もう何度目かの5ナンバーゲレンデネタ。

というわけで、一応元ゲレンデ乗りの私でありますが、あれももう四半世紀前の話だと思うと、何というか時代の流れは早いよね、みたいな。
自分のゲレンデについてのネタは過去結構アップしていますから今回はやらないのですが、まあ今までの愛車の中で一番所有欲を満足させられたクルマであることは間違いありません。
当時は500万円で何とか4年落ちのゲレンデが買えたのですが(程度は良くなかったけど)、今ではとてもその価格で買うのは無理のようですね。


ところで、私はいわゆるW460タイプのそれも5ナンバーのゲレンデに昔から心惹かれていて、過去にも複数回5ナンバーゲレンデネタをアップしておりまして。
5ナンバーで乗れるのはディーゼルモデル、日本においてはほぼ1980年代後半の300GD一択になるかと思いますが、魅力的ですよねぇ。
タイトル画像は現在カーセンサーに掲載されている物件ですが、燦然と輝く5ナンバーが目にも眩しい感じであります。
2桁ナンバーだったらさらに萌えるのですが、そこまで贅沢を言ってはいけませんね。
驚くのはその価格で、何と総額1100万円！
でも今はそれくらいが相場なのかしら。
自分の過去ブログを見ると、相場が高騰して今や600万円台！なんて文言も見られますが、そこからさらに倍近くってことですもんね。
今や希少で貴重な存在でしょうし、いくら払っても手に入れたい方も多いのでしょうね。
ちょっとプリミティブな感じのこの佇まいにノックアウトされてしまう方も多いのでしょう、私もそうですけど。


だけど、旧車の価格を高める要素って何なんでしょうね。
市場における人気度はもちろんあると思いますが、発売時には不人気車だったクルマでも驚くくらいのプライスが掲げられたりしていますし。
ま、お店の価値観とお客さんの価値観が一致していれば何の問題もありませんが、要するにかつて憧れたクルマを大人になってから買おう、なんてことがあまり成立しない時代になってしまったのかなぁ、と。
私が乗っていた1994年式のG300も、もしまだ持ち続けていたらそれなりの価値になっていたのかしら？程度イマイチでも。
いずれにしても、いつかは再びゲレンデにという気持ちは忘れていないよ！という意思表明でありました。
うーむ、しかし見れば見るほど渋いゲレンデだよなぁ。
これに乗っていたらもう一般的な見栄の世界というか、そういうところからは完全に違う世界にいられそうですね。
全てを悟った酸いも甘いも噛み分けた大人にしか許されないクルマのような気がします。
はい、私にはそもそも資格がないってことですね。