先日、MR子の『愛車無料点検』をうけてきた。
2019年登録以前のスズキ車が対象らしく、5月に他所で車検整備をしたMR子にもしっかり案内が届いた。
15項目の点検をしてくれるらしいが最近何かとリコールが多いスズキさん、簡単な点検ばかりだがサービスの連中には手間な事だろう。
どうせなら待っている間に試乗でもと思い都合を聞いてみると、まず点検の予約が必要らしく平日でも結構な賑わいぶりだった。・・・無料だものね♪
さてお願いした車だが、一台は過去にNAしか試乗していなかったのでハスラーターボ。
それとジムニーとシエラの乗り比べ、と目論んだのだがあいにくジムニーのATしか用意がなかった。(ハスラーターボもよそから都合してくれた)
昔から試乗は単独、コースも自由と放し飼いにしてもらっていたのだが、月日は流れ担当も4人目になり車検も他所でやるような客なので、20年近いお付き合いがあるとか、一時はスプラッシュまで所有していた変わり者だとかは、私自身が説明しないといけなかった。
おかげで助手席にしっかり担当が乗りこんで右や左とご丁寧な事。
まずハスラーターボ。言うまでもなくアクセルを踏み込んでも唸らないのがターボのいいところ。
こりゃ、速いわ!おまけにバトルシフトまでついている。
☝ 私にはシートについているアームレストが高すぎてレストできない。
加速だけはなかなかのものだが、コーナーなどでバランスの悪いボディとブレーキがどこまで耐えてくれるか。
でも小さくてもSUV、やはりストレスのないターボがいい。
座席や荷室の使い勝手はスズキのクルマらしく一日の長がある。
雪国だし保険の意味でも四駆を選んだ方が安心だろう
思えばMR子搭載の当時新型のR06A型エンジンももう10年選手。
ターボはこのA型エンジンがベース。
そうそう、ノンターボのエンジンは2020年から新型(R06D型)に代わっているのだ。
という訳で新型R06Dエンジンを積んだ新型スマイルも乗ってみることにした。
9インチの大型画面を中心にしたインパネ周りがうまくデザインされている。
そしてハンドルその他にうまく配色されたアイボリーとスペーシア譲りの三角窓とせり出したフロントウインドーで運転席が明るい。
☝ 後席のスライドがハスラーのように荷室からできないのはコスト面もあるだろうが残念。
パワーもトルクも数字は先代のA型よりは落ちてはいるが、やはり性能は数字だけでは語れない。
静かで滑らかに回る。
タイヤは14インチにして扁平を上げているのが滑らかな乗り心地に貢献している。
無理にターボを設けず価格と燃費で優位性をだしたのはいいと思う。
ただすでに発売から5年もたっている古参相手に後出しして勝ちを誇らないようにしてほしい。
ただスズキ車の強みはボディの軽さ、おデブなキャンバスより50㎏も軽いことは、走りや燃費にはプラスだろう。
真打はジムニー、当たり前だがいいも悪いも前の二台とは違う。
進化したと言ってもジムニーの中での話。
ラダー式のフレームにリジッド式サスペンションとボールナット式のステアリング、まさに三種の神器だ。
1トン余りのボディに660㏄で4AT、エンジンはうなるしハンドルは緩い。必要に合わせてアフターで整えてゆくのが楽しい(^^♪
先日ATに二駆の時だけ効くアイドリングストップがついたようだが、これは進化なのか退化なのか(笑)
いずれにしてもつるしで200萬は魅力・・・200萬といえばスイスポもだね♡
☝ ⇒のサイドアンダーミラーは小さいながら有効。
ただ見すぎると他をぶつける(笑)
今日の3車で一台を選ぶとすれば、あと2~3年は続くと思われるコロナ禍で何か楽しみを見出せる相棒として、趣味性が強いジムニー、シエラがいい。
世間でも特にシエラが『終の一台』として人気のようだが、少し小高い運転席に足が上がらなくなったらもう運転をやめるという事を判断基準にすればいい。
後席へのスムーズな乗車が可能かどうかで、メタボの確認に使える(^_-)-☆
となると気になる納期だが、相変わらずジムニーが12~14ヶ月、シエラは8~10ヶ月、なんとハスラーでもターボは6ヶ月待ちらしい。(担当談)
興味本位でMT,AT比率も聞いてみた。
ジムニーは3対7シエラも2対8 やはり何やかや言ってもATが優位なようだ。
所でスイスポは6対4でMTですってよ^m^
スタイルにひかれた多くの人が日常の使用で不便や我慢をしながら使っていると思うと、いずれ中古市場がにぎわう気がする。
ジムニーの試乗の時、コースを外れて家の近くの用水に蓋をした凸凹な道路を走ってみたが、いつもと揺れの違いが確認できて大変参考になった。買うのなら高速も試したいところ。
MR子の方は点検の後洗車もしてもらってご機嫌でした♪ とさ・・・
では、また =^_^=