ハイ、今回は平日の昼から呑みまくる『友と呑み鉄』第二段であります。
当日、「何シテル」で楽しんでいただいた方はご存知ですが、写真で行き先を割り出していただければ、と遊んでみました。
沢山のイイね!ありがとうございました(^_-)-☆
途中解説も交えながら、当日の様子をフォトブラフでお見せしてゆきましょう。
待ち合わせは前回と同じ、氷見線越中中川駅。
今回は7:52の上りが旅の始まり。
あいの風になって高岡駅での接続が良くなったので、徒歩7分で着く中川駅が最近のマイ最寄り駅。
ガタゴト揺れながら4分で高岡へ到着、今回は6分接続8:02発金沢行あいの風で西へ向かおう。
大きな窓にかぶりついて乗換の津幡へ。
21分の待ち合わせで七尾行、悪名高い415系800番台に初乗車。
800番台は七尾線電化の1991年に、福知山電車区配置の485系を183系へ直流化改造する際に抜き取られた交流機器を113系に搭載して充当された交直両用電車。
要はお古、台車のがたは相当なもの。
ところで交流電化の北陸本線から分かれている七尾線をわざわざ直流電化したのは、直流電化の方が工事費が安く建築限界が小さくできるから。
こうなると交流電化って何だったの、時代の流れとは言え残念な話。
●ここで何シテルのこの写真「さぁ、呑み鉄だ!」
(「さぁ、張り込みだ!」【1958年松竹】の口調で読んでいただいた方はツウ)
この写真の読解ポイント
① まず、高岡周辺の単線電化路線は何処か考えよう
② 写真の車両(窓の配置)が走っている路線は何かを探る・・!
③ 富山県の単線電化路線(地鉄、万葉線、ライトレール)にこの窓の車両はない
⇒∴富山県ではない
④ 新潟県だと越後線が該当するが何シテルをこの時間にアップするには新幹線と特急『しらゆき』を使わないと無理。。。ということは。
石川県がではないかと推測されます。
⑤ 石川県でこの車両の走る路線はどこか・・・。
という事で『七尾線』が怪しいという事になりますね♡ ナレヨ
さて、この800番台、金沢で運用されてからすぐ乗り心地の悪さが評判になってしまった車両。
七尾線はカーブも少なく100㌔位で飛ばせるのだけど、
☝ 顔出しOKという事で(^_-)-☆
時々ジョイントの揺れとは違う上下動がゴゴゴという不快な音と共に襲ってくるのです。
鉄道の揺れは一定のリズムと共に生まれるから許せるのだけど、こいつはいけない。
聞きしに勝る代物ですね(-_-😉
途中、高松駅で下り『能登かがり火1号』と上り『同4号』を待避のため10分以上停車。
シートは標準と違いピッチが広がって肩の部分もカットされた圧迫感のないものに交換されていた。
がたつき防止なのか隙間風でも入るのか、窓は開閉できなくなっている。
津幡から揺れと異音の83分(速いダイヤだと68~70分位)で七尾に到着
●ここで乗り換えとなって二枚目の何シテル写真。「さぁ、何処へ行くんでしょうか」
一枚目の写真で七尾線かな、とあたりを付けることができた人には確信となる一枚。
これはのと鉄道NT200形の車内
大きな窓と2x1配置のシートが特徴
えちごトキめき鉄道ET122形は出所が新潟トランシスと同じなので、近似性のある車内デザインだが、向こうは窓の上部が開閉する。エンジンもトキめきの方がハイパワーで最高速度も上。
と言う訳でこの写真で『穴水方面』へ向かうことが推測されるわけ♡
●最後に目的地の駅だが3枚目の「わかったかなぁ」これはもうお分かりですね。
この写真だけでも目的地を想定できちゃうくらいの代物。
懐かしい郵便車内(オユ10形の写真ですが、これが構内で展示してある駅は
のと鉄道『能登中島』駅ですね♡
この郵便車オユ10が能登中島のランドマーク
●そして最後の焼き牡蠣写真になるのだけど、今回お邪魔したお店は
カキ処海(KAI)さん
私は知らなかったのだけど、友人が一度来ていて絶品だったとかで予約してくれました。
11:30の予約で5分ぐらい前に到着したのに空きがない!?
