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イイね!
2020年09月12日

幻の夏スーペリア

幻の夏スーペリア 9月9日(水)
有休でした。

もともと、ディレッツァディ美浜に行けるように、有休とってましたが、

Z3の割引が得られる車両がロードスターしかない点、
ロードスターはエアコンなくて暑い点、
エントリーの時点で、コロナの先行きが読めなかったので、
いろんなとこから人が来そうなイベントはエントリーに懸念があった点
等々の理由により、
有休の過ごし方は、
作手のフリー走行としました。

日曜までは天気予報は雨予報でしたが、台風10号が過ぎ去って、雨は午後だけに。

今回の目的は、夏バッチ!
と言いたいところですが、
ベストが29.553なので、カプチーノの夏スーペリア基準タイムの29.7を切るのは絶望的。
今の自分の実力で、夏スーペリアまでいくつ足りないのかを確認に行きます。

今回はただの下見…
取るつもりはありませんよ。



エイプリルフール
ウソってね。

夏スーペリアを取ると、コンプリートして、それ以降バッチ申請出来なくなるので、わざわざ死に急ぐこともない。
(※サーキットでタイム出すことだけがクルマの価値じゃないけど。)

もともと週末の時点では雨予報だったり、前日も残業してたりで、タイム出すための特別な準備をする余裕もなし。
前日のうちに、スイスポからカプチーノに乗り換えて、ガソリンスタンド寄って、拭き上げしてたら、ミラージュアスティの男子に声かけられて、クルマ好き同士いろいろ話がはずんでしまいました。



話していると、同じ会社の後輩くんでした。
部署が全然違うので、会社では接点ないですが。

そんな感じで、バッテリーは鉛のまま。
前回走行がベスト更新でしたが、それ以降の変化点は、
オーディオとスピーカーの撤去
リヤバンパーガーニッシュの撤去
屋根外しての走行
カチカチくん装着
くらいかな

コロナとか、ロードスター買ったりとかで、
ベスト更新以降は作手には1回もカプチーノでは走りに来ていません。

けっこうブランク空いちゃったな…

車両側もドライバー側も
実力確認なので、たいしたことはやりません。

目標は29秒台入ればいいって感じかな。

ベストタイムはエボとスイスポの間なので、
夏のタイムも間と考えると妥当なところ?
ベストは
エボが29.4でスイスポは29.8
夏のタイムは
エボが29.8でスイスポは30.2
カプチーノはベスト29.5なので、29.9が夏の目標!

エボやスイスポに比べれば、左フロントタイヤにやさしいクルマなのと、
ブーストコントローラーで冬にはパワーを抑えてるので、
カプチーノは夏のタイム落ち込みが少ないかも…?と期待はしてましたが、
ドライバーのスキルもエボやスイスポより求められる気がするので、
練習してきてないのはイタイ…





当日も
荷物おろして、
助手席外して、
オープンにして、
ワイパー外して、
ナンバー外して、

って感じです。

新城バイパスの辺りまでは、まだまだ夏だなって感じでしたが、
山を登るにつれ、秋めいて来ている感じも味わえました。

走行はもちろん9時。

平日で貸切り状態です。







「よく来たな…carisma-GT
歓迎するぜ。
オレの設定した、スーペリアバッチ基準タイムを越えてみろ!
コースはお前のために50分間空け渡してやる。
好きなように走り込んでみろ!」



気温は稲武で26.1℃




9月になったからといっても、特別に涼しい印象はなし。
日陰は涼しくなったけど、ひなたはまだ普通に夏ですね。

走行開始。

今回は自粛期間に、28秒台で走るカプチーノやS2000、FD2の動画を見て気づいた、「速い人達のライン」を真似すると、どうなるのかを試してみるのも、チャレンジのひとつ。

ピットアウト周のスロー走行で、イメージを再確認。
目一杯までいかない最初のアタックで30.2
やっぱりカプチーノって、スイスポなんかより段違いでタイム出る。
基本は1アタック1クーリングで、

30.0
29.8
とタイムアップするも、
ミス
ミス
29.8
29.8
29.7
ミス
29.8…

「チッチッ
2コーナーでの頭の入りが急に悪くなってきた…
タイヤの熱ダレか!?」




やっぱりダメね。
これだけ走るとさすがに1アタック1クーリングでも、左フロントがタレてくるので、ピットイン。
(タイヤよりドライバー??)

噴霧器でインタークーラーとフロントタイヤとドライバーをクールダウン。

いいとこまできてるので、あとはうまく1周をまとめ上げれば、タイムは出る。
焦らず、丁寧に、ゆっくりいけばいい。
頭のなかには山田太陽

5分程度の小休止を終えて、再アタック開始!

