裏磐梯二日目(10/13)は山登りです。
この周辺の山には、
2004年に磐梯山、
2011年に一切経山(東吾妻山)に登っていますが、今回は一切経山の西に位置する西吾妻山に登ることにしました。何というか東西を登って吾妻山系を制覇しちゃおうという邪な考えですね。
宿の朝食をやや急ぎながら頂き出発したのが8時頃。裏磐梯の北西にある標高1400mの白布峠を越え約30kmを小一時間で走り、山形県側からロープウェイ+リフト×3本でアプローチします。ロープウェイの混雑具合が気になり気持は焦るのですが、高度を上げる毎に色合いが変わる紅葉は美しく写真停車を繰り返してしまいました(笑)
天元台に登るロープウェイに到着すると、駐車場は満杯で道路脇に誘導されましたが、ラッシュは一段落した後だったのか、並ぶこともなく9:20発に乗車出来ました。乗車時間は5分、あっという間です。
次にリフトを3本乗り継ぎますが、天気は雲が低く時折雨も落ちる強風の荒れ模様。ゆっくり進むリフトの吹きっさらし状態で合計45分位運ばれます。ロープウェイに乗ってから1時間かかりました(笑) でも、おかげ様で標高は1800m♪に到達していて、あと200mちょっと登れば山頂です、楽勝です(という過信が)
歩き始めはとたんに歩きにくい石ゴロゴロの道。一挙に筋肉や筋がきしみます(汗)
30分ほどで稜線を越えるとしばし快適な木道歩きになります。小規模ながら池塘もある高層湿原(の初期段階)のような景色です。
夫婦共に足元もふらつくし、寒くなったり暑くなったりで、ペースが上がらないままでしたが天気は少しずつ安定して晴れ間が続くようになってきました。登りもあと50mくらい、15分で山頂に付くはずです・・・
が、ここで足元に違和感が!?
←歩くたびに「ベロン、ベロン」といういやな感触に見てみると、かかと部分からソールが剥がれてきていました(嗚呼、これぞ絵に描いたような加水分解@山の中)。ということで、山頂まで少しを残し今回の山行はここで終了、としました。
とはいえそこは東吾妻山方面を望む景色の良い場所。時間もちょうど12時、昼食としました。今回は豪華カップヌードル+おにぎり、さらにデザートにインスタントお汁粉まで付けました♪
西吾妻山の山頂自体は展望がきかないそうですから、ここまでこれれば充分だったと(何となく言い訳じみてます?)
下りはモクモクと歩きますが狭くて急な場所では渋滞状になることもあるし、ソールを結んだ細引きが外れることも2回ほど有り、そのたびに時間を食ってリフトに戻ったのは14時頃。細引きで応急処置したソール自体は歩くのに何の問題もなかったのですが、やはり不安があり、リフトに乗って心底ホットしました。
リフト脇の紅葉も日が差すと輝くようです。(日が陰ると一挙に輝きがなくなりますがw)ただし、米沢方面から吹き上げる風をマトモに受けながら45分のリフトは、それはそれは寒かったです。
山腹の紅葉は今が盛り。雲間からの日差しが当たるとそこが輝きます。「登頂」は出来ませんでしたが充実の山行となりました。宿に戻って夕食前にゆっくり風呂に浸かり、冷えた身体が温まりました・・・至福ですね。
それにしても、ソール崩壊(泣)
私の登山靴はいつ崩壊してもおかしくない時期になっていたので、今回も事前に念入りにチェックしていたのですが、兆候の無い状態から一挙に崩壊が進むのはビックリします。リュックの中で常備されながら出番の無かった「細引き」も「アーミーナイフ」も久々に活躍出来て良かった、ということにしておきます(笑)
ブログ一覧 |
□遠くまで行った旅 | 旅行/地域
Posted at
2013/10/16 09:14:03