
というわけで、三連休の中日の今日は何も予定がない一日であります。
嫁さんは美容院、息子たちはそれぞれの予定で不在、愛犬さつまは嫁さん実家にお泊り中。
うーむ、お墓参りに行こうかなー、雨の日は掃除しなくてよいから楽なんですよね、でもご先祖様に悪いか。
じゃあ、超久々にこれでも見ちゃおう。
最近facebookのサーキットの狼のファングループに参加したことは、先日お伝えした通りですが、この映画は本当にネタの宝庫なんですよね。
マンガの原作とは大幅に改変された、よもや同じ作品とは思えないくらいの映画版サーキットの狼ですが、まあ、これはこれで味わい深くないこともない感じ。
原作との共通点は登場人物の名前くらいですが、要するにスーパーカーが見られれば当時のチビッ子は満足だったわけで。
もっとも、アクションシーンというか、バトルシーンはいかにもな感じのアメ車ばっかりですけどね、間違いなく破壊されるであろうとわかるような。
途中にいかにもサービス的な世界のスーパーカーに当時のトップレーサーが乗っている映像が挟まれるのですが、チビッ子たちの印象に残っているのは間違いなくこの場面だろうな。
この独特な世界観はぜひ機会があったら一度通して見ていただきたいものです。
映画公開時の1977年8月は、私は9歳か、誕生日前だから。
もちろんこの映画の存在は知っていましたが、見に行ってないんですよね。
なので、こうして40数年後に全編通して見られるというのも感慨深いものであります。
あ、DVD
購入したのは2017年なのでもう8年前のことではあるのですが、見る度にいろいろな発見があるわけであります。
で、今回は当時の日本において唯一外国製スーパーカーに対抗出来そうなS30Zってカッコ良いじゃん、というお話です。
トヨタ2000GTは別格として、あれっ、そういえば映画版サーキットの狼にはトヨタ2000GTもピーターソンも出てこなかったな。
それでS30Zは原作とは全く雰囲気の違う沖田、映画の中では結構な悪徳警官風に描かれておりましたがパトカーがまず240ZGなんですよね。
いかにも箱根とかその辺のワインディングっぽい道路ですが、警視庁表記ではありますね。
しかし、赤色灯3個載せというのがメッチャ渋いな。
風吹のロータスヨーロッパとのバトルシーンが結構長く続くのですが、S30Zのカッコ良さを堪能出来てなかなか萌えーであります。
そして、その悪徳警官である沖田は風吹と勝負するために警官をやめて、鈴鹿のフレッシュマンレースに出るのですが(これが原作における公道グランプリとAライ模擬レースをあわせたような位置付けかしら)、その時の愛車がやはり240ZG。
今や相場も高騰して数百万円でも買えないようなS30Zですが、これを見るとやはり当時の日産の存在感というか、フェアレディZとスカイラインをはじめとして、若者の憧れの存在になるようなクルマがいろいろあったんだなー、なんて思いますよね。
1977年当時は外国製のスーパーカーと対等に渡り合うことは出来なかったとしても、日本車の意地というか一矢報いるというか、そういうことが当時唯一出来たクルマがS30Zといっては言い過ぎですかね。
初代RX-7のデビューが1年早かったら、池沢先生も作中に登場させていたかもしれませんけど。
ということで、いろんな意味で面白くて興味深い映画版サーキットの狼ですが、これは当時スーパーカー少年だったご同輩たちと一緒にワイワイ突っ込みながら観たいものであります。
めっちゃ楽しそうでしょ?
Posted at 2025/08/10 22:16:48 | |
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