29.7

やっぱりさっきタイム出らんくなったのは、フロントタイヤの熱ダレのせい。
カプチーノはタイヤの負担が分散されるので、1回ピットで冷やせば、スイスポやエボより持つはず。
もう1周!

ってとこで、
スピン
スピン

「しまった。タイヤか?タイヤなのか?
リヤタイヤがズルってんだ。」




エボもスイスポもフロントの負担が厳しいので、リヤタイヤを噴霧器で冷やしたりはしてこなかったですが、カプチーノはフロントだけでなく、リヤタイヤも冷まさないとダメなのね…

たったの120~130馬力なのに。
それでもリヤタイヤってタレるのね。

ピットインして、
今度は前後とものタイヤとインタークーラーとドライバーを噴霧器で冷やします。





状況は整った。
時間は9時37分

最後のひと枠!
もう次は、ピットインしなおして、タイヤを冷ますほどの時間は取れない。

ヘルメットをかぶり、コックピットへ乗り込む。

「1周目…
ピットアウトして、1周目で決める!」




才気煥発の極み!
絶対予告!!


無理にタイムを出そうとすると、悪循環で逆にタイムは出ない。
曲げるべきところで曲げるために、進入は頑張り過ぎない。
かといって、立ち上がりも頑張り過ぎないで、踏めるときに踏めるだけ踏む。
とにかく、焦らない。頑張らない。無理しない。

なんとか決めるべき瞬間を、無難にまとめ上げ、
29.663!

29.7切り達成です~

ヒューズボックスのフタが外れて、足元に落ちてきてしまってたので、一度ピットに置きに戻って、時間ないので、噴霧器使わずにすぐピットアウト。

出すべきタイムが出たあとは、心理的に余裕が生まれる。
突っ込み過ぎない。アクセル踏み過ぎない。
そう言い聞かせる必要もなくなる。

最終コーナー立ち上がり
早めにステアリングを戻し、アクセルを早めに踏んでいく。

左フロントが水溜まり際を通るポイントで3速にシフトアップ

1コーナーの速度を上げるため、
左に幅寄せして進入
FFやドリフターみたいに、左の広場まで使おうとすると、カプチーノは急激なヨーに耐えられなくて、スピンするので、欲張り過ぎは厳禁。

進入は、そっとアクセルを抜き、ブレーキペダルはほぼ踏まずに、アクセルを再びそっと踏む。
挙動変化なく、姿勢を安定させたいので、ペダル操作は、クルマに気付かれないように、そっと行う。
急激な操作を行えば、すぐさまスピンモードに突入する。

2コーナー進入で減速させてから、ステアリングを切ると、タイヤがタレる前は、リヤタイヤがスキール音を出しながら、見事に旋回してくる。
アクセル開けるときに、ステアリング操舵を減らしてやり、パワーオーバーは出さずに、なるべく早くアクセル全開にする。

裏ストレート
ここはなるべく大回りしたくない。
最小限の膨らみで抑える。

3コーナー
裏ストレートを重視するので、3コーナーはアクセル踏める位置が遅くなってしまう。
軽さとパワーでフォロー

トップターン
突っ込み過ぎることが多かったけど、いいことなし。
早めの減速。早めのシフトダウン。

下り左
勢いでクリア!

最終コーナー
イン側の縁石ギリギリを狙ってく。
立ち上がりもステアリングの操舵角度を意識

こうして、最後のアタックで、
29.551が出ました。







夏バッチ期間の残暑厳しい9月に、
26℃の気温のなかで、
まさかの0.002タイムアップして、自己ベスト更新です。

ブランクが長かったわりに、自己ベスト更新出来たのは、
意外とロードスターで四苦八苦してきたことが活きているような気もします。

曲がりたがりで神経質なロードスターに比べれば、カプチーノは全然アクセル踏んでいける。安定させられるし、曲げられるけど、曲がり過ぎない。
(スピンばっかりしてたけど。)

A052用のバネレートにして、ATR-Kではバネレート高過ぎてうまく走れず、気軽に練習しにくくなったカプチーノに変わる後輪駆動の練習マシンとして、ロードスターを手にいれたのは、正解でした。きっと。
(ロードスターもmakitaspeedさんのとこでLSDやってもらわんと、今の状態で作手はちょっと乗りづらいね。タイヤとのマッチングである程度は解消出来る気がするけど。)

