猛暑お見舞い申し上げます。
先日、遅ればせながら3月中旬富山駅前にできた商業施設へ行ってきた。(マルートという)
ここの駐車場は一方通行二車線の道を一度目の左カーブ手前で左車線から右車線へ、二度目の左カーブの直後、左後方から曲がってくる車に注意して右車線から左車線へと意味深な進路変更を繰り返して入るのだ。
そんな場所だから当然オープンの時などとてつもなく滞った。
でもそうしないと違う入口へ導かれてしまう。
この日はすいていたので軽快に進めた。
軽快過ぎて駐車場入口手前の業者搬入口へ入ってしまった。
・・・罠か😓
今回はそこの帰り道、日産へ寄ってサクラに乗ったお話。
『サクラの試乗できますか?』
用意されたXグレードは、ディズで見慣れたシルエットにアリア似の顔ですましていた。
営業マンにいろいろご伝授いただきたいのでお供の家内は後席へ。
ボタンを押しても無音なEVの始動はしっかりメーターで確認して・・・。
☝ 写真は✕
いつも思うのだけど某社のEV系シフトレバーは使いやすさと先進性をはき違えている。
度重なる事故の一端を握っている事は間違いない。
操作時によそ見をすることの危険な自動車運転ではブラインドタッチできる装置が最高なのだ(自論)
某社Pのシフトレバーと違いサクラのそれはよくできていた。
という訳で出発~♪
軽EVと言えど2Lクラスのトルク(195N.m)のおかげで加速は静かで上質で力強い。
3人乗っているのにすごいなぁ、と思っていると
『すみません、これ「Eco」モードです。』
ハンドル右下のスイッチで切り替えられる。
YouTubeの試乗会で不評だったモード切り替えツイッチってこれか。
☝ 写真はG
ボタンを押すだけなのに場所が悪いから「Eco」「Standard」「Sport」といちいち下を見ないと操作ができない。
そこは他のボタンも乱立しているので誤タッチしたらまずいし。
でもなぜこんな場所にしたのだろう。
この切り替えボタンをあまり使ってほしくなかったから?
「Eco」と違うモードに変えれば走行可能距離が短くなるから^m^
では「Sport」モードへ切り替えてみよう(要わき見)
電費が悪くなっても「Sport」モードは楽しいぞ♪
一般道なら3人乗ってもあっという間に先頭だ。
スタートから最大トルクのモーター走行はさすがだ。
昔初めてリーフに乗った時の感動がよみがえる。
注意点はこの感動に酔いしれて走ると走行距離がどんどん短くなる。
だから市街地での通常走行は「Eco」で十分。
柔らかい加速がちょうどいい。静かでなめらかで十分速い。
だから75歳以上はマイルドな「Eco」モードがいいと思う。
いっそ『後期高齢者モード』と呼称すればいい(笑)
「e-Pedal」のスイッチも押してみよう(このスイッチはシフトレバーの横)
アクセルを離したら回生ブレーキでエンジンブレーキのように減速し充電が積極的に開始される。
これも「Eco」「Standard」「Sport」に合わせて減速度合いが違うらしいが、私にはマイルドのはずの「Eco」でも効き過ぎだった。
これでクリープの速度まで減速できるのだからこういう加減になるのだろう。
アクセルの開度でコントロールすれば減速がマイルドになる。
コツはつかめたけど好きになるほど馴染むには少し時間がかかりそうだ。
加速だけでなく減速でも入用な「Eco」「Standard」「Sport」ボタン。
マイナーチェンジと言わず早いうちに使いやすい場所へ移動した方がいいと思う。
とは言え静かでなめらかで力強い、小さなボディは街で使いやすい。
航続距離は180㌔、7掛け130㌔と考えても高岡からならお隣金沢の近江町市場やイオンモール白山までは十分射程範囲。
(でも寄り道は控えた方が無難、富山市からはやめた方がいい、富山の人は高岡のイオンへどうぞ)
どうやら先行予約では70%が50代以上、70歳以上の最後の車選びに選んだ人?も21%とこちらも高齢化、予想通りと言えば予想通り。
ごめん、ダラダラ長いね。もう少しだから(^_-)-☆
☝・・・箸休め
ただシーズンのSAは駐車スペースへ止めるだけでも混んでいる。
少ないインフラ、増えるEV車、どうこなすのだろうか。
やはり途中充電なしの日帰り使用がベストなようだ。
後席は広く静かで乗り心地も良かったようで、家内はご満悦。
しっかりしたボディにバッテリーによる低重心化と必然的に重くなったことで乗り心地がいい。
ただ標準タイヤのロードノイズがやたらに耳障りだったから、タイヤは静かな奴に変えた方がよさそうだ。
お店に戻ったら『豪華版のGもありますよ』というのでそちらも見てきた。
初期予約では、Xの61%に対し豪華なGも36%。
☝ 写真はG
Xを選んでもプロパイロットをはじめ豊富なオプションに踊らされるとなかなか高額になるし、Gは最初からそれらが盛ってあるから価格はCゼグなみ。
おまけに車を買っても充電装置はもとより充電ケーブルに至るまでも別途だから、最終的にはXで国からの補助をもらっても250万はかかるだろう。
やはりいろんな意味で大変上質な軽だ^m^
ちょっと待てよ、180㌔も走れないのだからプロパイロットは、要らないんじゃないかな。サクラに乗っても営業マンの口車に乗ってはいけない。
とは言えサクラはいい車だと思う。
欲しい・・・
だけどまだ買わない。
今買える内燃機関の車とはとても完成度が高い、だから10年たっても安心だし決して性能が見劣りする事はないと思う。
ところがまだまだ発展途上、されど進化の早そうなEV車、10年いや5年もたたないうちも出た新型と比べがっかりするような性能差を見せつけられる事になりそうだ。
それとEVの航続距離が伸びると価格が高くなるという図式は嫌いだ。
内燃機関の車にそんなことはない。
・・・それに今後私が所有する車ってあと1~2台?
もうそんな歳、でもまだ『上りの車』は買わないぞ。
ではどんな人が買いなのか。
まず自宅で充電できる事
自治体の補助金がしっかりもらえる事。
ちなみに富山県の補助金は・・・EV購入に対してはないみたい。『補助金なんか出してたくさん売れようものなら、インフラも整備しなきゃいけなくなるし、やめとこうぜ』的な考えかしら(憶測)
もらえない地域では日産の新車購入支援金にあたる事。宝くじでもいいww
そして高齢者はe-Pedal Stepにすんなり馴染めた人。
上記を満たせた人で、
毎日片道50㌔位までの雪の山越えの少ない通勤快速使用とか、お買い物とか、上がりの車とか・・・
では、また =^_^=
PS.『スタンド行かないって楽ですよ~♪』って心の底から言うほどスタンドまで遠いのだから、そんな場所で一充電走行距離の短いEV車はやめた方がいいと思う。
☝ こんな奴もいた(^^♪