
えーと、私は「熱中しがち君」の富士通テンが最適ってことね、グローバルポジショニングシステム。
ふーん、どれどれ、なるほど近日発売予定だから価格はまだ未定なのね。
でも軽く30万円は超えそうだけど・・・でも今時搭載していないのも恥ずかしいしなぁ、ボーナス出たし思い切っちゃうか !
それにカーマーティーならゲームやカラオケのCDも読み込んで表示出来るみたいだし、高付加価値ってことですよね。
よし、買っちゃうぞカーナビ ! うひょー、楽しみ〜
なんて思っていたかどうかはともかくとして、今から25年前の1994年4月号のクルマ雑誌の特集のお話であります。
もう迷わないナビシステム購入ガイド、というタイトルですから、そろそろいろんな機種を比較検討出来るくらいには普及し始めた時代だったということでしょう。
ところで、冒頭の「熱中しがち君」ってなに ?
何で富士通テンなの ? というところですが、まずは下のチャートをやってみませんか ?
選択肢がいろいろと時代を感じる部分もありますけどね、ルー大柴さんの名前とかボディコンのカワイイ女のコとか、あとは何でも決めてくれる落合選手夫人というのもすごいなぁ(笑)
これ、一応メーカー別に7タイプの設定がありますけど、うーん、私初めて買ったカーナビはカロッッエリアのだったんだけどなぁ。
まあ、いいか。
どうでした、皆さん。
どのタイプになったでしょうか。
オートマ君の住友電工、マメオ君のカロッッエリア、欲張り屋さんのアゼスト、ラクチン君のソニー、熱中しがち君の富士通テン、ど文化系人間のアルパイン、そしてナルシスト君の三菱ということらしいですけど、ちょっと乱暴なタイプ分けだなー(爆)
あ、でもここに出ているメーカーはいずれもまだカーナビを製造しているのかしら ? それとも撤退した企業もあります ?
おっと、このチャートには出ていませんが、特集の中には、パナソニック、ケンウッド、エクセディオ、東芝、マスプロのカーナビも紹介されていますね。
エクセディオって、どこのメーカーのブランドだろう ?
ま、いずれにしても、こういう特集を熱心に読み漁っていた、この時26歳の私であります。
しかし、やっぱり高価だなぁ、どのナビも。
大体どのナビもモニター別の本体だけで30万円オーバーがほとんどですもんね。
パナソニックのプレステージナビゲーションシステムV-1000なんて機種は、何とモニター別で59万8000円ですって !
というか、普通に中古車のカッコいいの買えちゃうじゃん、というところであります。
それでもローンを組んででも導入した若者、多かったんだろうなぁ。
それと今では信じられないことに、1994年春の時点では自動でルートを引いてくれる機種って少なかったんですね。
ちょっと数えてみると紹介されている上記12ブランドのカーナビのうち、自動ルート探索が出来る機種はわずかに3ブランドだけですよ ! 住友電工と富士通テンとパナソニックだけ。
つまりそれ以外のカーナビは目的地を設定した後、自分でルートを引くというか経由地をセットしなくてはいけなかったようです。
いやー、それは面倒臭いなぁ。
もっとも当時は自車の位置がわかるというだけでも有用だったんでしょうけどね。
ちなみにソフトはCD-ROMが基本で、あとは独自規格のICカードとか・・・
月並みな感想ですけど、技術革新ってすごいよなぁ。
Posted at 2019/02/14 16:55:32 | |
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