1週間ほど前に、久しぶりのイヤホンが手元に届きました。フォローしている公式サイトで販売開始の告知があったのですぐに見に行ったら、数色あるうちほとんどが売切れの中、黒だけ残っていたのでぽちっと。翌日には価格からすると異例の大きさのBOXが届きましたw
「久しぶり」と書きましたが、実態は昨年6月以来3つ目になります(それでも一時に比べれば、ね)。途中の2つは特に書くべきこともなくてブログ的にはスルーしてたので、今回のイヤホンは「久しぶり」にブログに書いたということで。
FiiOの
FH1sというエントリークラスの機種ですが、直径
1113.6mm(間違えていました。7/14訂正)という大きなDD×1+BA×1という構成です。個人的にはDD1+BA1という構成は機種ごとの個性も出やすいし、イヤホンの基本ではないかと思っています(スピーカーだって2WAYぐらいが一番沢山あるでしょ?)。
樹脂製のケースですが、外側は厚みのあるマイカ風で大変高品質。ノズルは金属製(真鍮かな)。付属品も全部クオリティーが高く、ペリカンタイプのケース、標準タイプと低音増強タイプのイヤピースが各サイズ(S/M/L)、コンプライタイプ1セットと充実。
シングルエンドで聴いた第一印象では、予想外に音場が自然で広いと感じました。突出したところが無くて、極めてまとまった「音楽」が聴こえるなぁと。
そこでバランス接続のケーブルに交換して、イヤピースのフィッティングも第一印象をスポイルしないモノを探しました・・・が、これが結構難航しました。手持ちのイヤピースを順番に試して、結局3周ほど回って、最初に付いていた「標準タイプのMサイズ」に落ち着きました。
私の場合イヤーピースのサイズは大抵Lサイズなのですが、今回は敢えて一回り小さいMサイズがベストな気がしました。勿論低音は減るのですが、それでも十分の量感があり、同時に特に中高音の左右に広い音場が気持ちいいです。
解像感がスゴイとか、圧倒的な低音とか、そういう一点突破の個性ではなく、どっしりとした低音~温かみのある中音~綺麗で上品な高音というバランスの良い大人の音で・・・そういう音を激戦区のエントリーモデルにもってくるという姿勢に好感が持てました。
Posted at 2020/07/13 23:27:16 | |
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