
というわけで、私のブログの中ではあまり人気というかレスポンスがない「あれから〇〇年経ちました」シリーズであります。
基本的には昔の雑誌等に掲載されていたショップや人気スポットについて、〇〇年後の今でも存続、存在しているのか ? ということをWEB上の情報等から調べるという内容で、まあ、確かにあんまりニーズはなさそうだよね、というネタであります(笑)
とはいえ、個人的には結構好きなんだよねこういうの、ということで今回久々にトライしてみた次第であります。
さて、今回テーマに選んだのは、今を去ること19年前、1999年のちょうど今頃にお台場に新しくオープンした「ヴィーナスフォート」の中にテナントとして入っていたショップやレストランが今でも営業しているのか ? というところを調べたいと思います。
ちなみにヴィーナスフォート、我々クルマ好きの間ではトヨタが運営している「ヒストリーガレージ」があることで有名ですね。
このヴィーナスフォート、当初は期間限定10年間の出店だった予定が、様々な事情と思惑が重なって未だに営業を続けているということなのですが、その話題は今回の本題ではないので割愛。
ということで、見づらくて申し訳ございませんがまずはこちらを。
これは以前購入した、1990年代の東京ウォーカーの記事を抜粋再構成した雑誌の中に掲載されていたショップリストであります。
1999年8月24日発売号とのことですね。
今回の調べ方は非常に単純で、ここに掲載されているショップリストと、現在のヴィーナスフォートのサイトに掲載されているショップリストを突合していくだけであります。
その上でカテゴリーごとに存続している店舗と、存続率を記載してみようかと。
ヴィーナスフォート、のちにアウトレットゾーンを増設したということで、ざっと数えてみたら現在は161ショップくらいありそうです。
さあ、それでは調べますが存続率はどれくらいでしょう。
私の予想だと、うーん、2割は切っているような気がするなー、20年近く経っていれば世の中のトレンドも変わってきちゃいますからねぇ。
え、え、マジですか ?
今一応一通り調べ終わったのですが、私、調べ方を間違えているのかなぁ。
結果をエクセルにまとめようと思いましたけど、全くそんな必要もなさそうな・・・
あのですね、1999年のオープン当時の137ショップのうち、今でも存続しているのは「7ショップ」だけでした・・・
存続率は驚きの
「5.1%」うーむ、まあ確かにサイトのショップクローズ情報やオープン情報を見ても非常に入れ替わりは激しそうですけどね。
だけど、こんなに顕著だとは思いませんでした。
カテゴリごとにトピックスを記載すると、レストラン、カフェ系は27ショップ中3ショップの存続で、存続率は11.1%の状況。
(ポルトフィーノ、コバラヘッタ、イルフォルノの3ショップ)
アクセサリー、雑貨系は30ショップ中3ショップの存続で10%の結果。
(4℃、マイケルネグリン、フォリフォリの3ショップ)
ファッション系は79ショップ中、わずかに1ショップ、ポロラルフローレンだけの存続で、1.3%かぁ・・・
コスメに至っては26ショップ中今でも残っているショップはありませんでした、ゼロです。
うーん、ここまで極端だとは思わなかったなぁ。
ファッション系なんかを見てみるといわゆる日本の大手アパレルグループ、オンワードとかフランドルとか三陽商会なんかのブランドが全滅で、代わりにアーバンリサーチみたいな比較的低価格帯のセレクトショップが勢力を伸ばしていますね。
フアッション系もコスメ系も、今でも普通に名前を聞くブランドが1999年時点のリストにも記載されていますから、これはこのヴィーナスフォートに来るお客さんと客層が違うとか、そんな感じの理由で撤退したのかもしれません。
少なくともヴィーナスフォートって、大人が買い物を楽しむ場所ではないという感じでしょうか。
何となくぼやっとした結果で終わってしまいましたが、こんな感じでしたー。
お時間ある方は、過去の調査ネタもぜひご覧くださいませ〜
ブログ一覧 |
昔話 | 日記
Posted at
2018/08/19 11:08:38