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ガソリン価格が上がりだした


昨今は石油の需要が落ち込み
産油国も危機感を持っている


ガソリンも当然 原油から精製され
我々の車に使えるものになる
原油の価格が上がればガソリンも上がる


かつて…狂乱の時代があった
1リッターが200円に王手をかけた時代
(離島などは除く)
諭吉くんを投入し 満タンにすると


お釣がジャラ金しか落ちて来なかった時の衝撃は凄まじかった


しかも当時の我がマスィーンはレギュラーだ
ハイオクならばさらに…である


あの車大帝国たる 彼の国アメリカですら
アメリカの魂 ピックアップトラックの売上がガタガタになり
プリウスが売れまくったりした


原油価格の上昇はあらゆるものに影響を与える


まぁ 彼の国は自らの国で
新しい原油の採掘が可能になった
シェールオイルとか…


もう原油高に悲鳴を上げる必要が無くなった彼の国は
あっさりプリウスを切り捨て
魂のV8ピックアップに戻った


日いづる国は 低燃費エコカーが覇権を握っている
あの狂乱の時代の記憶が刻み込まれているのか…


彼の国ではあっさり切り捨てられた
プリウスが作り出した
エコ&低燃費の呪縛に
まだまだ囚われている


もちろん環境を考えれば
低燃費や低排出ガスは歓迎されるべきものであるのは
周知の事実…



そして
ガソリンスタンドが消えているという事実


私はスタンドの内情など知らないが
かなりの厳しさは間違いなく
耐えきれず廃業を余儀なくされたお店は数多い


私の近所のガソリンスタンドもいくつか倒れ 今や廃墟である


低燃費と低価格&過剰なサービスの要求が混ざりあった事態…
さらには設備の更改による莫大な費用


近所のガソリンスタンドが無くなれば
わざわざ離れたガソリンスタンドまで行かねばならない


こんな形で影響が出るとは…

全世界を巻き込んだゲーム
『ポケモンGO』
覚えていらっしゃるかしら？


あの狂乱の時代が嘘のように
だいぶ静かになっちまったね
私は全くプレイしなかったんだが


同僚でもプレイする人がいた
周辺に中ボスみたいな人がいて
全く歯がたたない…って嘆いていたな


もちろん彼の国でも大ブレイク
しかし ここでちょっと問題が


ポケモンGOは歩いてプレイするという
特殊なもの
あと●●㎞…


㎞…


そう 彼の国はメートル法じゃない
ポンド ヤード法だ
ガロンだのマイルだの異なる規格だ


あっちのは
換算するのメンドーなんだよ


メジャーリーグで96マイルの4シーム
と言われて
瞬間的に何㎞なの？と


どこかで聞いた話で
高速道路を80㎞／hで走っていたら
ハンターに御用！
いや間違いなく80㎞／hで走っていた！


と主張したが ハンターからは130㎞／h出ていたと言われて切符きられた…
よく見るとメーターには大小2つ文字があり
大きい文字はmile
小さい文字が㎞


ドライバーは80mileで走っていた事になると…


嘘か本当かはわからないがね



10(テン)ガロンハットというが
1ガロンて何リットル？


1ヤードって何メートル？
1フィートって何メートル？


ゴルフはフィールドはヤードなのに
グリーンは何でメートルなんだ？
とか…


まぁ日本にも古くからの規格があるから
四畳半…とか一間とか…一升とか…
公式には日本はメートル法なので
あれだが


彼の国は頑なに国際基準にしなかったな
アメリカの魂があるというのだろうか？


ところが ポケモンGOが彼の国に入ってから メートル法が急に広がったとか
ポケモンGOは彼の国でも
きっちりメートル法である


ヤードやマイルではない
ゆえにプレイヤーたちは メートル法と換算して遊んでいるんだそうな


これはちょっと古い たまたまサーフィンして見つけた記事


嘘か本当からわからないが
もし本当ならば ゲームがそこまで影響を与える…


凄い時代だ

月曜日 私は目覚ましと同時に目をさました…


スマートフォンの画面にある時計は
07:00を表示している


ぐぬぬぬぬ…まだ…寝ていたい
しかし…用事があるのだ！
歯医者である


前の日
煎餅を食べたら鈍痛が走ったのだった


取り敢えず応急措置をし
後からきちんとやる事に
歯は自然治癒しないからな


平日の道路を駆け抜ける！
乾電池やメダカの餌を買ったりする
そして…
魔境のひとつへ到達


不要なものを売り払い
Blu-rayを物色したが まぁ…買うようなものは無い
ミクさんねんどを見たが
すでに所有している物だ


お店を出ると 店員らしき人がいる
腰には道具類がぶらさがっていた


魔境には手作りのポップが沢山ある
ポップ職人てトコか？
私は車に乗り込む


みんカラを起動させると…


『＊＃＆＠％！』


何やら声が
窓の外に 先ほどの店員がニコニコしながら立っていた


んあ？なんだ？
すると彼は魔境の店員じゃない
移動販売をしているやろっこだ


何か…
いいですか？的なフレーズがしたが
スプレーを取り出し持参のタオルにふりかけ
我がマスィーンの右ミラーを拭き出した


なんという…早業！


これ…人によっちゃヤバいだろう
何他人の車に 勝手に触ってんだゴルァ！的に言う人もいるだろう


実演販売て所か


次に右ヘッドライトを磨きだす
