ちょっと前の弄りですが、5月にMX-30のシフトノブの本革巻き替えを行ってみました。
<きっかけ>
とある用事でマツダDに行くとMX-30の展示車があり、ちょっと変わった形状のシフトノブが目に留まりました。
すかさず、
私:「このシフトノブはいくらしますか?」
とサービスの方に尋ねると(調べた結果)
サービス:「10000円強です」
とのことで、早速1個発注しました。
<シフトノブの分解>
後日 受取った後に自宅で直ぐにバラしに入りました。
ディーラーにもシフトノブの「”脱着”方法」の資料はありますが、シフトノブの「"分解"方法」についての資料はないので、現物をじっくり見て、バラし方を調べました。
1.手前側のメッキパーツを内装ハガシで浮かせて引っ張って外します。
2.左右の本革が巻かれたパーツを左右に開きながら外します。
3.左右のメッキパーツは中の爪をちょこっと開きながら押し込むと外れます
(爪を大きく開くと折れる可能性があるので注意して下さい)
ただ、下側のメッキパーツはどうしても外し方が判らず、無理してバラすと割れてしまうので、このまま行く事にしました。(このままでも巻き替え作業は出来るのでそのままにしました。)
<巻き替え作業>
①バラしたパーツから革を剥がし、やや大きめの型紙を起こし、革を切り出します。
今回はバーガンディレッドの近似色の革を使用しました。
②左右のメッキパーツ部分は、巻き返しが大きくなりすぎるとそのメッキパーツが入らなくなってしまうので、最小限に切りながら巻き替えをしました。
完成したのが以下の写真です。
このシフトノブでの初めての巻き替えた割には上手く出来ました。
<装着を・・・>
早速、私のCX-8に装着してみる事にしました。
過去に「mazda3」のノブを前車「アテンザ」に装着した際には、装着自体は出来るのですが、電気的な設定の関係で、「アテンザ(CX-8、CX-55等)」に「mazda3」のノブを装着すると「エラー表示」が出る症状があったので、今回はそれを覚悟の上で 巻き替え と 交換作業 に入ることにしました。
すると、"根本的に"装着する事が出来ませんでした。
シフトノブを装着する”棒"自体が細くて、CX-8には装着できませんでした。これは、「mazda3」でも棒の径が違うので装着できません。
今回巻き替えたノブは「MX-30専用」のノブの様でした。
下の写真を見て頂くと判り易いかと思いますが、根本的にシフトノブ側の穴の大きさが違いました・・・。
<最後に>
せっかく巻き替えたのに装着できないとは・・・とは思いつつ、こういった
「まさか・・・」
ということは、弄りをやる中ではちょくちょく有ることですよね(^_-)-☆
Posted at 2021/06/06 20:58:29 | |
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