良い音ってどんな音なんだろう?って悩み始めたのは、このイヤホンで聴き始めた先週からです。CCAというメーカー?のC10というモデル?(
ココに結構詳しい解説があります。)
ずっと聴いてきたKZのES3や、AKGのN40と同様、BA(バランスド・アマーチャー)とDD(ダイナミック・ドライバ)のハイブリッドです。が、低音用のDD×1と、BAを片方に中音域用×2+高音域用×2も搭載するという、豪勢な構成です。片耳に5ドライバー、両耳では10ドライバーです(笑)
試してみたかったのです、BAの多ドラ、というやつを。
さぞやキレキレの解像度で、キラキラの中高音が鳴り響くのかと思いながら聴いてみましたが、その期待は全く裏切られました・・・解像度もキラキラもそこそこで、でも、ビックリするくらい厚みのある中高音でした。
低音は(付属のアンバランスケーブルでは)ボリューム感はありますがややルーズ。でも、中高音の密度(音圧)がたっぷりなので、埋没することなく迫ってきます。これはスゴイ!凄過ぎて、30分ほど聴くと疲れました。うーん、全音域でここまで迫ってこられると、ちょっとカシマシイかな?と。
そこで、少し整えようと、ケーブルを銀メッキのバランス接続に替えました。ちょっと低音がまとまって、全体的にもまとまりが良くなりましたが、なんか違う気がして(笑) 銀メッキと銅線のハイブリッドのケーブルに替えると、低音がより整って、中高音の見通しが良くなって音場も広がりました。(写真はそのケーブルに替えた状態です。)
それでも迫力ある音。特に中音域の密度の高さがクセになりそうです。全体的には、JVCのHA-FX1100と同じ傾向ですが、それよりもさらに一段階濃厚です。
で、今、冒頭のような状態になっています・・・これは、スゴイ音だけど、これは、良い音なのか?よく分からなくなっています(笑)。
Posted at 2019/03/18 23:38:36 | |
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