まぁ、9月に入ってからのタイムなので、夏バッチではなくて、秋バッチ。

カプチーノなんて、タービン交換して195のA052履いて、夏スーペリア取れないほうが珍しいくらいのクルマ…

クルマ側のポテンシャルがすごいってことがよくわかりました。





カプチーノで走る前の夏バッチ期間のタイムは、
ボクは
スイスポは30.2
エボでも29.8
まわりのスイスポ連中は、
夏バッチ期間中に、
黒33が29.683(27℃)
黄33が29.943(27℃)
31ターボが29.657(28℃)
81はタイム非公開
ですが、みんなぽんぽんタイム出していくのに対し、
ボクはみんなはええなぁ~って見てるだけでしたが、
まぁ出るクルマで走れば、26℃でも、29秒中盤くらい出るもんですね。
ボクは秋(9月)になってからのタイムなので、みなさんの7月8月のタイムとの比較は出来ないですが。





とりあえず、バッチの申請書を書きましたが、
スイスポでノーマルバッチを申請済みなので、スイスポでプレミアムかスーペリアじゃないと、
他の車両は申請の権利なしなので、
車種別と排気量別のみの登録となりました。

ま、夏スーペリアを取ってしまえば、バッチ申請は出来なくなるので、死に急ぐこともない。

4台持ちの金銭的負担を考えると、どれか手放すという選択肢も考えてしまうし、バッチをコンプリートしてしまえば、ひとつの区切りがつくとも言える…
カプチーノがクビ候補の筆頭でしたが、
今年は基準タイムはクリアしたものの、夏スーペリアを取り逃がしたので、
カプチーノはまだ手放せませんね。

クルマとの情報のやりとりが濃密で、
高い旋回スピードと、
刺激的な加速を誇る
唯一無二のマシン





改めてカプチーノってすごいマシンですね。

ケータハムとか、ロータスの車両ではなく、スズキがつくった車両です。

今回はアタック周全部動画に載せました。
いいタイム出てるのって19回目とか21回目なので、
けっこう最後の最後ですね。


夏スーペリアは来年もらうとして、
今後のカプチーノの方向性はどうするか

見た目をカッコよくしていくか、
更なるタイムを目指して、クルマづくりを加速させるか、
現状キープで、他のクルマに投資をまわすか…

ま、今後はマイスターまではスイスポに熱量を費やすことになりますが。

他の夏スーペリア獲得車両のタイムは、
2017シーズンが
ヴィヴィオ:30.672
81スイスポ:29.660
2019シーズンが
カプチーノ:29.581
2020シーズンが
カプチーノ:29.637

なので、29.551は夏スーペリアのなかでは、現時点では一番いいタイム…
(ボクのは夏スーペリア認定されてませんが。)

ま、夏スーペリアが取れるタイムは出せるのに、走ってない方もいらっしゃいますし、
基準タイムが速いから、29.551よりも速くても、スーペリアじゃない方もいらっしゃいますし、(FDとかFD2とか)
ボクのタイムなんて、たいしたことないので、
来年夏スーペリアに挑戦するとすれば、
クリアだけじゃなく、よりよいタイムが出せるように取り組んでいきたいです。

カーボンボンネットとか、カーボンルーフとか、カーボンドアとか
残念ながら、カプチーノには予算回ってこないんだよな~

今年度はロードスターとタイヤで予算使い切ってしまったので、
来年度しか予算ないけど、
来年度は、車検4台あるし、
カプチーノなんて、どう考えても、維持費とメンテ代しかまわってこないよなー



ブログ一覧 | カプチ | 日記
Posted at 2020/09/12 16:27:20

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この記事へのコメント

2020年9月12日 17:09
このミラゲ、知ってる車かもしれない…………
タイムおめでとうございます!
コメントへの返答
2020年9月12日 18:09
ミラージュのコと同じくらいの世代だよね?
なかなかミラージュアスティとか最近珍しくなってきてるよね。

ボクは時間ギリギリまで粘ってやっと出た感じなので、しらゆりくんみたいに、しっかり序盤で決められるように、腕を磨いていきたいです♪ヽ(´▽`)/
2020年9月12日 19:08
おめでとう!
これは冬に28秒台だな!
コメントへの返答
2020年9月13日 22:29
カプチーノはやっぱり夏と冬のタイム差が少なそうです。
冬でも今くらいタイヤがグリップしてくれればいいんですが、冬はあたたまらないんで、ウォーマー使うしかないですね~
真冬だと、9時枠よりも路面温度上がってからのほうがタイム出るのかもしれません。
2020年9月13日 20:49
ベスト更新&幻のスーペリアおめでとう!
動画がベストラップの途中で終わってるのは敢えて?w
コメントへの返答
2020年9月13日 22:32
カメラの電池切れか、熱の影響かわかりませんが、あそこで動画切れてました(><)
また、更なるベスト更新しに走りに行くしかないですね。

プロフィール

「ミノルさんから、走りながら感じたこと、考えたことを、書き出すといいってアドバイス貰ったし、みんカラ書かないとなぁ~
スイフトマイスター、作手自己ベスト更新、タカス最速決定戦と書くこと盛りだくさん!」
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