る、
前半から相当
リズムを切り替えなければならないのだが、余裕がない。
路面
勾配を頭に入れて
ターンコントロールをする必要があるが、まったく考慮できないのだ。
山野選手はテクニカルで
BRZマジックを見せるかもしれない、
松本選手は
シビックの得意技の
激速ターンを炸裂させてくるだろう。
ここが
凌ぎどころになる。
作並温泉につかりながら、旧暦七夕の短冊に書いた。
「
路面アンジュレーションのわかる男になりたい」
SA3山梨社長、
ご馳走様でした。
そして迎えた
決勝!
金曜日、土曜日と練習走行では1~3コーナーに規制パイロンが置かれていたが、
決勝コースはパイロンは縁石まで引っ込み、
ほぼレーシングコースを駆け回る
ハイスピードに。
そして、後半のテクニカルセクションの入口、
3速全開からの
フルブレーキングの後、
360°ターン、ここが
見せ場だ。
1stヒート。
コースサイドで前半セクションを終えて駆け上がってくる
松本選手の走りを見ていた。
オフィシャルから一斉に
黒旗が上がる!
え?!
ミスコース?
あのビンさんが? どこで?!
一抹の
不安が襲った、もしかするとどこかに
罠があるんじゃないか…。
パドックに戻り、もう一度イメージを追っかけた、いかん、
集中しろ!
ヘルメットをかぶりスタートラインへマシンを移動させつつ、やっと落ち着いたところで、
今度は
山野選手が
パイロンタッチ!
ピットウォールの向こう側、私からは見えないんだが、
物凄く攻めてるんだ、きっと。
プレッシャーがかかる、
ミスはできない、でも
全力でもがかないと。
Dunlop Z IIのグリップをフルに引き出すことだけを考えて走った。
2箇所で違和感を感じたがほぼイメージ通りにゴール。
2位に1.8秒差の
トップ!
2ndヒート。
路面温度は
60℃を超えている、テクニカルセクションには
タイヤラバーが乗っていた。
PN1クラスもタイムがなかなか伸びない中、
PN2がスタート。
松本選手がどんなタイムを弾き出すか、固唾を呑んで見守っていると…、
なんとまたもや
ミスコース、あれほどの選手がダブルミスコース。
正直何が起きたのか頭の中で理解できない状態だった。
山野選手は前半セクションの遅れが響き、タイムが伸びない、
5番手。
まだ1stヒートのタイムでトップを維持している。
そして、スタートを待っていると、前を走る原田選手が後半セクションでミスコース。
原田選手がコース外に出るまで
スタートが止まる。
ん?ってことは、もしかして…、
ウィニングラン!
僭越ながら、迷わず全ての
ライトをオン、
ハイビームにして、
バックフォグまで点けて。
ライバルは
10m先の自分!
全開で追いかけた。
中間ベストを更新するも、
ブレーキングを攻め過ぎて姿勢を
乱し、コンクリートウォールが近づく!
何とか立て直して360°ターンを回すものの、当然
タイムダウン。orz
とにもかくにも、全日本でライトオンでウィニングランという貴重な機会を享受した!
嬉しい嬉しい、
2連勝、そして今シーズン
3勝目!
シリーズポイントも30ポイント差に伸ばし、
リーダーを死守。
なんか、ちょっとだけ精神的に
強くなった気がする、
図々しいとも言う。(^^;;
戦々恐々とした状況を
楽しめるというか、プレッシャーを
吸収できるというか。
次戦、
もてぎラウンドが大きな
分岐点になるだろう。
さあ、佳境を迎える全日本、
楽しみますぞ!
_/_/_/ おまけ:再車検にて _/_/_/
さて、興奮冷めやらぬ
再車検、
重量や車高の計測に加え、
ECUコネクタを外してエンジン始動チェックがあった。
原則として作業はドライバーが行わねばならない。
私はZ34の
ECUの位置が大体わかっていたので何とか対応できたが、
FD2勢はオフィシャルも交えていろいろと
苦労していた。
もう1つの不安は、ECUコネクタを外してIGN-onした場合に、
なんらかしらの
CANエラーが発生して、
復旧できなくならないかどうか。
Z34はなんなく復帰し、エラーコードを確認しても問題なかったが、
エラーの消去などが
必要になる車両もあるのかもしれない。
ドライバーは、自らのマシンの
ECUの位置や
コネクタの外し方、
復旧方法を知っておく必要がありそうだ。
Posted at 2012/08/20 02:09:07 |
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Z34 de ジムカーナ | 日記