店内は11:00オープンなのに、こいつら何時から食べとるんじゃ?という勢いで盛り上がってる。
旨い具合に11:30に二人が出ていったところで、
「○○さ~ン」と声がかかります。
注文も友人にお任せ
3000円と4000円のコースがあって4000円コースからカキ鍋を外した3000円コースを注文、
そのかわりカキ蒸しを注文
コースは焼き牡蠣が一人10個、二人分20個がバケツに入ってきます。
あとは定番、カキフライ
〆はこれ、ほくほく感がたまらない牡蠣釜めし
備長炭がいい具合に燃えてきて
カキがとても殻から外れやすい、バケツに入れる前に手を入れてくれているのかな
ビールの後は辛口のお酒を熱燗で、これがなかなかの美酒。
なのに銘柄を聴き忘れる大失態。
バックヤードもこぎれいなところが安心
入店してからあれよあれよと60分、いう事なしの大満足
駅まで歩いて10分あまり、予報どおり雨が落ちてきた。
中島駅から13:32発で穴水まで足を延ばすことに。
するとベテランの駅員(駅長)さんが
「もうじき観光列車が来ますよ」
これが観光列車『のと山里海里』号 車両はKT300形
車内をのぞこうとするとアテンダントが
「ほかのお客様の迷惑になりますから」
と乗車を制止するので
しかたなく駅舎の方へ戻ると
先ほどの駅員さんが
「300円で乗れますよ」(乗車整理券らしい)
なぁ~んだ、と言う訳で早速乗車することに。
となるとさっきのアテンダントの対応が腹立たしい。
満席で乗れないとか団体専用だったのならいざ知らず、空席の目立つ列車に300円で乗車できるなら、なぜそう言わぬ!
本社にクレームを付けてやろう(`´)
乗った列車は『のと里山里海52号』
土日は和倉温泉から穴水までノンストップのようだけど、平日は各駅に止まっている観光列車
豪華な車内の大きなシートに身を沈め、名所は列車を止めた案内付きのサービス振り♪
何故私の乗車を拒んだのか、ますます訳が分からん<`~´>
でもおかげで列車の待ち時間が30分も短縮されて大助かり。
穴水では、行くたびに寂れてゆく静態保存の車両が痛げだ。
遠藤関は穴水出身なのでしっかりコーナー展開
この娘らより、吉久こしののほうがいいぞ(爆)
そろそろ上りの発車時間、先頭はKT200、後ろにはアテンダントが乗った山海里車輌KT300 がく付いた2両編成。
後はアテンダントがいて豪華だけど300円エキストラがかかるから、当然地元民は前の車両に乗るわね。
一本早い列車に乗れたおかげで、和島温泉で金沢行特急『能登かがり火8号』に乗れることになった♪
例にもれず車内販売がないので、発車5分前に下車して缶ビール買いに走ったら
「すみません、駅にはお酒おいてないんです」
なんちゅうこっちゃ、
自由席が先頭の5,6号車なのでしっかり走らされた(^^;
今回利用した『北陸トライアングルルートきっぷ』は能越地域限定で普通車自由席(加越能バス「わくわくライナー」含)二日間乗り放題に加え、特急へも特急料金追加だけで乗れる優れもの。
青春18もこうならいいのにネ。
来るときは不況振動で悩ませられた七尾線も、久々に乗車した683系は滑るように駆け抜けていく。
金沢では13分で泊行に接続。
高岡でも3分で氷見行と、ホントに待ち時間の短縮はありがたい。
国鉄の時は『1時間25分のお待ち合わせになります、お客様は待合室の方でお待ちください』
と平気で言っていた(^^😉
とっても楽しく美味しくスムーズな一日、
実は最後に生まれて初めて衝撃の出来事が。
高岡から越中中川までの氷見線車内で優先座席に座っていた女子高生が
「私次でおりますから、どうぞ」
え~、誰に言ってるの~、友人の方だよね。
私に席を譲るだなんて、
『ありがとう、僕らも次だからイイよ:』
私に座らせたら膝の上に座らせるからね、こっち向きで・・・ムフフ
生まれて初めて席を譲られた悲しい猫でした 😿
では また =^_^=