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2025年03月23日 イイね!

撃沈TC3000 とその後の顛末

撃沈TC3000 とその後の顛末休日に挟まれた先週の金曜日は年休を取って筑波サーキットへ。
1日でTC1000とTC2000をはしごする初体験のTC3000です。
LSDをOS技研に交換したことと、TC2000についてはA050で走るのははじめてとなるのでここは当然ダブルで自己ベスト更新は必達!!

の、はずだったのですが結果は撃沈。
午前中TC1000の1本目途中でエンジンが上で吹け上がらない症状が発生。
早目にパドックに戻り、プラグチェックするも異常なし。一応念のため新品に交換。
この状態で2本目に。
コースインするもすぐに症状が変わっていないのが分かり数周で一旦パドックへ。
ひょっとしたら前日ジェット交換した際に正しく嵌っていなかったのかも?の疑念があったので、ヘルメットを被ったまま、再度ジェットを組み直して走行時間残り10分で再度コースイン。
しかし症状は変わらず。そのまま走行終了。

1本目の中盤まではエンジンも正常だったので全開で走れていた訳ですが、その時点でのタイムは自己BESTより0.5秒遅い44秒0止まり。
3カ月ぶりの走行でドライバーもまだ攻め切れていなかったのでこんなものか。
ただ残念ながらLSD変更の効果は特に感じられなかったですね。
この先の限界領域では違いが見えてくるのかもしれませんが。



午後一番のTC2000の走行枠を予約済だったので、その前に(原因である可能性低いが)キャブのメインジェットを160から150に戻してみる。一旦サーキットの外に出て試走するも症状変わらずの感じ。

症状としては、
アイドリング状態ではまったく正常。空ぶかししてみても7000rpmオーバーまで軽く吹きあがり異状なし。
しかし、走行中アクセルを開けて行くと回転が重く、音もバラバラ言っている。

一旦荷物を車に積み込み、TC1000→TC2000へ移動。
平日にも関わらずパドックは混雑。(TC1000も土曜日と変わらぬくらいの台数が居た)
辛うじて一番奥の1ヘア外に駐車スペースをみつけ再び荷下ろし。


恐らくまともに走れないだろうとは思いつつ、より確かな症状の確認の為、走ることにしました。
2速では回転の上昇はいつもより明確に遅いものの勢いで7000rpmは回る。しかし3速では6000rpmで頭打ち。当然加速はかなり遅い状態。
早々にピットインして念の為に予定していた通り今度はメインジェットを150から170と大きくする方向を試してみます。
再度コースインするも、やはり症状は全く変わらず。
そのまま、コーナーでの感触だけでも確認しようと走ってみましたが、やはりこれだけ加速が遅いとコーナーの感触も全く分からず・・・。
タイヤのグリップが大変よくなったことと、そのせいでソフトなサスが少々気になったことが数少ない気づきでした。。

こんな状態でもプラグの焼けはそんなには悪くない。


以上の顛末で、初の試みだったTC3000は疲労感だけを残して終了。
走行後は、自己BEST更新の満足感と共にもつ定食で腹を満たす予定だったのですが、トラブル発生で食欲減退につき軽めのカレーライスに変更。


この後、パドックでタイヤ交換をしてから帰路に。
現地でのタイヤ交換(とタイヤの積み下ろし)作業は本当に骨が折れますね。タイヤの消耗を心配するより、もっと走行前の心の準備や走行後の渋滞回避に時間を割いた方が幸せに
なれる気がする(笑)
Sタイヤとは言え、サーキットまでの往復の街乗りでのタイヤの摩耗なんて恐らくサーキット走行の1周分にも満たないのでは?と思えばなおさらです。


帰り道、頭の中は不具合の原因究明で一杯。
電気か燃料か。フューエルポンプの燃圧は正常だし、やはりキャブか・・・
再び原因不明の泥沼になってしまうのか?とすれば3週間後のヒルクライム初戦は無理?
因みに平日のせいか高速はどこも渋滞しておりさらに疲労困憊。気候が良かったのがせめてもの救いでしたが。


明けて翌日、早速原因調査に。
まずの狙いどころはキャブレター。
前日、帰宅後にキャブの下側をちらっと覗いてみたところボトムカバーの周辺にガソリンが付着しているのを見つけておりまずはカバーの緩みを疑ったもののボルトの緩みは無し。


さらに観察(キャブの下に携帯を入れて写真撮影)してみるとなんと2番シリンダーのインナーベンチュリーのロックボルトが無くなっている!!
えっ!と思ってインナーベンチュリーを確認すると、クルクル動く!
これか!!


