
そう、これで良いんですよ。
これで、なんて言ってしまっては失礼になるかもしれませんけど、でもまあそんな感じですよね。
私も一時期乗っていたことのある二代目のベクトラ、発売当初から輸入車らしい威張りや存在感とは無縁なクルマでしたが過不足のないクルマでした。
第二のVWになる!というヤナセの野望が達成されることは遂にありませんでしたが。
もはや市場に流通している物件なんてないだろうな、なんて思っていたら奇跡的に出てきたこの個体、カーセンサーにもグーにもどちらにも出ていますが程度良さそうですよ。
走行もまだ2.2万km、販売価格は乗り出しで100万円を超えてしまいますが、この金額をどう見るかですね。
ベーシックグレードのGLですから新車価格でも270万円くらいだったように思いますが、相場が形成されるようなクルマでもありませんし、探していた方がいたとすれば納得のお値段なのかもしれません。
元オペリスト、ってそんな言葉はないかもしれませんか、の私から見たら非常に魅力的に思えるんですけどね。
今のクルマから見たらとてもコンパクトにまとまっているように思えますし、それでいてドイツ車ならではの塊感みたいなものも確かに感じますし。
改めて冷静に観察すると、VWに取って代わるためには何かもうちょっと足りなかった感はあるのも事実ですけど。
しかし、私、みんカラユーザーの中でも、ひょっとしたら一番オペルネタをアップしている人かも(笑)
少々無国籍感のあったオペルですが、私は好きでした。
いすゞ繋がりという部分的もありましたしね。
ちょっと前に多少盛り上がったオペル日本再上陸の話も、いつの間にかどこかに消えてしまった感じではありますが、ま、要するに日本にはあまりご縁がなかったということなのかもしれませんね。
VWを失ったヤナセにとってはあてが外れたというところかもしれませんが、この辺はとても難しいというか、うーむ、悪くないんですけどね。
オペルには輸入車としてのステータスがないよね、的な話はよく聞くところではありますが、VWだってそんなに高級路線ではないわけですし。
元々のブランドの認知度なんですかね。
でもヤナセは最初はきっと自信満々だったんだろうなぁオペルに対して、きっと。
俺たちの販売力をもってすれば、みたいに思っていたことは想像に難くありません。
いずれにしても今となっては記憶の中のクルマになってしまったわけで、懐かしさとともに思い出もよみがえるという感じですかね。
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Posted at
2024/09/27 08:21:22