いよいよ最終日の4日目となりました。
ここまで本当に天気に恵まれ、傘の心配は全く有りませんでした。梅雨前の最高の時機に旅行が出来たと思います。でも、最後の最後にとんでもない事が起きるなんて、全く想像だにしませんでした・・・・
いつもの通り早く目が覚め、昨日買い込んだ食料品を食べました。
部屋の窓から鳥取駅がよく見えますが、丁度智頭急行の列車が停まっています。因美線にはJRだけでなく、若桜鉄道と智頭急行の列車も入線するんですね。
鳥取駅のホームに上がりかけたら、やたらと大きなディ-ゼル音が聞こえ「何だろう?」と思ったところ、何と『瑞風/MIZUKAZE』が停車しているではありませんか!!
初めて間近で見ましたが、綺麗な色でまるで『トワイライトエクスプレス/TWE』を彷彿させてくれます。一度は乗りたい気持ちは有りますが、値段がちょっと高過ぎますよね(-"-)
私は此方の車輛で浜坂駅に向かいます。
山陰本線を上っていたら岩美駅で列車待ちとの放送が有ったのでホームで待っていたところ、何と再び『瑞風/MIZUKAZE』が来るでは無いですか!!
予想もしていなかった全くの偶然とは言え、2回も見れるのは嬉しい限りです。
「東浜駅」で下り列車と交換、此方はキハ47の2両編成です。
程なく「浜坂駅」に到着、ここで乗換となります。
餘部橋梁で有名な「餘部駅」と橋梁上から望む穏やかな日本海です。
此方も順調に走行し定刻通り「豊岡駅」に到着。
豊岡駅では新しいキヤ143が2両いたり、恐らく稼働できるであろうターンテ-ブルも見えました。
豊岡駅からは電車です。いかにもJR西日本の顔つきですね。
30分少々で「和田山駅」に到着。
ここで最後の非電化区間に入ります。播但線の名物車輛は片運のキハ48を両運転台化改造した珍車キハ41です。改造した方(姫路側)は完全な切妻構造です。
バックミラ-に写った正面顔です。
「新井駅」にて特急はまかぜ1号を待避。
「寺前駅」から電化区間になりますが、何と103系ですよ。
本当にJR西日本は古い車輛を改造したり整備し直して使い回しますね。
姫路駅からはのぞみ110号で一路新横浜駅まで。
5月に買ったNikon Z7Ⅱ で凡そ1350枚撮りました。メモリ-カ-ド(64GB)は全く容量不足には至らず、4割程度しか使ってません。但し、バッテリ-の持ちはやはりミラ-レス故デジタル一眼の様にはいかず、予備のバッテリ-は必須であることを改めて感じた次第ですが、特段の不満は有りませんよ。
此方も定刻通りに到着、その後市営地下鉄ブル-ラインに乗換え、あざみ野で田園都市線に最後の乗換をしました。
実はここで事件が起きました。
田園都市線に乗ったら、何か荷物が足りないことに気づきました。何とリュックを市営地下鉄の網棚に忘れたんです。直ぐに次の駅で降りて、ネットで検索しあざみ野駅の遺失物係に電話を入れ、状況を伝えました。
結論を言うと、今日時点では見つかっていません。多分出てこないでしょう。
念のため、JR東海、東急電鉄、東京メトロ、東武(田園都市線の上りは行先によっては東武の路線迄行く為)にも電話やメールで確認を入れましたが、答えはいずれも「見つかりません」でした。
幸い貴重品の類は一切なく、着替え、タオル、洗面用具、旅先のパンフレットや土産等ですので大きな問題は有りませんが、最後の最後で大ドジをやらかしました。唯一残念な点は、若桜鉄道の鉄印(500円ですが)がそこに入っていた事です。やはり毎朝の起床が早く疲れていたのと、近くまで帰ってきた安心感によるんでしょうね。今後は気を付けます。
最後に今回の乗り鉄旅で感じたこと(あくまでもを個人的な見解です)を書いてみます。
先月のJR西日本が発表した輸送密度が低く赤字路線を中心に乗りましたが、地元の高校生が少なからず列車を利用して通学している実態を知りました。それも10分とか15分という時間ではなく、1時間もかけています。距離にしたら30数キロも離れていて、代替のバスでは通学そのものが難しいでしょう。やはり地域の公共交通の在り方は単に輸送密度や営業係数だけでは決められないとも感じました。特に、輸送密度が低く営業係数が悪い線区だけを発表し、何とか切り離したいとか地元自治体からの資金投入に期待するだけでは大いに?が有ります。
JRが民間の株式会社になったことを否定したり、元に戻せということではなく、遠距離に輸送を担う(主に新幹線)と、通勤・通学と県単位位の圏域での交通を担う組織を分けても良いのでは?とも感じました。
また山奥でも高速道路や高規格道路の巨大な橋があったり、道路への投資の凄さにも驚きました。こんなにお金を道路につぎ込んだら、鉄道会社は持ち堪えられないだろうな、とも感じました。
この件は書き(話し)出すと長くなるので、みんカラ内ではこの位に留めておきます。
都合4回に分けてアップしましたが、お目通し頂き有難うございました。
今秋になったら何処か乗り鉄旅に出かけたいですね。
Posted at 2022/06/13 13:51:04 | |
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