GT3をPorsche Centerへオイル交換で預けに出かけたら、Carrera Tのデモカーがあると聞き急遽試乗させて頂きました!
試乗車は右ハンドルのPDKにオプションでリアシートを装着。
もしも7MTの2シーター仕様ならばPorscheが謳うような軽さを体感できたかもしれませんが、PDK&リアシート付仕様だと正直申し上げてわかりにくかったです。。。
エンジンは低速域からトルクが太く、またブーストの立ち上がりがとてもリニアで扱いやすく、PSMという電子制御に頼らなくても自分でコントロール出来るパワー。
車幅が1852㎜のGT3に対し1808㎜ですから44㎜の差はドアミラーに映るリアフェンダーの膨らむ具合でも感じます。
足回りはPASMスポーツシャーシで荒れた路面の一般道ではそれなりの硬さを感じ、シンプルな911へと原点回帰したモデルとして捉えるならば許容範囲なのかもしれませんが、もう少しダンパーのみならずスプリングにしても入力された荷重に対し突っ張ることなく粘りを感じられる特性ならばさらに良いかもしれません。
Porsche曰くピュアリスト向けのモデルだそうですが、そこまでの思い切りの良さは感じず、、、とはいっても実際問題としてスパルタンが強調されすぎてもダメなわけでして、その塩梅が難しいところ。。。
あくまでも私見ですが、日本でそれほど売れていない理由はMTの設定がないことだと思います。
快適性も求めるならばフツーのCarreraかCarrera S/GTSを選ぶべきでしょう。
むしろ日本仕様のCarrera Tは『左MTのみ』で良かったかもしれません。
でもね、、、たとえ右PDKしか今は選択肢がなくてもいじる楽しさを味わえることは確か。
例えば用途に合わせサスペンションを好みの仕様へと変更するなり、パワーが欲しければECUチューニングすれば500馬力近くまで簡単に出ますし、サーキット走行も視野に入れるのであればブレーキ強化と運転席にフルバケを入れれば取り敢えずそこそこ楽しめるハズ。
そう考えると、それほど実はマニアックではないもののこれはこれでアリなのかなと思えてきたのでした('◇')ゞ
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
VIDEO
Posted at 2018/11/25 21:25:54 | |
気になるクルマ | 日記