
いつもは新宿のオフィスで、仕事してんだか遊んでんだかわかんないような状態で1日を過ごしている私ですが(ウソです、ちゃんと仕事してます)、今日はちょっと別の場所でのお仕事がありまして、上野駅を利用したんですよ。
埼玉県人の私にとっては、やっぱり上野はある意味東京への玄関口、って意識が未だにあるなぁ。
なにより、あの頭端式の地上ホームがいいですよね。
かつて、そうですね昭和55年頃かな?よく「L特急」の写真とか撮りに行きましたよ、絵入りのヘッドマーク目当てで。
東北新幹線も上越新幹線も走っていない時代ですから(工事はしてましたけど)、485系を中心とする東北、上越筋の特急群が堪能できた最後の時代だったんだな。
あの頃は、110サイズのフィルムを使う「ポケットカメラ」で撮ってたんだよな、鉃道写真。
それらの写真、どこいっちゃったんだろう?
なんであの頃の写真が残っていないのかが不思議なんですけど、まあ、しょうがない。
今でも撮り鉄になりたい気持ちは多少はあるものの、なかなか行動には移せないですねぇ・・・
さて、仕事を終えて上野駅から電車に乗ろうとすると、地上ホームに「北斗星」が停まっているではありませんか!
もはや、本当の意味でのブルートレインがほとんどなくなってしまった中で、昔ながらの24系25型ベースの車両を使っていると言う意味でも希少かつ貴重ですよね。
カシオペアは・・・あれはもはやブルトレとは呼べませんからね。
しかし、登場時には夢の豪華列車と言われた北斗星も、やっぱり車両の経年劣化には勝てないという雰囲気が隠せなかったですね。
24系25型のデビューって、35年以上前ですよね?
いくら修繕更新を重ねてきたとしても、そろそろツラいんじゃないのかなぁ、と思うところです。
あ、でもですね、牽引機は新しくなってますよ!
EF510ですからね、EF510!
しかも北斗星の専用色をまとった、なかなかのハンサムというか、オシャレさんというか。
EF81のほうが旅情は感じますけどね、客車との統一感も含めてこちらに軍配を上げたいところです。
このEF510ですが、カシオペア用の牽引機もあります。
もちろんこちらも専用色です。
以前のブログでもちょっと紹介したのですが、ちょっとメタリックな感じもなかなかカッコいいです。
ま、オリジナルの貨物牽引用の赤色が一番しっくりくる、って意見もありますけどね。
なにしろ、レッドサンダーですから!
さて、前フリが長くなってしまいましたが、今日のタイトルの件なんですけどね。
北斗星の「札幌行」って表示を見ると、やっぱり北海道に行きたくなるじゃないですか。
クルマ好きを自認する身としては、自分のクルマでドライブしたいですよね。
もちろん、私も鉄のはしくれですから、北斗星やカシオペアにも乗りたくはあるんですけど。
で、北海道をマイカーで走りたいとなると、基本的にはカーフェリーしかないじゃないですか。
あれはあれで結構良いとは思うんですよ、今は料金もいろんなキャンペーンやってて割とリーズナブルにあげられますからね。
我が家も関西在住時には大阪からカーフェリーで北九州まで行ったりしましたし。
でも、それ以外に選択肢ってないのかな?と考えた時に思い出したのが「カートレイン」なんですよ。
ちょっと調べたら1985年から運行されていたらしいですね。
非常にもっともな理由で今は全く走っていないようですが。
まあ、想像はつくかと思いますけど、クルマの大型化に対応できなかった、ってのが一番大きいんじゃないでしょうか。
あれって、普通の貨車にフォークリフトで積込んでたんですってね。
天候や防犯面のことを考慮すると、屋根なしだとマズい、ってことらしいんですけど。
でも貨車の物理的なサイズの制約から、幅が1600ミリまでのクルマしか載せられなかったそうなんですよ。
当時はほとんどのクルマが5ナンバーだったとは思いますけど、それでも1600ミリ未満の全幅の車両って少なかったはずですよね?
きっと、当時でも軽自動車とかリッターカーレベルのしか載せられなかったんじゃないかなぁ、と思うんですけどね。
うーん、今の時代だったら載せられるクルマは、少なくとも軽以外では全くなさそうな気がするなぁ。
企画としてはいいと思うんですけどね。
あー、でも考えてみると、今は普通の通勤電車とかも幅が広がってるじゃないですか、明らかに。
車両の下部はすぼまってますけど、車体そのものの部分は広くできるわけですよね。
だとすると、全幅2メートルくらいまで対応できる「新カートレイン」用の車両を新造してもらえないでしょうかね?
採算は合わないような気がしますけどね、シミュレーションするまでもなく(汗)
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Posted at
2010/10/24 00:01:25