先週金曜日の朝にFiiOのDAP、
M11PROが届きました。
←早速箱から出して電源を入れたところの図。まだ、ネットに接続していないので日付と時間がズレています。
いやいや、同じFiiOの
M11を手に入れてからまだ2年もたっていないのに、もう新しいの買ったの?という声も聞こえますが(自分の中でも)。
実は、先日何気なく応募したツイッターのキャンペーンに当選したと・・・な、なんですとっ!?
生涯で最も高い倍率で、かつ最も高価な賞品が当たったのです。
うれしかったです。
(この後、小一時間小躍りして喜んだのは内緒w)
M11PROはM11が出たあと1年も経たずに発売されたM11の上位機種です。外見はよく見ても違いが分からないほどですが、内部のDACが据え置き器機に使われるものに替わったり、アンプ部がTHXに替わったりと着実なグレードアップがなされています。
←唯一はっきりした違い。誇らしげに「PRO」のロゴが追加されています。
二日ほどM11とM11PROで聴き比べをしてみました(なんて贅沢な楽しみ方!)。
当然全体的には同じ傾向の音です。解像感が高く中高音がキラキラして、低音は引き締まったサウンドです。その上で両者の違いですが・・・
一番の違いは音場の広さ、でしょうか。M11でも窮屈さはないのですが、PROはそれ以上に左右に広く耳の後ろまで音が回り込んで来ます。また、前後の位置関係はPROではしっかり躾けられた感があります。M11はアタックのスピードと強さのせいか、ともすれば特定の音が一挙に前に出てくることがあるのですが(これ自体はM11の楽しい所でもあるのですが)、PROはそれが抑制されていてます。ヴォーカルはM11のほうが近いですが、PROは立ち位置がしっかり決まっています。
音場がそういう感じなので、中高域のキラキラ感はM11のほうが目立ちます。ただし、よーーーく聴くとPROの方が音の密度が高くかつ澄んでいます(芯のあるシュッとした音)。
低音はM11の方が固くて多いかな。PROが音場全体に広がるせいか少ない感じ。
総括的に言うと、M11が元気でドキドキする音。PROはより上質で正確な音、という感じでしょうか・・・。「音」の楽しさはM11ですが、やはり全体的なレベルとしてはPROが一皮むけた「音楽」が聴こえるという感じがします。
操作感としては、ほぼ変わりないのですが、もともと少し不満のあったM11のボリュームは、アナログになったというPROではスムーズで気持ちの良いものになりました。
キャンペーンで当選という稀有な幸運で手に入れたM11PROですが、現在市場では在庫がなくなっているようです。128GBのマイクロSDカード、サードパーティーのTPU製ケースと、私の
標準装備のフィンガーストラップも揃ったので、これから楽しく、大事に使わせて頂きたいと思います。
最後に・・・FiiOさんありがとうございました!!
Posted at 2021/04/11 16:07:54 | |
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