因みにインナーベンチュリーとはこれです。
調度円の中心にあるポストの先端がガソリンのメインの吹き出し口になっています。


これが回ってしまうとガソリン流路が塞がることになり、つまりガソリンが供給されません。
今回の不具合症状とも合致する!

幸い、外れてなくなってしまったロックボルトは、以前不具合により交換した旧キャブレターから外して使用できました。後期タイプ→前期タイプでボルトの仕様が違うのですが互換性有です。

左が前期、右が後期
(今回外れたのは後期タイプの方。写真の前期タイプはロックナットが付いた状態)


本来このボルトには、写真にもある回り止めの専用プレートが有るのですが今回ボルトが回ってしまったということはカシメの仕方がまずかったのか?
ここは新品で購入したそのままの状態だったのでメーカーの作業が悪かったということになります。

早速組付けをして試走に。
しかし、なんと症状変わらず。
エッ~!!衝撃の結果に呆然。
ガレージに戻りキャブを眺めながら、さあどうしたものか???
と、ここで違和感に気付く。
インナーベンチュリーの角度がズレている?

隣の1番シリンダーの正しい状態。


2番シリンダーの状態。
向きは左右対称となるのですが、こちらの方が角度が寝ているような?
そう言えば、締め込み時のロックボルトの飛び出し量が確かに多かった。


ビンゴでした。
間違った角度で固定してしまっていました。
正しく直した状態。


素人作業でした。
この作業はロックボルトのセットを慎重に行わないと、雑な締め込みではどんな角度であっても手で動かない程度には固定できてしまうので要注意です。

そして2度目の試走。
OK!大丈夫
エンジン快調!
ヨカッタ・・・
これでヒルクライム行ける。(そしてその前週の大磯ジムカーナも)

これもまた経験。
走るということは、こんなことの繰り返しですから。
この試練の繰り返しにも懲りないクルマバカのみが走り屋と呼ばれるのです(笑)

しかし、これまでジェットカバーの外れを3度。フューエル配管の緩み。そして今回のインナーベンチュリーの緩みと、振動起因のキャブトラブルが多過ぎる。
キャブマウントはアルミブロックタイプ(薄いゴムリングは有り)に交換しているのですが、やはりノーマルのゴムマウントの方が良いのですかね?(ゴムマウントも劣化すると不具合要因となるのですが振動に対してはかなり有利なはず)
Posted at 2025/03/23 16:44:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット走行 | クルマ
2025年02月23日 イイね!

LSD交換後初のジムカーナ練習

LSD交換後初のジムカーナ練習長女の大学受験は金曜日で無事全12戦を終了。
本命校の合格発表はまだですがここまでの戦績は6戦4勝とまずまず。
取り敢えず浪人は無くなったのでこれで長男、長女と続いた我が家の受験戦争?もこれで終了が決定しホッと一安心です。

待っていましたとばかり土曜日は早朝から筑波サーキットのジムカーナ練習に出撃してきました。
かれこれ走るのは11月の大磯ジムカーナ以来なので実に約3カ月ぶり。
久しぶりで思わず6点式シートベルトを取り付けてくるのを忘れ街乗り用の3点式で走ることに。
しかし思いのほかネガはなく走行中も6点式で締め上げているのとなんら変わらずドライビングできてしまったのは意外な発見でした(笑)


今回はLSDを当初の純正からOS技研製に交換しての初走行なのでどのような変化があるのかが楽しみでしたが、1本目の最初のタイトターンからLSDの効きが明らかに違うのを体感。アクセルオンに対してのリヤの動きのレスポンスが明確に良くなりました。よってリヤが動き出した後のコントロールのし易さがグッとアップ。
ただ、純正2way→OS技研1.5wayにより期待されたコーナーターンインでの回頭性のアップについてはどうだろう?
自分のジュリアにとって一番改善したいポイントなのですが今回の走行ではまだなんとも言えず・・・。まあ劇的に良くなったというのは無さそうかな~
ターンインで酷いオーバーステアを出してクルリンぱというのは何回かやらかしましたがこれは以前から出ていた挙動だし、恐らくサスがソフト過ぎなのが主因だと思います。(正確にはソフトな足を見越したスピードコントロールができていないドライバーのせいとなるのでしょうが)
LSDの効果については強いGが長く掛かるサーキットではまた違うものになる可能性も高いので早くサーキットでも試してみたいですね。


