例えば、自分の家を一から設計できるとしたら玄関の扉はどうします?無垢の木?ガラス?どちらも良いですが、私は金属がいいなと思います。金属でも特に銅♪最初はキレイなピンクゴールドが、だんだん色が深くなって、緑青になったりしたらいいな、と。
←という事で、スケールはだいぶん違いますが、塗料のように塗れる金属を試しました。元々↑のように建具を金属調に仕上げるために使われているものです。DIYキットはずいぶん前に手に入れていたのですが、一回使い切りなので何に塗るか半年くらい迷っていたのです。
ヴェロメタルというものです。キットの内容物は、Ⓐ銅の粉 Ⓑ基材 ©凝固剤 塗りつけるためのスポンジ、磨き用のスチールウール、調合用のカップ、マニュアルなど。まずそのまんま銅の粉のようなⒶ剤と、レジンのような匂いのする透明な液体のⒷをしっかり混ぜ、次に©を投入して混ぜたら、スポンジで塗れ、と。
手順通り調合して、このために用意したのはTRUSCOのスチールBOXに塗りはじめました。が、予想外なことに、塗り始めて(正確には©剤を混ぜて)から5分もたたないうちに凝固が始まってしまって・・・結果まともに塗れませんでした。塗布後常温で24時間、60℃で数時間乾かせ、とマニュアルには書かれていたので、ゆっくり塗れると思ったのに・・・(ガッカリ)
2時間ほどで十分固まりました。って、これも早いなw。レジンやエポキシとかの凝固時間って結構正確なのに、これはいったいどういう事なのかな。
表面は艶消しのレンガ色、というかほぼレンガそのもの、という感じですね。
まずは付属のスチールウールで磨き始めます。と、すぐに少しずつ金属光沢が出始めます・・・俄然楽しくなる瞬間ですね。
スチールウール→手持ちのスポンジ研磨剤で番手を上げて磨きました。凸凹があるから光沢感はそれなりですね。
最後に道具箱の奥に眠っていたアクリル用研磨剤で仕上げました。仕上げたと言っても、そもそも塗りの段階が不十分だったので、やや不満足な仕上がりです。TRUSCOのTなんて下地が丸見えになっちゃってますし(泣)
とはいえ、一挙にやや下世話な「宝箱感」が出たので良しとしますか。
そんな「宝箱」に入れたものは・・・ん?菓子箱?
菓子箱を間仕切って作ったイヤホンのイヤーピース入れです。ボックスの中にさらに箱が入っているのがイマイチですが、金属ボックスをどう間仕切るか、いい方法が思いつくまでこのまま使おうと思います(本当のところ、菓子箱のフタは使いません。話の流れ的に写真を入れただけです)。
凝固開始があまりに早かったのは誤算でした。もしかしたらプラモデル用の金属塗装の方がもっときれいな仕上がりになるような気もしますが、まあ半日楽しめたから、良しとしますか。
Posted at 2020/04/20 20:38:42 | |
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