二日目は朝から雨模様。でも今日は自転車で桧原湖を一周するのです。
←終盤の裏磐梯サイトステーションから磐梯山を望む。この日は結局一度も山頂は拝めませんでした。
朝、起きたのは4時過ぎ、ジジイ早すぎw
小雨ですが雨具を着込んで少し散歩しました。宿は曽原湖湖畔にありますが「私有地につき立入禁止」という所が多くて、なかなか湖に出る所がありません。
←あるペンションの庭。珍しく「ご自由にどうぞ」と看板が出ていたのでお邪魔しました。
高原の道端ではお住いの方々が育てる花々も、自然とそこにある野の花も可憐・・・最奥まで行くと「熊注意」の看板もあり道も薄暗いので引き返しました。小一時間ですが高原の(小雨の)朝の雰囲気を楽しめました。
宿に戻って二度寝したら朝食です。趣向を凝らした料理、自家製のパンもすべて美味しい♪
食事中に外を眺めると雨も落ちつき、血糖値とともにモチベーションも上昇します。
ルートはシンプルに桧原湖を反時計回りで一周します。距離的には予定として約34㎞。高低差としては、前半は細かいアップダウンしか有りませんが、後半23㎞地点から2.2㎞で約100mの登りが待ち構えています。坂道初心者の私たちにとっては難関ですね。
朝食時に落ち着ていた雨ですが、いざ準備をして宿を出るとポツポツと大粒の雨に・・・走り出しから雨具を着込むことになりました。
そういう事で前途に不安も抱きながら、まずは東岸を北上します。細かいアップダウンとカーブが連続しますが湖を見ながら走ると思ったほど不快ではない、むしろ雨は雨で楽しさも感じます。西風に乗って流れる雲は低く、気温も17℃と低いので山用の雨具を着ても何とかオーバーヒートせずに済みました。
その後、桧原湖を半周したあたりから雲が高く明るくなってきました。
2018年の春に残雪と水芭蕉を楽しんだ「野鳥の森」あたりを過ぎ、道の駅裏磐梯に到着・・・ここでは雲の切れ目に青空も見えるほど天候は快復しました。時間も頃合いなので早めのランチでそばを頂きましたが、これがうまい、うまい。きっと適度な運動+天候回復が効いたのでしょうね。
ランチの後は、雨具をしまって軽装になって懸案の登りに挑戦です。一旦それぞれのペースで登り、私は登り切ったら迎えに行くことにしました。斜度は平均4.5%、やはりきついのですが傾斜が一定なので比較的登りやすい坂道でした。Stravaで見ると私は平均13.8㎞/h、妻は9.6㎞/h。私は1500人中850位でした・・・上出来、上出来w
登り切ったら次はご褒美のダウンヒル♪ 舗装の状態もよく、路面ほぼ乾いているので50㎞/h近いスピードで一挙に下りました・・・永遠に続けばいいのにw
残りは8㎞程度、そのまま帰るのももったいないので寄り道しながらです。桧原湖の遊覧船が出るあたり、一番観光地っぽい所でご褒美ソフトクリームを食べました(ご褒美ばっかりw)。
更に裏磐梯サイトステーションでも一休み(トップの画)。結局36㎞を走行時間2時間ちょうどで走りました。休みなど入れると4時間以上も楽しみました。
私は翌朝もう一周したかったのですが、雨予報だったので諦めて自転車を車載してしまいました。
その後は宿でお風呂に入り、出てから涼みがてらタバコを吸っていたら小さなタヌキを見かけました。小さくて一匹で、可哀想なことに背中は疥癬で剥げていました。一心不乱に草の根元を探って時々何か(たぶん虫)を食べていました。5mほどまで近づいてもこちらに全く気がつかない姿にちょっと泣けちゃいました。
その後はひと眠りして(至福ですね)、さて、夕食です♪ メニューを撮り忘れたので写真のみで失礼。
スズキのポアレ・会津牛のマデラソース♪
デザート。オレンジのショコラ♪
雨模様のライド。楽しめたのはやはり雨具のおかげかな、と思います。私の雨具は30年近く使っているモンベルのストームクルーザー。ゴアテックスの恩恵を山登りや釣りで一杯受けてきました。自転車には少し重いし厚い(≒暑い)ので専用のレインジャケットを手に入れたいと思いました(あからさまな伏線)。
明日は旅行の最終日。喜多方ラーメン紀行編の予定です。
Posted at 2022/08/21 20:32:38 | |
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