
先日大量に落札したCarExとくるまにあ。
いずれも、かつて私が大好きだった雑誌で、もちろん当時リアルタイムで読んではいたんですけど、また読んでみたいなぁ、ということでゲットしたわけです。
引っ越しとかね、そういう時に処分してしまったことをずっと後悔していたわけで、あ、くるまにあはオークションで結構高値で売却したんですけどね。
ま、いずれにしてもこうして再会することが出来てうれしいなぁ、と。
で、今日は画像のCarExをチョイスして読書に勤しんでいたわけですが、いやぁ、しみじみ面白い、というかいい記事だな。
これは1993年の3月号ですから、もう18年半前の号ですよ。
でも、これが全然古くさくないんだな。
特集がまた泣かせるじゃないですか「買うぞ!カジュアルポルシェ」ですよ!
CarExがなんで面白いかっていうと、最初にクルマありきの雑誌ではないからなんですよね。
ファッションの一部として、あるいはライフスタイルの一部としての捉え方っていえば良いのかな?
そうですねぇ、かつて大学生の間で大人気を誇った「HotDogPress」、もちろん私も毎号買ってましたけど、あれをもうちょっとオシャレな感じにして、クルマの記事を増やして、そんな感じ。
このカジュアルポルシェの特集も、最初に「これがカジュアルポルシェくんだ!!」と、イラストでカジュアルポルシェくんを定義付け、ライバルには「バブリーポルシェくん」と「走り屋エンスーポルシェくん」を登場させて。
それで、今はポルシェをカジュアルに乗りこなすのがカッコいいじゃん!みたいな。
イラストはあの藤原ヒロユキ氏ですよ。
その次は「カジュアルポルシェの棲息分布」ってことで、一方の軸を中古車価格、もう一方の軸をエンスー度にしたチャートで、914から924、944に968に911、おまけにナローポルシェまで、チャートにはめ込んで、お似合いのファツションとともに紹介したりしているわけです。
その次は、ポルシェのメカニズムとテクノロジーをさらっと解説、あくまでも女のコにうんちくを披露するレベル、ですけどね、RRであることのメリットとか、水平対抗エンジンのこととか、重量配分のこととか。
あ、でも監修は川上完さんだ!
どうです? 興味出てきました?
さらにそれ以降のページも見出しだけ紹介すると・・・
「ほーら、ポルシェは恋に効く」・・・76年911S 185万円
「星空」「静か」タルガでイイとこ取り・・・85年911タルガ 398万円
「ピッカピカの最新型 645万円で買いッ!!」・・・93年968CS 645万円
「ポルシェ=速い」を見せつけろ!!・・・76年930ターボ 580万円
「どっかんターボの真髄」・・・86年944ターボ 260万円
「俊足最安値を狙え!!」・・・88年924S 260万円
「毎日乗れるアシ・ポルシェ」・・・84年944AT 238万円
「エンスーからオモチャを奪え!!」・・・59年356A ASK
「'70sカラーが街でお目立ち」・・・74年914S 218万円
ふー、もうお腹いっぱい、って感じですが、それぞれの記事の内容も紹介したいぐらいなんですよ。
そのほかにもポルシェの変遷史とかね、料金表付きショップガイドとかね、あ、それにL.A.からの個人輸入の記事なんかもあるなぁ。
ね、なかなかの充実度でしょ?
それ以外にもクルマ関係、クルマ以外関係含めててんこ盛り!
表紙を見るだけで期待が膨らむってもんです。
なんで今はこういう雑誌がないのかなぁ、ちょっと残念。
世界文化社さん、お願いしますよ(笑)
Posted at 2011/10/17 02:12:07 | |
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