納車の翌日に、バーチガルグリルを装着しましたが、CX-8契約の半年以上前から色々調べて、私なりに拘った点がありましたので、今後装着される方の参考になれば・・・と、UPさせて頂きます。
(本文中の写真は、ネットからの画像を多く使わせて頂きました)
※お詫び
ネットからの画像を一部使わせて頂いておりましたが、その中にみんからユーザー様の画像が有り、ご指摘を頂きました。ご迷惑をお掛け申し訳ありませんでした。(画像は差し替えさせて頂きました)
< バーチカルグリルの種類 >
まず、バーチカルグリルには大きく分けて、形状の違いが2種類あり、更に分けるともう2種類があると思います。
①凸タイプ
グリルが手前に膨らんでいるタイプです。
(以前、みんカラで装着されている方をお1人確認しましたが、こちらのタイプを付けている方は比較的少ない様に思われます)
②凹タイプ
(ある意味、CX-5の純正グリルの様に)、グリルがボティ側に凹んでいるタイプです。
こちらの凹タイプにも2種類あります。
(A)格子状タイプ
日本で販売されているオートワールドさんの初期のタイプや、ヤフオク等で入手可能な中華製のタイプがこちらになります。
(イ)縦ラインのみタイプ
オートワールドさんが、(初期のタイプを改良して)、19年11月に販売を開始したタイプで、縦のラインのみで、横のラインが無くなっています。オートワールドさんから直で購入する方法と、ヤフオクにも出品されています。
< オートワールドさんの改良タイプ >
初期のタイプは、前述の通り、「格子状」のタイプでしたが、CX-8に装着する場合で、Fカメラが付いた車に装着する場合は、純正のカメラの位置がバーチカルグリルの縦ラインの位置のど真ん中に当たるので、中央のメッキ部分を切断して、冶具を作成してカメラを取付けられていた様でした。
11月に発売された改良タイプの「Fカメラ有り仕様」では、あらかじめFカメラを装着し易くするためにセンターの縦ライン内にカメラの取付部が成型にて設置されたタイプに変わっている様です。
それと同時に、ヨコ方向のラインがなくなり、タテのみとなっています。その結果、グリルの奥が良く見える様になってしまったので、オートワールドさんで装着までお願いする場合は、希望者にはグリルの裏側にメッシュを付けて貰える様です。
< 私が拘った点 >
私が拘ったのは、(CX-8でFカメラを装着しても)、
「タテのメッキラインを途切れさせたくない」
という点でした。
つまり、Fカメラを装着しても、
「パッと見た目はFカメラが見えない様にしたい」
と思いました。
そこで、CX-8やCX-5が純正状態ではどの様にFカメラが装着されているか?を昨年の秋頃からDにて実車で調べてみました。
CX-8はレーダーのMエンブレムの約50mm程下側に横ラインのグリルの隙間に、Fカメラがほぼ前向き(水平)に装着されていますが、
CX-5はレーダのMエンブレムの直ぐ下に、斜め下向きにカメラが装着されていました。
この状態だと、ちょっと離れてみるとカメラが有るのが殆ど判らずに非常にすっきりと見えることが判りました。
このCX-5の状態でFカメラを装着できれば、(バーチカルグリルを装着しても)
「縦ラインを切断してFカメラを装着しなくても良いのでは?」
と思いました。
そこで、昨年の10月頃、まだCX-8の購入も完全には決まっていない段階ではありましたが、ネットで(中華製の
)「凹タイプ・格子状タイプ」のバーチカルグリルを購入し、
CX-5用の「Fカメラ無し用」と「Fカメラ有り用」の2種類の(Mエンブレムをグリルに装着する為の)ブラケットやCX-5用のFカメラ(ブラケット付)を購入し、色々調べてみました。
(グリルは発注から届くまで約4週間掛かり、本当に届くか不安でした・・・。)
