先日、どこかの政治家が「2030年代半ばまでのガソリン車販売禁止」とかの方針を突然言い出しましたね。ただしこの場合の「ガソリン車」の定義(範囲)は決まっていない、とか、じゃあ車に充電する電気を火力発電で賄っていいのか、とか相変わらずの思い付きの域を出ていないなと。
ただ、電動化を進めるにあたって、これでいいのか?と思う事が一つあります。
←PHVでよく見かけるクルマのボンネット先端にある給電口ですが、本当にこの位置でいいのでしょうか?
個人住宅なら良いのかも知れませんが、複数台の車が並ぶ共同住宅や街中の駐車場だと、車の前にケーブルを伸ばして給電するのは現実的ではありません。
ケーブルの根元が接続されるスタンド(ポスト)は車の後ろなら並べられます。既存の駐車場に給電設備を追加するのもそちらの方が現実的です。
そこから伸びたケーブルを踏みながら乗り降りをしたり、隣の車が出入庫したりと問題が一杯です。いちいちケーブルを伸ばしたり、まとめたりの手間も(雨や雪の時は特に)無視できません。
勿論、今後駐車場に車を停める時はみんな前向き駐車にする、ということが徹底されれば良いのかも知れません。でも、そんな世間の習慣を変えるまでもなく、給電口を車の後ろに設定すればいいのに、と思います。
メーカーとしてはPHVとか最新のテクノロジーを載せるのだから、見栄えも良い所に設定しているのかも知れませんが、そういうのやめて欲しいなと思います。
充電ジャックを一番目立つところに付けた家電やガジェット見た事ありますか?
追伸:ただし、車の前(ドライバーの前)ならプラグを差し込んだまま発進してしまうというミスは減る、ということはあるかも知れません。
Posted at 2021/02/16 22:03:56 | |
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