aero-centuryのブログ一覧

お恥ずかしい話
かつて私は 自分のマスィーンと他人の車を間違えた過去がある


外観上ほとんどというか 全く同じだったのでね
何回キーレスボタン押してもね
うんともすんとも言わない…


そうしている内に本当の所有者が来て
ピッピッ！ってキーレス！
もちろん私はたまたまここを通りかがったふりして
何事も無かったかのように立ち去った


あれは久々にはずかしかったな


我がマスィーンは人気はまずまずだった所に 販売期間が9年と長かったため
保有台数も多い
またスポーツカーなどと違い
派手なエアロなど装着する人が少ない


もちろん大径の馬車のホイールみたいなのを履かせている人はいたが…
基本みなさん純正仕様が多かった


つまり！
みんな同じな姿が大半！


色も大抵白か黒！シルバーすらあまり見ない程だ！
この車の立ち位置がだいたいわかるのだよ


しかし…笑えない事象が昔あった


私の親戚のおねーさん
大きいお店の駐車場で家族がくるのを
車内で待っていたら


いきなりドアが開けられて
見ず知らずのおんつぁんが言い放ったという


『なに他人の車に乗ってんのや‼️』


おねーさんは一瞬パニックになったらしい
そりゃそうだ
『自分』の正真正銘自分の車に乗っていたのに


えっ⁉️だって自分の車ですよ！
おんつぁんは自分のだと言い張るが


あ…


すぐに気がつき
もう平謝りだったそうな
ちなみにおんつぁんの車は3台隣に鎮座していたという


実際にある話だ
冷静に考えればおかしい話だが
自分の車に誰か乗っている！
と思いこめば冷静さなど無くなる

今日は休みだぜ
ヒャッハー！！
したいが…用事がたてこんでいたりしてなぁ…


とはいえ我がマスィーンは砂埃と泥で
すっかりまぶれていた…洗うか


それにスタッドレスにしたが
何かタイヤの空気圧足りないんじゃ…
なんとなくクリスタルな…ちょっと潰れている…ようなないような？


空気圧チェックを兼ねてスタンドに突入だぜ


さっそく門型洗車機に突っ込む！
スタンドのピットにはリフトに上がった軽自動車がある
傍らには我が物置小屋の黒い巨塔など
問題にならない黒いバビルの塔がある


軽自動車ならまだしも
我がマスィーンを始めとした
デカいタイヤ交換…大変だよな…


そう思いながらピットを眺める


洗車が終わり拭き拭き！
うむ
艶々だぜ！


さて空気を…


据え置き型の空気入れマスィーン！
ダイヤルを回す
そしておもむろにエアーバルブにブスリと突き入れる！


シュー…キンキンキンキン…キン…キ…ン


やはり足りなかったようだ
高級車なんかには 車内からもモニターできるシステムがあったりするんだよなぁ


特にランフラットタイヤ装備している車なんかはさ
あれいいよな！常に簡単にチェックできるから


後付けでもあるのはわかるが…
まぁちょくちょくチェックすりゃあいい話だしな


私が空気を入れ終わり空気入れマスィーンから離れると
となりの駐車スペースから女性2人が降りてきた


どうやら私が使い終わるのを待っていたようだ


キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン


そして同時にシュー～ーーーーーーーー


このパターンは無間回廊のパターン
バルブの接続部分から空気が漏れている


ところが機械側はタイヤの空気圧がまだ規定に達していないと判断し
延々と空気を送り込む


接続部から空気は漏れてもタイヤ内には多少なりとも空気が送り込まれているから…非常にマズい


私は2人に言う


正しく空気入っていないですよ…と
2人は えっ！？的な顔をして
再度きっちり器具を接続させると


キンキン音が消えた
そして残り3本は滞り無く入れ終わった
ちゃんと空気圧チェックしているのは素晴らしい


車はメンテナンスフリーじゃないしな
タイヤと油脂系とクーラントはね
特に気を付けないと


2人には深々と礼をされたが…
多分最初の1本…左後方のタイヤは
規定よりやや多い空気が入ったかもしれないなぁ…


でも前輪駆動だから…前さえきちんとなってりゃ大丈夫


いつぞやの整備士のおやんつぁんの言葉を思い出す…
車検で借りたシビック


前2本はハイグリップタイヤ
後ろ2本がスタッドレス…
確かに多少無茶なコーナーリングも難なくこなしたからな


あらゆるものが無いレス仕様の鑑みたいな車だった
エアコン パワーウィンドゥもない
ラジオのみ！そして漢(おとこ)の5速マニュアル！
ただ…前オーナーは若い女性だったが…
あれで軽さは正義を学ばせてもらったのだよ！


