パッと見は同じでも、構造等の違いで2種類あるマツダのATノブについて、それらの「金額的」な違いがどこにあるのか?を自分なりに調べてみました。
<類似のATノブのおさらい>
現行マツダ車で、mazda6、CX-8、CX-5、CX-3、mazda2 には、以下の形状のシフトノブが使われていますが、
このノブには 見た目は同じでも 構造上等の違いも有り、2種類のノブが存在します。
その件については、以前(2018年に)、
「類似のATノブ」
というブログをUPしましたが、そちらでは 構造の違いや両者の互換性についてUPしましたが、今回は、金額の違いについて私が感じたことをUPしたいと思います。
2種類の使い分けを大別すると、
Type-A として、「mazda6」、「CX-8」、「CX-5」 が 使用するもの
Type-B として、「CX-3」、「mazda2」 が 使用するもの
(※mazda3とCX-30は別形状のノブとなるのと、MX-30も専用形状のノブとなります)
前述のブログを見て頂ければお判り頂けると思いますが、構造が違っても、互換性があるので、Type-Aのノブが使われている車に Type-Bのノブを装着可能ですし、その逆も可能です。
(私のCX-8も (前車のGJアテンザでも) Type-Bのノブを巻き替えたものを使用しており、操作性・機能的にも全く問題ありません。(エラーも出ません)
<金額的な違い>
前述の通り、(私が確認した範囲内では)、Type-A も Type-B も互換性が有りますが、金額は大きく異なります。
Type-A : 定価
11088円税込 (CX-8用の場合)
Type-B : 定価
5500円税込(mazda2用の場合)※倍以上も違います。
改めて、これらのノブは、(構造以外で)どこに違いが有り、どうしてこんな
に金額が違うのかな?と、改めてじっくりと見てみました。
(今回確認するまで、値段がこんなに違うのは、日本製と中国製の違いだと想像していましたが、そうでは有りませんでした。)
<私が見た範囲で違いがあった点>(基本的な構造の違いは省きます)
1.生産国
Type-A = フィリピン製
Type-B = 中国製
※生産国はどちらも外国でした。
2.本革の表皮
Type-A = スムースレザー(凸凹の無い平らな革)
Type-B = シュリンクレザー(細かな凸凹、シボのある革)
※革の表面の感じが違いました。
3.異音対策の有無
Type-A = 異音対策テープ有り
Type-B = 異音対策テープ無し
※振動等により異音やビビリ音が出ない様に(と思われる)テープの有無の違いが有りました。
4.補強パーツの有無
Type-A = 補強パーツ有り
Type-B = 補強パーツ無し
※金属性の補強パーツ(だと思いますが)の有無の違いが有りました。
5.梱包
Type-A= 袋のみ
Type-B= 箱入り
※お値段が安い方は箱入りですが、高いほうはビニール袋のみでした。
以上、私が気付いたのは上記の5点です。
確かに、二つを比べれば、
Type-Aの方が
「細かな点で気を使って作られている」 感じはありますが、値段が倍以上も違うほどの違いは感じられませんでした。
基本的に見た目や機能が同じならば、メーカーも安い方で統一すれば良いのに・・・と思いますが、それをせずに敢えて値段が大きく違う2種類のノブを使い分けているのは、今の半導体の様に、万が一供給が滞ることが合った場合のリスク回避なのかもしれませんね。
シフトノブに興味のない方にはどうでも良い内容のブログでしたが、最後まで目を通して頂き有難うございまいた。
Posted at 2021/12/22 21:47:32 | |
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