美人は相手を選びます。

BOSEってそういえば純正搭載以外のカーオーディオからはもう撤退しているんでしたっけ？
かなり昔から憧れのスピーカーブランドというイメージがありましたが、やはりアフターマーケットのパーツとしてだと企業理念に合わない部分もあったのかな？
トータルでシステム組まないと意図するサウンドにならない、みたいな。
だけど、今はリアシェルフにブランドロゴを入れたスピーカーを載せているクルマも少なくなった気もしますが、そんなこともないのかしら？


というわけで、タイトル画像は30年前、1995年のBOSEの広告です。
カー雑誌におけるBOSEの広告自体は、1980年には既にあったわけですが、当時は技術解説的な内容だった広告も15年後には随分一般向けになった感じですね。
でもタイトルにもしましたが｢美人は相手を選びます｣というコピーに何となくプライドみたいなものを感じちゃう？
まあ、そんなに深い話ではなくて当時流行っていたイケテるクルマにピッタリですよ！くらいの意味合いだとは思いますが、割と大胆なキャッチだよね、なんて思った次第です。
(実際には取り付けスペースが必要ですよ、というお話なのですが笑)
掲載されていたのが輸入車大好きCarEx誌なので、ま、特にハレーションは起きなかったとは思いますけど(笑)
で、当時流行っていたイケテるコンパクトハッチの3台、なるほど初代3シリーズコンパクトに、ゴルフⅢに、そしてオペルアストラか。
いやー、何というか当時の空気感がよみがえってくるなぁ。


ここに挙げられている3台、それぞれよく売れていましたよね、当時。
というかBMWだと3シリーズコンパクトの後継は1シリーズ？ゴルフは今はゴルフⅧ？いずれも引き続き売れていますもんね。
アストラだけはオペル撤退に伴いそのネーミングも今や忘却の彼方という感じですが、一定の存在感はありましたもんね、当時は。
こうした輸入車のコンパクトハッチのリアからBOSEのロゴが覗いているというのがオシャレな感じだったんだろうな。
私はもう社会人になっていましたが、大学生だったとしたらこういう広告に触発されて無理して中古のアストラでも買ってBOSEのスピーカーを載せていたかも？
あ、しかし今になって思うのは当時のオペル礼賛の記事、いろんな雑誌に掲載されていた、あれは全部ではないにしてもタイアップ記事に見えないようにしたタイアップ記事も間違いなく多少はあったよね、なんて感じるところではありますよねぇ。
さすがヤナセ、といったところですかね。