その割には重量級山車を乗り継いでいるが…


だから…
さっきの軽自動車も…余程無茶な運転しない限り大丈夫だろう


…と 自分に言い聞かせ
家路につく

我が親父殿の病院に連れて行った帰り
親父殿が便所🚾に行きたいと言うので
コンビニに立ち寄る


ところがたまたまなんだろう
トイレ付近には2人程列をなしていた
つまり…


親父殿も列に並んでいる
手近にあった雑誌を悠長に立ち読みする余裕


私は車内に残り ちょっとひと休みといった所か
この日は平日であるから コンビニには営業車であろう
プロボックスやフィールダーが来ていて


一服☕😃🚬つけている


すると1台の明らかに異質な白い奴が来た


あの鏃(やじり)のようなライト形状
日産が誇る重量級ハイパフォーマンススポーツの雄！
フェアレディZの現行型である


真っ白な車体 おぉ…まさに美しいレディじゃないか！


前は筋肉質な構成で マッスルな雰囲気を醸し出し こいつタダモンじゃねー感がプンプンにおう
しかし リア側は艶やかなラインを構成していて


滑らかな曲線がある
前半の筋肉質からまるで違う
女性的な色気がある


車自体もワックスバリバリ
ホイールも輝いているが メッキバリバリな光ではない
艶消し…ではないがテカっている訳でもない絶妙な光加減！


やはりスポーツカーたるもの
走行性能はもちろん こういう佇まい
スタイリングが命なのだ


どうしてもこの手のものは敬遠されてしまう
4ドアや5ドアが使い勝手が良く
汎用性が高いからね



だからこそ！
こういう高性能で高価格なスポーツカーは人を選ぶ
趣味性をかなり高めた存在


維持するにもひと手間かけるべきもの


駐車スペースは複数台可能は当然ながら
屋根付き…いや密閉型のガレージが理想だろう
解放型のガレージは真上からの雨は防ぐが
風が強く横殴りの雨になると
あまり意味をなさないし
埃の付着は露天とそう変わらない
風で物が飛んでくれば当たる確率は露天と同じだ


我がマスィーンもガレージにあるが
解放型ゆえに…結構汚れるのだよ
もちろん直射日光が緩和されたり
雪が降った時は重宝するのはありがたい


そんな時親父殿が来た


『いやいや…なげーんだもんやぁ！こっちはつまってやぁパタパタしてんのに』


あっそ…


私はやや素っ気ない返事をした
すると親父殿もフェアレディZの存在に気がついた


『あいづなんつー車や？』


ん？あの白いやつ？日産のフェアレディZっつーやづだ


『たげー(高い)んだべ？』


あぁ 高いねぇ…


『まで(大事)に乗ってんだなぁ』


私以上にしろーとの親父殿も誉める
フェアレディZ…


『そう言えば 朝にいたやづ！ラクサズだっけが？あいづとどっちたげーのや？』


ん？ラクサズ？あぁLEXUSか…


朝 行く時超珍しい日産のローグと
真っ黒なLEXUS LCと邂逅していた


ん～フェアレディZとLCは
ちょっと向く方向が違うしなぁ…
価格も全く違うし…
ちがいない将来出るとかも？言われるオープンモデルは
かなり高くなるなんて言われたりなぁ…


