忘れもしない10月11日に来襲した台風19号による床上浸水(約55cm)の憂き目にあい、今迄ニュ-スで見聞きしていたことが、対岸ではない自分の出来事になりました。
前日に長男夫婦から再三再四此方(横浜市)に避難する様に言われていて、最初は断っていましたが最終的には受け入れて避難しました。また、深夜にSNS上にて極めて近所の様子がアップされ、相当水が出ていることが分かりました。
翌朝家に戻った際に、途中でドロまみれの状態等を目の当りにして自宅の浸水を覚悟しました。家までは戻れず、近所のコインパーキングにクルマを停め、歩いて戻りました。
その時の様子からご紹介します。
玄関の鍵の辺りまで水が上がりました。玄関前はドロまみれです。
洗面所の床もドロまみれで、映っているのは窓から入る光なんです。
壁に水の跡がついています。
和室に向かう廊下もこんな状況で、ドロまみれです。
和室の中はこんな状態でした。床から吹き上げた水の力で、畳がめくれ上がり、タンスをこんな風に持ち上げていました。
襖にもくっきり跡がつきました。
和室のエアコンの室外機(下の方)も冠水し、ダメになりました。
子ども達がかけつけてくれ、室内の物を出す手伝いをしてくれました。
全部ではありませんが、玄関前に先ずは出しました。水を吸い込んだ畳は本当に重かったです。
押入等にあったフトンや衣類、特に家内の着物類もすべて水没し、使用不可能。
これ以外に、物置にあった趣味の本(主に鉄道関ファンとトレイン)を500冊位水没させ、全て災害ゴミで捨てました。
正直心が折れました。
数日後、岡山にある販売店名で「ケルヒャ-スチ-ムクリ-ナ-」の箱が届きました。注文した覚えも無いし、ましてや岡山の販売店も全く知らなかったので、誤御配かと思い先ずは会社に電話を入れて確認しました。
そしたら、何と大町市在住のみん友さんから送られたことが分かりました(実はSNS上では何度もやりとりがあった方ですが、直接お会いして話したことは無かったんです)。そして、直ぐにお礼の電話を入れました。特に汚れた床の清掃には本当に役に立ち、綺麗に元通りになりました。
リフォ-ム工事はしなくてはならないとは思うものの、どうすれば納期や値段で納得できるかが中々分からず迷っていたところ、立てたメ-カ-のサ-ビス部門の方が来訪してくれ、アドバイスをしてくれました。色々と相談する中で、年内に完工出来ることと、コストも想像以下の金額で収まることが分かったので、即発注しました。
契約書作成と見積確認を平行して行い、ハンコを押した翌々日辺りから工事を始めるという離れ業で進行し、11月下旬から先ずは洗面所の工事から入りました。
工事の基本的な内容は、床から100cmの位置でプラスタ-ボ-ドを切り、水を吸い込んだ断熱材の除去と新たな断熱材の貼り付け。その後プラスターボードを取り付け、継ぎ目をパテで修正した後に壁紙を貼る。和室は畳からフロ-リングに変更、襖は両開きに変更、障子は断熱効果も期待して2重サッシに変更、従来納戸にあったピアノ(これも水没したので修理に出しました)を置くために床下の補強等が主な工事内容です。
洗濯機も当然半分近く水没しましたが、奇跡的の壊れずに元のまま動いています。
二階に上がる階段もクロスを変えました。
12月の3週目辺りから最後の仕上げの工程に入りました。
従来の和室は洋室に衣替えさせました。
床はフロ-リング、窓は二重サッシ、カ-テンは一昨日発注し年明けに出来上がります。
トイレは別の業者にお願いしていて、昨日今日で工事が無事終了出来ました。
8月中頃からの風呂場/洗面所/トイレ(2か所)のリフォ-ム工事をする予定で一部工事が終わっていました。何と工事終了10日後に台風19号による床上浸水被害に遭ったのです。なので、残りの1Fトイレは相当ズレ込んでしまった訳です。
ピアノは廃棄をするつもりでしたが、子ども達にその話をしたら全員が「勿体ない」とのこと、最低限の修理を行い1月中頃には丁度いい塩梅に戻ってきます。
何とか新しい年を迎えることが出来そうですね (^^♪
これ以外に「手根管症候群」という病気で11月中旬に手術を受けました。
家内も7月下旬にちょっと転んで右手の骨折と右足の酷い捻挫をしたり、夫婦共に疫病神に付きまとわられた年となりました。
来年は早々に二人目の孫が生まれるので、佳い年になることを切に願っています。
長々とお読み頂き、有難うございました。
皆様方には、希望に溢れた佳い年を迎えられることを心よりお祈り申し上げます。
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
Posted at 2019/12/28 21:25:24 | |
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