すると、「Fカメラ有り用」のブラケットを装着すれば、CX-5と同じ様にFカメラが装着できそうなのが判りました。(但し、一部加工が必要なのも判りました)
< 懸念事項 >
CX-8とCX-5では、カメラの設置位置(高さ)と角度が違いますが、そこで心配になるのが、Fカメラの位置が変わることでの
「見え方」でした。
結論的には、これは あくまで
「慣れ」の問題で、特に気にする事はないと、私は判断しました。
Dにて、CX-8とCX-5の試乗車で、カメラでの車両前方の見え方を確認しましたが、カメラの設置位置の違いで、
CX-8は車両前方が
「横から(水平に近いイメージ)見た感じ」
に見えますが、
CX-5は(カメラが上にあるので
)「上からやや見下ろすイメージ」で見えます。
(上記の写真は、全く同じ場所での比較写真は撮れないので、それぞれの見え方のイメージとして写真を撮ってみました。)
同じ場所を見ていても、見下ろすイメージで見ているか、横から(水平に)見ているか、の違いだと思います。
運転席からカメラを通して車両前方を見ると、
個人的には、CX-5のカメラ位置からの前方視界の方が自然に 感じたのと、納車して直ぐに交換してしまえば、CX-5のカメラ位置が普通に見えると思うので、そうすることにしました。
ただ、CX-8に暫く乗った方が私の様にCX-5のカメラ位置に替えると、慣れるまでは多少違和感を感じるかもしれません。
なお、Dのサービスの方の話では、バンパーを脱着したり、カメラを脱着したりした場合は、本来は、カメラの「エーミング処理」(画像補正)をしなければならないようですが、気になる方はDにお願いすることをお勧めします。
(正確な工賃は知りませんが、1諭吉以上はするそうです)
< 必要な部材 >
①Fカメラ”無し”の場合
・「バーチカルグリル」
・「Fカメラ”無し”用のMエンブレムブラケット」(約1500円)
の2つでOKです。
②Fカメラ”有り”の場合
・「バーチカルグリル」
・「Fカメラ”有り”用のMエンブレムブラケット」(約1500円)
・「CX-5用Fカメラ」(カメラとカメラブラケットは一体のパーツです)(約11000円)
の3つが必要になります。
< 必要な加工 >
(前述しましたが)、私が採用した設置方法だと、パーチカルグリルを一部加工する必要があります。
①カメラとの干渉部の切除(削り)
グリルの加工内容を簡単に言うと、カメラとグリルが干渉する部分を削る(切除する)必要があります。
私が購入したバーチカルグリルは中華製ですが、現地のCX-5ではFカメラの無いタイプしか販売されていないのかもしれませんが、Fカメラ装着される想定になっていないので、カメラとグリルが干渉してしまい、正しいカメラ位置に装着が出来ないためです。
そこで、以下の写真の部分を削りました。厚み約5mm×巾30mm程度を削りました。
↓加工前の写真です。(線を引いた箇所を削ります(切除します))
メッキ部分も少し削りましたが、余り強くヤスリなどで削るとグリルが折れたり、メッキが剥がれてくるといけないので、その点は注意して作業して下さい。
↓加工後の写真です。
(グリルとFカメラが干渉しなくなりました)
②ネジ穴の加工
(これは中華製グリルの個体差の問題かもしれませんが)、Fカメラブラケットを装着する穴が有りますが、カメラを装着するネジは5×16mm長さのタッピングネジなのですが、正確に言うと、ネジは4.5mm径なのに、穴が5mm径なので、ネジが締まりません。
そこで、私は穴を一度パテで埋めて、後から4.2mmのドリルで穴を開け直してFカメラを装着しました。
< 装着写真 >
装着に関しては、多数の方がFバンパーの外し方やグリルの交換方法をUPされているので、そちらを参考にして下さい。
< 最後に >
バーチカルグリルを検討中の方に参考にして頂けると嬉しいです。
最後までご覧頂き、有難うございまいた。