さて今回のドライビング練習はどうだったか?
昨年広場練習に参加した際の高山トレーナーからの指摘は以下。
(色々いただいたアドバイスからの私の受け止め)
・ターインのハンドル操作が遅い! ズバッと切る。
 ここぞというタイミングでズバッと切るとスパッと曲がることを体得すべし。
・ハンドル切り過ぎ!
舵角は持ち替えずに切れる範囲まで!
それで曲がらなければもうその時点で失敗コーナー。
ハンドルをさらに切って、アクセル開けてはやってはいけないパターン

今回7本走行したうちの数本の車載動画です。
お仲間が外からの動画も撮影してくれたのでそちらも交えて。
やっちゃあいけないことをやりまくっていますね(笑)
当然、頭の中では直すべきポイントは分かっているはずなのですが・・・
ジムカーナでのコーナーが迫るスピードはサーキットとは比較にならないほど速く手前のコーナーと次のコーナーが繋がっていて反射神経で操作しないと追いつかない部分も有り・・・と先に言い訳を
でもクルマもドライバーも少しずつ成長している・・・・・はず


Posted at 2025/02/23 15:37:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | ジムカーナ | クルマ
2025年02月09日 イイね!

代官山モーニングクルーズへ

代官山モーニングクルーズへ長女の大学受験は全12戦中の序盤の4戦が終了。今週来週で残り8戦。これからが正念場です。因みに1戦当たり3万5千円が現在の受験料相場です。
父親の仕事は最寄り駅までの車での送り迎えと、あとは大人しくしていることです(笑)

先週末はガレージで大人しくジュリアのダッシュボードのバックスキン貼り。
元のFRP剥き出しの軽量ダッシュボードはテカテカで反射が凄く、ウインドウへの映り込みが酷く。


昨年9月のヒルクライム参戦前に取り急ぎ簡易的にバックスキンを貼り付け。


そして今回、メーター上のフタコブ形状に合わせてもう少し丁寧に貼り付けし直しました。
慣れない作業でまだとても綺麗とはいえない仕上がりですが自分的にはこれで良しとします。(このシートを型紙に再度新しいバックスキンをより正確な形状で切り出せばもっと綺麗になりそうですがそれはいずれまた)



そして本日は、早朝から大人しく代官山モーニングクルーズへ。
今週末は寒波襲来で大雪で大変な地域も多いようですが都内は寒いけどのどかな快晴でした。
久しぶりに参加のモーニングクルーズ。ジュリアで参加するのははじめてになります。
今回のテーマは、「自然給気(NA)」と言うかなり幅広いテーマ。特定車種のテーマと違い仲間同志での参加者が少なく会場も結構静かな感じでした。










ジュリアは快調! 
加速が軽快になった気がするのは気のせいか?
あと以前はガタゴトうるさかったリヤ周りからの騒音が静かになった気がするのも気のせいか?



Posted at 2025/02/09 19:40:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2025年01月26日 イイね!

ぶらりとメンテ後の試走

ぶらりとメンテ後の試走先週末、帰還した我がジュリア。本日はメンテ後の試走の為、近場の横浜周辺をぶらりと走らせてきました。
キャブの調整もしてもらったのでエンジンは軽快に吹け上りすこぶる快調!!
なお肝心の新LSDの感触は全く分かりませんでした(笑)
早くクローズドコースで試してみたい!!






Posted at 2025/01/26 20:20:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ
2025年01月19日 イイね!

車検&リヤアクスルメンテ完了

車検&リヤアクスルメンテ完了12月の頭から車検入庫していたジュリアがようやく作業完了し昨日引き取りに行ってきました。
車検自体は特に大きな問題無く完了していたのですが、入庫時にみつかったデフからのオイル漏れはシール部からの漏れであることが分かり、かつデフのバックラッシュが過大な状態であることも判明、結局リヤアクスルケースを降ろして中を開けることに。
そしてケースを開けてビックリ!!
中から出てきたデフはなんと2000GTVの純正LSDだったのです!!



