それほど使うわけではないけど、個人的に 「
これを持っているだけで満足できるもの、幸せを感じるもの」・・・って、皆さん有りませんか?
(超個人的なネタなので、つまらないと思ったら 直ぐにスルーして下さい)
<私の一品>
個人的に、その
「こだわりの一品」 というのが、以下の
「SEIKO TE-2S」ミシンになります。
レザークラフトを始めて、5年ほど経ちますが、一般的な流れにのって、「手縫い」→「ミシン縫い」 と来ましたが、ミシンも「アンティークミシン」→「職業用」→「工業用」という流れになり、その中でも
レザークラフターにとって
「伝説のミシン」
とか
「幻のミシン」
と言われるのが、この 「SEIKO TE-2S」というミシンになります。
<こだわり・・・の理由>
何が良いかというと、先ずはその見た目。
アンティークな形状ですが、おそらく100年以上前からこの形状のミシンが色んなメーカーから出され、今でもこの形状のまま 「SEIKO」というメーカーから継続販売されているミシン形状になります。
この「TEシリーズ」はカバン職人などがこのミシンを使うことが多いようです。
この「SEIKO TEシリーズ」ミシンは、「TE-6」「TE-6B」という名称で今でも販売が継続されていますが、私のこの「TE-2S」というミシンは、少なくても50年以上も前に生産されたミシンで、「上下送り」の「半回転釜」という特徴があり、糸の締まりが良くて縫い目が綺麗で 特殊な送り機構が付いているので、ミシンを使うレザークラフターなら 知らない人は居ない と思われるミシンなのです。
もう、かなり昔に製造中止となり、「押さえ」などの消耗品も製造中止になっているので、仮にこのミシンを入手しても維持していくのが大変なミシンでもあります。
<整備・調整>
そんなミシンを昨年末に、比較的使用歴が少なそうで、程度も良さそうなものを ヤフオクで見つけて、入手し、約4ケ月ほど掛けて、整備・調整して、専用のミシン脚を購入し、ケヤキの一枚板を載せて、その上にミシンやモーターをセッティングし、 何とか使える(縫える)ようになったミシンです。
製造中止の消耗品も、気長に探せば ちょこちょこ出てくるので、ネットで集めたり、海外から同等の部品を輸入したり・・・と、苦労はしながら何とか 入手し続けています。
<しかし・・・>
「調整・整備をした」といっても、はっきりいって あまり使いません。
使えるようになったけど、使っていません。
やはり実際に作品作りで使うのは 使い慣れた他のミシンを使ってしまいます。
でも、時間が有った週末などに、単に「試し縫い」などをしたり、「空縫い」をしながらこのミシンを使って、遊んでいるのが 何ともいえず楽しくて、幸せを感じるんです。
単なる「ミシン好き」なのかもしれませんね?(^_-)
今の私には、この「TE-2S」ミシンが「こだわりの一品」になるのですが、きっと この私の気持ちは 他人には全く理解出来ないだろうとは思いますが、
「超~自己満足できる一品」
です!
超個人的な話題で失礼しました・・・。
Posted at 2021/04/30 12:54:33 | |
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