
いつものように何か面白い動画ないかしら?なんてYouTubeを徘徊していた私、とても面白いというか、心魅かれる映画がアップされているのを発見。
最初はどんな映画だろうと内容をちょっとだけ確認するくらいのつもりだったのですが、どんどん引き込まれて結局最後まで見てしまった次第です。
ま、最後まで見ても1時間半はかからないくらいの長さではあるのですが。
1972年制作の五木寛之さん原作の「ヘアピン・サーカス」、独特の世界観ですけど、印象に残りますね。
あらすじやレビューなどは
ここをご参照いただくとして、とても味わい深い、という表現もあまりしっくりこない気はしますが、ある意味救いのない内容というか、虚無感ばかりが感じられる内容というか、いやいやもっと本質は深いところにあるんだなきっと、と感じられるというか、とにかく良かったです。
五木寛之さんは他にもクルマが重要な役割を占める作品をいくつも発表されていますが、どれも好きです個人的には。
あまり難しいことを考えずに、トヨタ2000GTの雄姿や、当時の東京や横浜の街並み、当時の路上を走っていた懐かしいクルマの数々、あとは全編を通して流れるオシャレなジャズ、そういうところにフォーカスして鑑賞するのもアリだと思います。
昭和を再発見する考現学的な観点というか、まあちょっと違うかもしれませんけど。
いずれにしても主人公の一人は当時のトップレーサーだったということですし、そういう点も走りのシーンにおいても説得力を感じるところなのかなぁ、という気がします。
この動画がいつまでアップされているかはわかりませんが、良いものを見せていただきました。
しかしこうして改めて2000GTを見ると、やはりものすごくカッコイイよなぁ、唯一無二の存在だよなぁ、なんて思ってしまうところですね。
日本においては隼人ピーターソンの愛車というだけで、ひょっとしたらちょっと悪役イメージがついた時期もあったかもしれませんけど。
ところで、当時の2000GTの美しさを彷彿とさせる現代(ヒュンダイではない)の日本車もありますよね。
以前もちょっとネタにしたことがありますが、ロードスターRF、これって絶対スタイリング的にはトヨタ2000GTにインスパイアされているような気がするのですがいかがでしょうか。
流麗なラインはとてもイメージが似ているというか、そんな気がしてならないんですけどね。
昨日のブログではSLK萌え~、なんて言っていた私ですが、RF萌え~、なんてこともちょっと思っていたりするわけで・・・
お前も節操がないね、というところではありますけどね。
でもカッコいいんだよう。
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Posted at
2021/03/13 09:54:58