我々には両方ともお高いから変わらんよ


と…言って 帰り道を走り出した

この日 私は親父殿の病院に向かっていた
いつもの定期便だ


早く診療してもらう為に早く受付をする必要があるから
朝早く出発とあいなる


我がマスィーンは黒い巨塔を解体し
タイヤをスタッドレスにした
しかし 解体した黒い巨塔は
夏タイヤによって再び構築され
物置小屋の主となり君臨する


今回は新しいタイヤだったからな


色々とお騒がせした夏タイヤだった
まら来年まて静かに眠りにつく


さて…スタッドレスだからあまり激しい運転はしないようにせねばな！
まぁ 元々激しい運転できる車じゃないが…


さて…前を気分よく走っていると
1台の山車が悠々と走っていた


ンあ？あれは…日産のムラーノかな


日産ムラーノ…
我がマスィーンとバッティングする日産の誇るアーバンSUV群の一角


堂々たる体躯を誇り 名前はイタリアっぽいがメインはアメリカ向けという車
初代型は私は凄くいいと思ったりした


しかし…前の車はテールの形が
デュアリスっぽいんだよなぁ…
でもデュアリスにしては大きいか


でも間違いなく日産のエンブレム


んんん？？？


謎の日産山車は右折して行き
謎は残った…
新型か？いや…日産は今新型は出してないはず


ましてやデュアリスみたいなリア…
今さらだろう…


噂ではジュークは国内には投入されないというではないか
代わりにキックスと名乗るコンパクト系山車が入るとか


キックスは三菱のパジェロミニのOEM版だったが
今回は小型枠で登場となるのだな


スタイル最優先のジュークでは
国内販売は厳しいと判断した訳か
ましてや後発だった大トヨタのC-HRの存在も大きい


ならば使い勝手を優先したタイプを…と
なっても仕方がないか…
ダイハツのロッキーみたいな志向を目指すのだろう


親父殿の病院が終わり帰途につく


すると…あの謎の山車が左折してきた
お！まさかの再開とは！
奇跡とは存在する証明だぜ！！
そして信号待ちで判明


『日産 ローグ』


ローグ！？むぅぅぅぅ…
デュアリスに似て当然か
ポジション的にはまさにデュアリス
しかし日本には入っていないモデル


すなわち個人輸入か平行輸入


確かに運転席に人は見えなかった
つまりは左ハンドル


ほへぇ～ ローグに何か特別な思い入れとかあったんだろうかなぁ
海外旅行していた時 たまたま見かけてひとめぼれした！とか


何か動機がないとね
特に個人で輸入なんて膨大なコストや法規に合わせた調整とか…
かなりな手間暇がかかる


専門の業者を挟むのが現実的だわな


私のようなメカ音痴や財布がミイラ化している人では厳しいだろうが
ある程度の知識がある
財布が諭吉くんのマンション状態
そして太陽のプロミネンス並みの情熱があるならば


きっと可能だろう


でも日産…
次々に販売やめて大丈夫なんだろうか？

この日 私は遅い出勤だった
遅くまで寝て ゆっくり朝飯を食らい
羽鳥慎一 モーニングショーを視る余裕すらあるのだ！


まぁその代償として…
夜遅くまで仕事なるがね


時間はまだ10時…
ん～余裕だぜ マンガでも読んでまったり過ごすか…


その時 親父殿が現れた


『まだ時間あんだべ？おいの車さやぁ油入れで来てけろ』


んあ？今？
はぁ…しゃーねーなぁ
私は渋々腰を上げて親父殿フィットくんに乗り込む


むぅ…確かにガソリン給油ランプが点灯していた
っつうかこうなる前に自分で入れられただろうが！


と…ぶつくさ言った所で仕方がないが…


まぁガソリンスタンドも歩いて行ける距離だかんなぁ…大した時間にはならんし


颯爽とスタンドに滑り込む


…あれ？そういや フィットくんの給油口どっちだったかしら？





運転席側だったかな？的に乗り付けたら
あぎゃ！間違った！逆側じゃんよ！
すぐさま反転させて逆側につける


ふぅ…
予算は3000円
さて…と 金入れて…油種選択…レギュラー…と
たまにガソリンと軽油間違えるとか聞くが…私にしたら信じられないんだがね


何で間違える？
毎回入れる油種同じだろう？


そう呟きながら私は真ん中の黄色いノズルをフィットくんの給油口に挿し込む
機械は給油オーケー状態


ん？
普段ならすぐにトリガーに圧がかかって給油開始なんだが…？
今日は審査に時間がかかってんか？


カチカチとトリガーを引くが一向に給油開始にならない


んんんん？


何で…


あ‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️


私は凄まじいまでの恥ずかしさが込み上げてきた
ぐっ…


ぐあああああああああああああああああ


何事も無かったように黄色いノズルを真ん中に戻す…
そして震える手で手前の赤いノズルを手にしてトリガーを引く


圧がかかり給油が開始された


私はスマートに給油をする
しかしその心中たるや早く帰りたい気持ちだった


軽油とガソリン間違えるなんてあるんか～？
そう豪語した自分が…よもやレギュラーとハイオクを間違えようとは‼️‼️


最初の油種選択で間違えていなかったからガソリンの種類を間違える事態は避けられたが…


普段真ん中の黄色いノズルたるハイオクを使っているから…ついクセで…
言い訳も立つが…やはり(*/□＼*)ハズイ！！！