内に本木目を取り入れて、雰囲気を変えてみたくなったので、ドリンクホルダー部にウッドパネルを作成して装着してみる事にしました。
<動機>
アテンザの内装は、個人的にはかなり気に入ってはいるのですが、何となく
「ウッドパネルがあれば車内の雰囲気も更に良くなるだろうなあ~」
と思い始め、ドリンクホルダー部にウッドパネルを装着する事にしました。
木目調のシートを貼る方法も有りますが、敢えて 本物の
「ウッドパネル」にトライしてみました。
<加工方法>
用意したのは、木目が綺麗な「ブビンガ」と言われる赤茶系の木材で、厚みは約6mm程の板を使用することにしました。
①ドリンクホルダー部の純正パネルをコンソール本体から外します。
※ コンソールBOXの蓋を開けて、ドリンクホルダー部のカバーを収納し、両サイドをしっかり
掴んで上に持ち上げます
ドリンクホルダー部のパネルには爪が6箇所あるので、それを外せば簡単に外れます。
②外したパネルを基に型取りをします。
外周線は純正パネルを板の上にパネルを置いて、周囲に添って黒マジックで線を引き、ドリンクホルダー部の穴は 実物のパネルよりもやや小さめの穴を開けることにしました。
穴の大きさをやや小さめにした理由は、実物の大きさに穴を開けると、パネルの端の余白が小さ過ぎて、加工中や取扱中に板が割れ易いと思ったからです。
「やや小さめの穴」とはいえ、ペットボトルは勿論、350mlの缶も充分入るゆったり目の大きさにはして有ります。
③ホールソーで穴あけ後、
穴の周囲は木工用のルーター(トリマー)で面取りをします。
④パネル形状の仕上げを行います。
パネルの輪郭線よりも多少大きめにカットした後、輪郭線の滑らかな仕上げにはベルトサンダーを使用しました。
これを使うと作業が早いし、R形状でも綺麗に出来上がるので、こういった作業ではとても重宝します。
ちなみに、
最終的なウッドパネルの外周の大きさは 純正パネルの輪郭線よりも若干小さくして有ります。
理由は、純正パネルは外して使わずに、今回製作するウッドパネルをドリンクホルダー部に載せるのですが、今回製作するウッドパネルは純正のパネルよりも薄いのと、ドリンクホルダー部が下に向かってやや狭くなっているので、純正のパネルの外周よりも若干小さくしつつ、断面を若干テーパー状に削りました。
最後は、ペーパーで各面を綺麗に磨きます。
⑤表面の仕上げをします。
本木目の質感をそのまま使うべく、オイルを塗っただけで完成にしようかとも思いましたが、やはり車内のウッドパネルはつや消しの方が似合うと思い直し、木工用のニスを塗り、
その後に模型用の艶消しクリアーを吹いて仕上げました。
(木目の凹凸を完全に消す事はせず、敢えてその凹凸は残して本木目の質感を残しました)
⑥パネルの裏面に異音防止効果のある不織布の「ハーネス結束&保護テープ」を貼り、ドリンクホルダー部の上に載せるだけにしました。
載せるだけとはいっても、多少きつめにしてグラついたり振動でビビったりしない様にはしてあります。
純正パネルを外すと、設置箇所は完全なフラットではなく、突起が出ている箇所もあるので、ガタツキが出るようであれば高さ調整用のスポンジテープは貼ろうと思います。
(両面テープで完全に固定する方法もありましたが、剥がす際に余白の狭い箇所が割れる可能性もあるので、両面テープでの貼付けは止めました。)
<装着写真>
イメージしていた通りのウッドパネルが完成しました。これで以前よりは車内の雰囲気が良くなったと思っています。
スライド式のカバーを閉じてしまえば見えなくなってはしまいますが、開けていればちらっと木目が覗くコンソールになり、個人的には満足しています。
ブログ一覧 |
車いじり | 日記
Posted at
2017/08/31 21:28:18