
やっぱりトヨタはスゴいというか、昔からクルマ造りはもちろんのこと、それをどうやって販売していくかということに対してもいろいろと知恵を絞っていた感じってありますよね。
まあ、マーケティングだと言ってしまったら一言で終わってしまうのですが、それ以外にもクルマを文化として後世に残そうとする意思を感じるというか、要するにそのあたりは他の日本車メーカーよりも社会的責任を負っている、あるいは果たしているような気もするわけです。
で、今日はこんなのを見に行ってきましたよ、クラウン60周年記念展。
日本が誇る名車、クラウンの60年の歴史を振り返るというイベント、場所はお台場のメガウェブにあるヒストリーガレージです。
メガウェブ及びヒストリーガレージについては、もはや説明の必要もないくらいかとは思いますけど、特にヒストリーガレージは楽しいですね。
今までにも何回か行ったこともありますけど、展示されているヒストリックカーを眺めているだけでも楽しいものです。
特に60年代から80年代の日本車が多いところも幼少期の記憶と重なって郷愁を感じますし、何よりも入場料が無料というところもうれしいではありませんか。
さすがトヨタ、太っ腹!
今回ももちろんクラウン以外のクルマもスマホに収めてきましたが、ま、タイトル通りクラウンオンリーでいきます。
私の自宅からメガウェブまでは、首都高での多少の渋滞を含んでも1時間ちょいといったところ。
ひとりでレインボーブリッジを渡って台場で降りるのは、あまりパッとしませんけどね。
だけど渋滞していない限りは首都高はとても気持ちがいい道路というか、東京の街並をかきわけて走る感じはなかなか快感ですよね。
関東出身者として少なくとも免許を取得してからもう30年近く首都高を使っているわけで、老朽化であったり構造的な欠陥?なんて問題も多いですけど、それでも好きな道であります。
青春時代の思い出と直結するところも、つまり、若い時にその時々の彼女と首都高走っていた時の風景とか光景を思い出しちゃうぜ、みたいなところもあるからなんでしょうけどね。
前置きが長くなりましたが、それではクラウン60周年記念展、行ってみましょう。
パレットタウンの駐車場にF30ちゃんを停めて、まずは腹ごしらえですね。
ヴィーナスフォートの中にある「麺屋空海」でとんこつらーめんと炭焼焼豚飯、美味しかったです!
食べログなんかの評価はそれほど高くなかったのですが、充分イケてるお味でしたよ。
満腹、満足になったら、すぐ先にあるヒストリーガレージを目指しましょう。
では、ここからは簡単にクラウンの写真を貼って行きまーす。
初代のラリー仕様かな、オーストラリアでの耐久レース出場時のクルマのようです。
正直なところ、今の視点で見るとやぼったいデザインではあるのですが、でも妙な迫力がありますね。
お次は二代目、この頃からトヨグライドというオートマがあったんですね。
テレビのCMも流れていたんですけど、かなりこのAT推しでした。
白いクラウンですね、三代目でいいのかな?
タイトル名もあるように、ハイライフ、白いクラウンなんて感じで、当時のちょっとハイソな、かなりハイソかな、の家庭をターゲットにCMを流していた感じで、そんなに対象顧客がいたのかなぁ、という疑問はあるのですが、明確な戦略が感じられますね。
私結構好きなんですよね、クジラクラウン。
販売的には失敗だったといわれておりますけど、今の時代でも充分に通用するスタイリングじゃないですかね。
CMではエレガンツクラウン、なんて表現だったみたいです。
このワゴンモデルがまた渋いなぁ。
で、これが五代目でオッケー?
先代の不評を払拭すべく保守的になったデザインのようですが、これはこれでカッコいいですね。
ちなみにこれ以降のモデルは、個人的には割と見た記憶というか、そういうものが残っているので写真は割愛。
そうそう、会場内で流れていた歴代クラウンのCM、今はYouTubeあたりを探せばいくらでも見ることは出来そうですけど、それでも大画面で連続してみることが出来るのは良かったです。
故山村総聰さんが出演されている昔のクラウンのCM、どれも渋かったし味わい深かったです。
先ほどもちょっと書きましたけど、どう考えても日本における上流階級の方に対しての広告であるような気はしたのですが、そのへんがかえって憧れを増幅させたんでしょうね、一般的な庶民の。
いつかはクラウン、なんて言葉が後に生まれてくるのもわかる、といったところでしょうか。
というわけで、なかなか充実した半日でありました。
残りの半日はダラダラ昼寝してましたけど(笑)
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自動車博物館 | 日記
Posted at
2015/10/15 20:13:40