九島辰也のブログ一覧

308SW、GTiとラインナップが揃いましたが、改めて乗ってみると308Cieloのバランスのよさに感心しました。
というか、運転していて楽しいんです。ある人が306の時代に少し戻ったようだといってましたが、そうかもしれません。307はゴルフを意識しすぎたこともあり、本来の味が薄まったような気がしてましたが、308はフランス車らしさを感じられます。いわゆるフラットライドですね。それにネコ足も少々。
パワーは140psとなってますが、体感はそれ以上。トルクレンジが広いので軟弱さはありません。いいですよ、これは。問題は……顔かな。ちょっとやり過ぎ？

フォードグループからインドのタタに売却されたジャガーですが、明るき材料もあります。それはXFがアメリカを筆頭に世界のマーケットで売れていること。いまや販売台数の６割がXFだそうです。で、今日はそのXFに乗って中禅寺湖まで行ってきました。雑誌のロケです。
ステアリングを握ったのは３リッターV６。じつはV６モデルは初めて。今年２月にフランスで試乗したときはV８／V８＋スーパーチャージャーのみでした。その意味からも今日は楽しみだったのですが、XFはいい感じにその期待に応えてくれました。ボディ剛性の高さは走行安定性を高い次元で保ち、「いろは坂」のコーナーも軽くこなしてくれます。それに驚いたのはエンジンで、このV６は予想以上、数値以上にパワーを感じます。なめらかなふけ上がりは気持ちのいいものでした。ただ、アクセルペダルが軽すぎるためか、右足の足首が疲れます。この辺のチューニングが今後どうなるのか気になるところです。

写真はホワイトボディのXF。オンリーワンの室内はかなりいい仕上がりですが、フロントマスクは正直好みではありません……。

E36、Z3ベースのMロードスターといったモデルを保有してきたわたくしにとって、BMWは常に気になるブランド。クリス・バングル流デザインで多少テンションは下がっていましたが、その走りはかつてもいまも満足のいくものです。
で、今日135iクーペに乗って、またいろいろと感じてきました。このサイズでこのパワー（3リッター直6＋ツインターボ）をナチュラルに発揮させ、かつ破綻させずに走れる懐の深さはさすがとしかいいようがありません。それとステアリングフィール、アクセルレスポンスといった五感に対するチューニングも最高です。いやぁ、かなりいい。

ただ、乗り終わったあとフロントにまわると、あのびっくりしたような目のヘッドライトが。これがどうしても気になるんですよね……。

沖縄で行われたエクシーガの試乗会に行ってきました。インプレッサ、フォレスターと共通シャシーを持ちますが、こいつは３列シートの７シーターです。エンジンは２リッターのNAとターボがあり、両方試乗しましたが、意外にもNAにしては力強かったのが驚きです。乗り心地は、ターボの17インチでも快適で、味はマイルドです。で、走りはというと、レガシィをイメージするとそれとは違います。キャラクター付けという意味で、そこまではスポーティに振っていないようです。それから気になったのがNAの電動パワステ。スバル自慢！らしいですが、反力の強さなど個人的にはいまひとつ。油圧と違いステアリング剛性を高められますが、好みのフィールではありませんでした。ただ、VWもそうですが、すぐにナチュラルで気持ちのいいチューニングが実現されるかとも思います。

写真はちゅら海水族館で見たジンベイザメ。エクシーガとはジンベイザメの英名です。ウソです。