
5年くらい前にも同じタイトルでブログアップしていたようなんですよね、私。
いや、何で突然コルベットなのよ、というお話なのですが、最新型のコルベットって、まんまスーパーカーの形をしているのに案外リーズナブルでお得だよねー、なんて記事をちょっと前に見たなぁ、ということを思い出しまして。
もっとも、サーキットの狼世代の私の心に刺さるのは、やはりジャックシンカーやボビー歌田が乗っていた「C3後期」(合ってますよね?)だよなぁ、みたいな。
ほとんどアメ車の出ないサーキットの狼の中で、それなりに存在感を示していたんじゃなかったかしら。
当時は完全に悪役キャラみたいな感じで描かれておりましたけど、確かに何となく大味というか大雑把なイメージがあったんですよね。
実際にはそんなこともないのかもしれませんが、当時はいわゆるスーパーカーの範疇には入れてもらえなかったと思いますし、小学生だった私たちの人気もなかったんじゃないですかね。
とはいえ、先に述べた通り結構強烈な印象を与えてくれてはいたのですが。
これはやっぱりこのコルベットを駆るジャックシンカーやボビー歌田のキャラクター設定によるものだったんじゃないかしら。
特に流石島レースに出てきたジャックシンカーは、いかにも当時の日本人が考える典型的なアメリカ人って雰囲気でしたもんね、ガムをクチャクチャやりながら「ユーたち、それで速いつもり?」的なセリフを発していたような、うろ覚えですけど。
そんな大口を叩く割にはすぐにクラッシュしてしまったような記憶がありますが、要するに当時のスーパーカーブームにおいては正当な評価を受けていたとは言えない感じだったんでしょうね。
サーキットの狼の初期の山場である公道グランプリには、全く似合わないクルマだもんなぁ、当然出ていなかったと思いますけど。
伊豆箱根のワインディングを縦横無尽に駆け巡る、なんて感じではないですもんね。
こんな大きなクルマ、峠道では振り回せんばい。
なんて言っておきながら、え、ちょっと待って。
このコルベットのサイズって「全長4,636mm、全幅1,753mm、全高1,217mm」なの?
ちっちゃいじゃーん、というか、私のゴルフヴァリアントちゃんより車幅狭いんじゃんか。
全長だって数cmしか違いませんし、高さは全然低いし、思っていた以上にコンパクトなクルマだったんですね。
見た目のボリューム感に騙されるところでした。
まあ、だけど超ロングノーズですから前方視界は悪そうというか、そういう点では運転に気を遣いそうですね。
エンジンは5700ccでしたっけ?でもトルクでゆるゆる走らせれば意外とラクに乗れちゃう感じだったんですかね。
いずれにしてもこのC3コルベット、私の好きなリトラクタブルヘッドライトですし、50代の今になって改めて見てみると、しみじみ味わい深いじゃん、といったところでしょうか。
中古車のお値段はピンキリといったところですが、200万円台のそれなりにリーズナブルな個体もあるみたいですね。
そうかー、何もロータスヨーロッパやポルシェカレラRSを持ってこなくても、このコルベットでも存分にサーキットの狼ごっこが楽しめる、ってことなんですね!
Posted at 2020/11/11 05:05:55 | |
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