実は自分がのクルマを購入した時点では果たしてどこのLSDが入っているかは分かっていませんでした。
ここまで車の仕様からするとLSDは当然競技対応の社外品に換装されているものとばかり思っており、確かに街乗りではLSDを感じさせるバキバキ感は一切無くマイルドな効きだとは思っていましたが、このマイルドさはOS技研のLSDか?などと思っていた次第。
因みに純正のLSDはZF製だそうで4ピニオン構造のしっかりした機械式LSDです。
ただ自分のようなスポーツ走行メインの使い方にはやはり純正では心許ない。
ここは迷うことなくLSDを購入することに。
ジュリア(105系)用のデフは2000cc用とそれ以前用の大きく2種に分かれているようです。自分のジュリアは2000cc。そうするとOS技研製のLSDがあるはず。
実は、およそ20年前の2005年頃、OS技研がジュリア用のパーツ開発に力を入れていた時期が有りました。
その頃の雑誌広告がこちら。


因みにこの内自分のジュリアには、アルミスリーブKIT、ギアトレインKIT、そして恐らくクラッチが装着されています。LSDもと思っていたのですが・・・

でも、もう20年前のことだしまだLSDの在庫有るのだろうか?と心配されましたが問い合わせてみると、在庫有り!とのご返事。
ヨカッタ・・・・。

余談ですが、先日Youtubeでトミタクチャンネル(OS技研の技術者兼エンジンビルダー兼Youtuber?)を見ていたところ、OS技研がはじめてLSD開発をはじめた際、最初に商品化したのがジュリア用だったそうです。その理由は、競合他社も多い国産車用の場合、万が一初期の製品問題が発生した場合、“OS技研のLSDはダメ“というレッテルが貼られてしまうリスクがあるが、アルファロメオならばそんな心配が少ない為だったとか。



今回、中身を開けたことではじめてファイナルギアの現物も確認できました。以前、自分でドラシャとタイヤの回転角度比を確認した結果の通り、ファイナルは4.55でした。
2000GTVの標準は4.1なので1750GTV等用の4.55に交換されています。


更にリヤアクスルを降ろしたし、ベアリング、シール類の部品手配も必要になったのでこの際ついでにトレーリングアームのブッシュも硬度の高いテフロン製ブッシュに交換することに。


更についでにリヤアクスルケースとトレーリングアームの塗装もお願いすることに。
自分的にはシャシーブラックを塗るくらいでイイつもりだったのですが、ブラスト剥離&塗装の外注作業となりここだけフルレストアレベルに。
当然その分、費用も高額となり激しく後悔。
恐らくこの綺麗さを皆さんに見てもらう機会は、サーキットでひっくり返った時くらいしかない。


それ以外では、キャブの取り付けスタッドボルトの1本が折れているのも見つかりこれも交換。その際、キャブのインシュレーターのゴム部が潰れ過ぎているのもみつかり4か所新品に交換。(恐らくキャブ交換時の自分の締め過ぎが原因)
そして部品手配ついでにラジエターのサーモスタットを取り付け。これまでサーモスタットレスでしたがオーバークール状態だったので付けることに。

以上が今回の作業でした。
LSD購入を含み、年の初めから思わぬ高額出費となってしまいました。(一番最初のヘッド修理の時以上の出費)
これで全て完調なら良いのですが、そもそもミッションのシンクロも交換時期であるのを先延ばしにしている状況で、ミッションとなればクラッチもとなるだろうし、あと今回の点検でフロントのブレーキパッドがあと3mmで要交換の指摘も受けてしまったりとこの先もまだまだ色々大変です・・・・
果たしてこの先あと何年このジュリアで戦えるのか?
行けるところまで行ってみるしかない(笑)

とは言え今回のLSD交換でもっと走りが良くなる期待も高まるし、次が楽しみです。
(しかし街乗りする限りLSDが変わったことには全く気付かないレベル。つまり元と変わらずLSDが入っているのかも分からない状態。流石はOS技研!なのでしょうか?)
ただし次は暫く先の予定。長女が今まさに大学受験がスタートしたところで2月にはいよいよ本番。自分が何をする訳ではないのですが、走りに行ってまたクルマ壊してドタバタするのは回避したく暫くは大人しく街乗りしています(笑)
Posted at 2025/01/19 17:40:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンテ&チューン | クルマ

プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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