お参りは
まず
「涅槃(ねはん)堂」から。
建物は新しいですが、
中には
木造金箔塗りの
3mにおよぶ大涅槃像が。
この涅槃像は日本一ともいわれる大作。
江戸湯島・久兵衛の作といわれ、
元禄15(1702)年 、16年の墨書があります。
おだやか~、な気持ちになれます。
「御影堂」への参道を挟んで、
「鐘楼」と向かいあって建てられている
「鼓楼(ころう)」。
弘化3(1846)年の建築。
「鐘楼」。
圧倒的な存在感の
「御影(みえい)堂」(国重要文化財)へ。
親鸞聖人の等身の御影(鎌倉末期)を中央に安置し、
左右に
真仏・顕智両上人の坐像をはじめ、
歴代上人像をおまつりするお堂です。
寛保3(1743)年建立。
内部は撮影禁止ですが
必見です。
「御影堂」に向かって左手にある
「太子堂」。
親鸞聖人の
聖徳太子への尊崇は有名ですね。
「御影堂」から「如来堂」を望む。
専修寺の森が
気持ちいいー。
独特な存在感の
「如来堂」(国重要文化財)。
ご本尊「一光三尊仏」を安置するお堂です。
【「一光三尊仏」とは?】
親鸞聖人が自ら、
長野の善光寺よりお迎えしたご本尊の一光三尊仏は、
秘仏として如来堂の奥に安置され、
中央に阿弥陀如来、
向かって左が勢至菩薩、
右が観世音菩薩で、
17年ごとに開帳されます。
7代の天皇陛下が御拝をされております。
平常はご本尊前のお前立が拝されます。
(明治天皇、昭和天皇も
「一光三尊仏」を拝されていますね)
これが
「御前立」。
「如来堂」の前にあるはずの
「山門」は解体修理中。
元禄14(1701)年の建立。
礎石は巨大な自然石で、
親鸞聖人の時代そのままのものです。
「庫裡(くり)」でご朱印をいただきます。
あー、
茅葺きの屋根では
なくなってるー。
「手水舎」にて♪
このあと
いよいよ
前回行けなかった
「御廟(ごびょう)」に向かいます。
「如来堂の横の、
老杉の生い茂る道を200mほど進みますと、
玉垣をめぐらした御廟所に出ます。
親鸞聖人は専修寺建立後
貞永年間(西暦1232年頃)京都に帰り
弘長2年(1262)90歳をもって遷化されました。
葬儀は第3世顕智上人によって営まれましたが、
その際遺歯9粒を 頂戴して専修寺に帰りここに埋葬されたもので、
鎌倉時代中期の面影を残す廟所です。
ここには歴代上人の墓碑が並んでおります。」
異次元空間、でした。
ブログ一覧 |
神社仏閣 | 日記
Posted at
2023/09/18 19:41:57