
次戦のステージである
鈴鹿南コースで、
サーキットセクションテスト。
アジュール川村さんと一緒に、
あれやこれやとセッティング。
あっちが良くなれば、
こっちが気になり、
細かい部分を詰めていきます。
テストなので基本的に走り方を変えずにフィーリングをチェック。
それでも、黒Zのレコードを軽く塗り替え、コンスタントに1'00台をマーク。
やっとまともに355psを解放してやることができてきたんでしょうか。
上々なセッティング。
さて、遅ればせながら、
2015シーズンの全日本ジムカーナは、
小川謙輔選手とダブルエントリーします!
ご存知のとおり、
小川選手は2013年に幕を閉じたDクラスのラストチャンピオンです。
1年のインターバルを置いて、全日本に復帰しました!
彼が乗っていた隼の約3倍の車重のZ、
彼がどう攻略していくか、乞うご期待!
ダブルエントリーは私がオファーしました。
Z nismoのセッティングを加速するためには、
小川選手のセッティング能力が必要だったからです。
とにかく適用能力の高い小川選手。
屈託のないコミュニケーションでフィーリングを共有し、
ビデオをチェックし、
不明確な現象があればロガーデータで車両挙動やドライバー操作を確認する。
すると、その現象が操作によるものか、セッティングによるものか、
勘違いをできるだけ排除しながら、
真因を最短で突き止め、次のセッティングへフィードバック。
このプロセスをテスト現場で幾度となく回すことで、
セッティングを加速することができます。
この数ヶ月で、私と小川選手の、
操舵やブレーキのタイミング、アクセルの開け方など、
挙動には現れない戦略や志向の違いもかなり明確に。
Zの正しい走らせ方には、まだまだ先があるってこと。(-_^)
Posted at 2015/03/29 02:48:43 |
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Z34 nismo de ジムカーナ | 日記