しかしヘッドライトはコンパウンドで磨いたばかり


元々劣化しているから…
彼もキレイになると思ったんだろうが
思った程 劣化したカスが付かないため
やや焦っていたようだ


次にホイールを拭き出す


艶が出て汚れ(泥や指紋など)つきにくい
アピールしてくる


普段ならさっさとあしらって去るが
ちょうどワックスやコーティング
何かないか思案していた


彼が販売していたのはコレだ



彼の国謹製か…
確かに彼が磨いた右のヘッドライトは
艶々になったし
ミラーも輝きが増していた


あっ…
数日前 シャドー&ディープ㈱の近所のおんつぁんが
娘の車 先代ステップワゴンをビガビガに磨いていたが
その時 言っていたな


『こいづいいよぉ～！ちょっと値段張るげどさぁ！すんごく綺麗になっから！』


あん時は本気で聞いていなかったが
確かにこれだったな
そうか…ならば試しに買ってみるか


彼の国謹製…なら
大丈夫だろう 訴訟大国だから
下手なモン売らないだろうし


次に洗車したら使ってみるか

我がマスィーンは 言わずと知れた極悪燃費車である


1.8tレベルの車にV6 3.5リッター
しかもハイオクガソリンをガンガン燃やしまくる！


低燃費などあり得ぬ
だからと直4 2.4リッターならば低燃費か？
となるが…それほどでもない


私がかつて乗った初代型
直4 2.2リッター
はっきり言って極悪燃費であった


なぜなら車重に対し出力が足らな過ぎたからだ
満足に走らせるために アクセルをより踏み込む事になる


デカイエンジンは極悪燃費になるのは当然だが
小さいエンジンだからと低燃費とは限らない


逆にある程度スピードに乗るレベルになれば
トルクがモノをいう
ロックアップ領域を使えばかなり良い！


アイドル回転からちょっとの位置でも
走れる！これは小さいエンジンではなかなか難しい


いや…走れる
走れるが！再加速などとなれば
どうしてもロックアップを解除させ
ギアを落とし回転を上げねばならない場面が増えるのだ
(あくまでトルコンATの話)


デカイアメ車なんかもそうさ
エンジンがバカデカイから 下のトルクが凄い
ゆえにぶん回さなくても普通に走れる…


だから超極悪燃費ではあるが
高速道路などでは言われるほどほどじゃないのだよ


そう…
小さいから良い
大きいから悪い
小さいから悪い
大きいから良い


そんな単純な話ではないのが車の物理



物理の法則はなかなか最適解を教えてくれないんだよね
快適に走るためには出力／トルクが必要


出力を出す為には燃料を燃やして爆発力を高めねばならない
そうすると極悪燃費一直線！


ならばと軽い車体にすればよい
しかし 軽いと今度は強度の問題が出たりする


物理は残酷だ
物理赤点キングの私が言うのもアレだが…
いや！
赤点キングだからこそ言える
物理は残酷である！と…
物理は情けなどない！
忖度もない！あるのは だだ…法則にのっとった数字の羅列…


それ以上でも以下でもない



この世界は 全宇宙は物理によって支配されている
例外はない


もちろん再びビッグバンが起きれば
今の物理常識が全く変わるかもしれない


やかんに水を入れてガスコンロで熱したら…凍った！とか
我々の常識が全く当てはまらない違う世界になるかもしれない


もっとも
ビッグバンが起きれば 我々は世界から消え失せているがね


V6が超低燃費で
ハイブリッドが極悪燃費な世界があるかもしれない！！


…


項垂れる(うなだれる)我がマスィーンの燃料計を見ながらの
安い妄想で すんまそん…

久々に悠々と休める日
私は広大な散歩ルートを走る
お店に立ち寄る事より 車で走る方を重視したパターン


あるセダンを見つけた


トヨタ 『アバロン』
実家にも存在していた事があるから…
その印象は強烈だった


フロントは一瞬 初代セルシオと見間違えそうになった
とにかくデカイ！


静かで広い室内！
これはクラウンなど尻尾巻いて逃げ出すレベル


当時ウィンダムというレクサス直系の前輪駆動の高級車はあったが
コンセプトがまるで違う


こちらは我が初代型にも搭載された
1MZ型3.0リッターエンジン1本のみ！
普及版として2.5リッターを用意しない潔さがあった


いかにも日本的デザインの高級車


しかし…クラウンという悠久のブランドが立ちはだかる
当時は後輪駆動を熱烈に崇拝する空気もあり


アバロンは売れなかった…
私は『アバロン』という名前…響きがとても気に入っていたんだがね
『ナバロンの要塞』みたいで


次は名前を『プロナード』に変えて
再挑戦！


せっかくカッコイイ名前だったのに…変えちゃうんだもんな…
プロナードはもはやアメリカのかほりしかしない


フロントなんていかにもだ


もちろん販売は振るわず…
ついに日本撤退


前輪駆動フラッグシップはカムリがつとめているが
全て2.5リッターハイブリッドになった
V6はない


まぁ入れたとしても 結局鳴かず飛ばずになるのは見えてっからな
デカイ前輪駆動型高級セダンは
残念ながら 今のトレンドからは外れてしまっている



カムリはもうちょい小さくて
上位にアバロンがあればいいんだがね


まぁ 大トヨタは車種整理に着手している…特にセダン系の統廃合を推し進めている
セダン系が不振なのに
明らかに売れないであろう車種を投入するはずもなく…


アバロンの名前は歴史の1ページとなっていくのだろう