前回は閉門時間も近くてお参りできなかった専修寺「御廟」。(ちょっとコワイ、という印象もありました)「如来堂」の裏に行き、かつて要塞化されていた様子がわかる「専修寺の森」を抜け、左折。老杉の生い茂る道を200mほど進むと、玉垣をめぐらした御廟所に出ます。めちゃくちゃ雰囲気あります。親鸞聖人は専修寺建立後、貞永年間(1232年頃)京都に帰り弘長2(1262)年90歳をもって遷化されました。葬儀は第3世顕智上人によって営まれましたが、その際遺歯9粒を頂戴して専修寺に帰りここに埋葬。ここには歴代上人の墓碑も並んでいます。この下にいらっしゃると思うと感慨もひとしお。今年の5月に向こう側に行った母親のことも思いながらお参りしました。(「于時」は「トキニ」と読むようです。意味は、「いま現在。現時」。初めて見たので調べちゃいました)鎌倉時代中期の面影を残す本当に素晴らしい御廟所でした!!このあといよいよ7年前から行きたかった「三谷草庵(みやそうあん)」へと向かいます...。(親鸞さんは専修寺を建立中、ここを仮住居として利用。専修寺の飛び地境内として国史跡に指定されています)