牽引フック取り付け

いよいよ来週末は３５６で初のサーキット走行の予定。
その前にやっておかなくてはいけないのが牽引フックの取り付けです。途中走行不能となる恐れも十分あるので・・・・(笑)
（僕のクルマはオリジナル状態では牽引フックは有りませんでした）

さてどこに取り付けるか？
FRPボディ＋フレーム構造のクルマ故、フロント＆リヤ端周辺には強度の有る部分がほとんど有りません。
で、唯一使えそうなのがフロント、リヤいずれもバンバーステーを固定しているアングル部です。ここから自作ステーを伸ばすしかない。（このクルマ、もともとが手作り感ありありの作りなので素人工作もし易いのが有り難いです。）


続いてフック部の入手です。
ネットで探すと現在流通している牽引フックのほとんどが鉄板orアルミ板から切り出した板状のものです。これだとなんとなく現代風になってしまい３５６にはマッチしないのでNG。
結局、丸棒リングのものをヤフオクでみつけてGet。中古の為前後セットで1000円でした。



そして現物を採寸して自作ステーの仕様を考えます。必要な寸法から自由に設計できるなら苦労は無いのですが、“購入可能な材料を手持ちのツールでできる範囲の加工で作れるもの“という制約があるので結構時間を要します。（やはり溶接ができない制約が大きい）
で揃えた素材がこちら。


その他、ボルトナットや塗料スプレー、ドリルの刃、それにディスクグラインダー購入など結構手間が掛かっています。材料の鉄板も設計ミスから寸法違いとなってしまい買い直したりもしたし。


なんやかんやでここ最近はこの製作作業に打ち込んでいてクルマを走らせる機会もありませんでしたが、本日ようやく完成しました。
設計ミス、施工不良による仕様変更や現合対応は随所に発生しましたがなんとか。


構造的に強度はそれなりですが、まあ短距離の牽引であれば問題ないでしょう。

フロント



リヤ




我ながら外観はまずまず。（ステーの作りはかなり醜いが外からは見えないのでヨシとする）


引きで見ると・・・。まだノーマルそのものの外観には少々浮いているような気もしますがカフェレーサー仕様への第一歩ということで。



明日の代官山モーニングクルーズのテーマは「ポルシェ３５６」！！
行っちゃおうかな・・・。３５６で。
インターメカニカですが・・・