個人的に、「純正然」とした弄りが好きなのですが、他の方の弄りの応援をさせて頂いた中で、「純正よりも純正らしく出来たかな」と思うものが有りました。
それはCX-60用の「エレキノブ」(シフトノブ)でした。
<類似のシフトノブ>
CX-60のシフトノブの正式名称は「エレキノブ」というのですが、MX-30に使われているものと非常に類似しており、パッと見はどこが違うか判らないと思いますので、簡単に説明します。
一番の識別ポイントを簡単に説明すると
、MX-30の物は、操作ボタンが右側に有り、それを押してシフトポジションを移動させます。
CX-60の物は、操作ボタンが前に有り、前にあるボタンを押してシフトポジションを移動させます。
<純正の見た目>
純正の「エレキノブ」は、表面にシボの無い平らでサラッとした感じの革が使われていますが、今回の弄りでは「シュリンクレザー」とも言われる、表面に「シボ」のある革を使いました。
①「タン」
CX-60も上位グレードになると「タン」カラー内装を選ぶことが出来ますが、その「タン」の色目に近い革を探し、巻替えました。
純正の「タン」カラーも、直射日光の当たる日向で見た色目と 日陰で見た色目でかなり違うので、選定は非常に難しかったのですが、私が持っている革の中で一番似た色目の革を使いました。
ご依頼を頂いた方も気に入って頂けた様なのと、写真掲載の許可を頂きましたので、装着写真をUPします。
「タン」カラーの色目もまあまあ近いのと、コンソール周辺が黒なので、「タン」カラーのエレキノブとのコントラストが非常に良く、個人的には非常にお似合いの「エレキノブ」に仕上がっていると思います。
②「ブラック」
純正の「エレキノブ」は、基本的に、グレードに関係なく、色目は「ブラック」になっていますが、純正と同じ「ブラック」でも、革の表面処理が違う、「シボ」のある革で巻替えて欲しいとの要望を受けましたので、作業を行いました。
純正の「ブラック」と同じ色ながらも、革の表面に「シボ」が入っているだけで、かなり質感が上がっていると思います。それに「シボ」が有った方が握った際の感触も良いですよね。
こちらの「エレキノブ」の巻替えをご依頼頂いた方から御礼のお言葉を頂いたのと、写真掲載の許可も頂きましたので、装着写真をUPします。
先ほどの「タン」カラーの物は、”差し色”になっていますが、こちらは"同系色”の色目ながら質感が上がっていると個人的には思います。
この「エレキノブ」なら、どんな色目の内装色であっても似合うと思います。
③「ホワイト」
マツダは「ピュアホワイト」と言われる白内装の車が多いのですが、色目は若干違うものの、シフトノブ(エレキノブ)として使う分には全く問題ない(と私は感じる色目の)「ホワイトアイボリー」のシュリンクレザーでも巻替えました。
こちらを装着された方からは写真を頂けなかったので、製作時の写真のみとなります。
<超自己満足>
以前にも、記載した覚えが有りますが、「自己満足」をさらに超えるものとして、
「超自己満足」 があるかと思いますが、私の場合、
「自分で作ったものが自分で満足するもの」が「自己満足」 だと思っていますが、更に、
「(自分で作ったもので自分は満足しているが)、ご依頼頂いた方にそれを満足して頂ける」のが「超自己満足」だと思っています。
今回の「エレキノブ」の巻き替えたものも、ご依頼頂いた方からご満足頂けたお言葉を頂き、「超自己満足」しております。
超個人的なネタで、大変失礼しました。
Posted at 2023/05/28 21:02:15 | |
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