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夕方…🌇
我が親父殿がしょんぼりして帰ってきた


ん？普段と様子が違う…
どうしたんだ！？


すると


『失敗したやぁ…』


まさか…車をぶつけた？まさか人身…！？


私は悪い予感がした
すると…


『財布…落としたんだや…』


なに！？財布とな！？
で？見つかったの！？と私は間髪いれずに問う


『…うん あった』


ほ…
あったか…まぁ見つかればな


『んだげどや 中身は抜かれてだ』


…そうか
落とした財布は戻ったが
現金1万2千円は すっぽり消えていたそうな


小銭はきっちり残っていたし
近所のスーパーのメンバーズカードとかもあった


幸い親父殿はキャッシュカードとかは持ち歩かない主義なので助かったか


現金なら足は付かないからな
盗むやつなら賢明な判断だろう


買い物するために近所のスーパーに来たが 精算の段階で財布が無くなっている事に気がついたという


ズボンの右ポケットは裏生地がベラッとだらしなく出ていた状態だったと
私は2つの可能性を考えた


①中途半端に財布を入れていたのを
スリに見られ 混雑のどさくさにまぎれ抜き取られた


②スーパーの駐車場に止め 車を降りた時
ポケットから落ちた


ちなみに精算の時 お金が無いとガックリ肩を落としていたら
親父殿の前に精算した
見ず知らずのご婦人が 困っているのを見て
貸してくれたのだ


さらに財布を探すのを手伝ってくれたというではないか！！


財布自体は お店の外の敷地に無造作に捨てられていたそうな



親父殿はお金を返すべく家に来て
すぐにそのご婦人に返した
でも どこの誰ともわからない人に
躊躇なくお金を貸すとは！


何でもご自身もまた…かつて財布を落としてしまい困った経験があったという
同じようにお金だけスッポリ抜き取られたと


だから…その気持ちがわかる
人の痛みがわかる…


私はガックリうなだれる親父殿に言った
人間だれしも失敗はあるから…と
ましてや見ず知らずの人にお金を貸してくれる…


そんな人との一期一会があったのだから…と


そして
ズボンのポケットに財布を入れるならば
必ず左側にしなさいと
左側前ならば 車から降りる時も乗る時も車内に落ちるだろう…と


右側にはなるべく入れない
せいぜい車のキーと
さらにいつもポケット付近に手を置き
ポケットを確認するクセをつけなさいと


よく言われるよな
この国は落とし物が戻る国であると


だがそれは幻想なんだよ


ボビーオロゴンがかつて言っていた
彼の国では地面に落ちた瞬間から それは誰のものでもない
拾い上げた人のものである…と


落とした奴が悪い


それが世界なんだよな
この国はやや特殊であるが やはり盗るやつは盗る


きっと善良な市民の誰かが 交番や警察署に届けてくれる
そんなジョージアオリジナルにさらに角砂糖を10個位投入するような甘さは捨てるべき

スズキと大トヨタがゆるやかに提携していたのは有名な話だったが
ついにお互いの株を持ち合う間柄になっつまった


金額の大きさは全く違う
規模的に大トヨタが主導を担っているのだろう


あくまでも手を繋ぐ範囲であり
子会社とかにしない徹底ぶり
下手に配下にしようなどと考えれば
スズキは欧州のメーカーに食われる寸前だった苦い思い出があるからな


日産は三菱を配下にし
マツダもスバルも大トヨタと手を繋いだ
ダイハツはもう50年も前から大トヨタの配下になっている


ホンダは自主独立を貫くんだな？
さすがだな
群れる事をヨシとしない…のだな？
その意気やよし やはりホンダはそうでなくては



主だったメーカーはだいたい3つにカテゴライズされたか


自動運転 電気自動車 カーシェアリング
環境問題


もはや中規模メーカー単独では無理な時代が来ちまった
大トヨタすら…
世界でも5本指に余裕で入るようなメーカーすら


その危機感たるや…すごい
このままいくと会社が潰れると思わないとだめだ！と
トップが言い放つのだからな


そういや大トヨタのもうひとつのニュースが
ついに エスティマが生産を終了するという


天才タマゴとして世の中に現れ約30年
3代で30年近く 各代が長くつくられたという事なんだなぁ…


天才は時に人に受け入れられない事がある
天才タマゴと言われた所以…
アンダーフロアミッドシップレイアウトというものは
汎用性に欠けると言われてな


ようは 狭いエンジンルームであり
直4エンジンを傾斜させてようやく搭載させたようなエリアに
よりかさ張る高級機たるV6が搭載出来ないためパワーアップがままならない


スーパーチャージャーである程度は出力のかさ上げができたが


根本的な解決にはならなかった
結局ライバルはV6を積み 振動 騒音 出力
様々な面でエスティマを凌駕する


エスティマの強みたる
アンダーフロアミッドシップレイアウトによる低重心MRの走りなど
二の次にされちゃったのね


以降のモデルはボンネットにエンジンを突っ込み 前輪駆動にした
ありふれたミニバンに…
丸いタマゴ型のスタイリングのみ受け継いだ


ミニバンに何を求める？
となった時


動力性能は必要だが それより押し出しの強さや いかに室内が広いか？
世の中はそれらに嗜好が傾き
スタイリッシュを是とするエスティマには逆風となった


フローティングルーフデザインなど
チャレンジしたりしたが…
ミニバンは…スタイリッシュ車じゃない
実用車であることを思い知らされる


エスティマはミニバンの中では狭い部類であるからな
まさにストリームが去りウィッシュが消え オデッセイが宗旨替えしたのと繋がる


ホンダは意地でストリームの後継たる
ジェイドを残してはいるが…
恐らくはジェイドの後継はないだろう


ミニバンにスタイリッシュさは不要という審判が下ってしまった
人をたくさん乗せるという目的がある以上 室内が狭くなる絞られたデザインは愚策である…という庶民からの審判…


世の中の流れには いかに大トヨタであっても逆らえない


逆らって技術屋の自己満足で突き進み
危うく倒れそうになったトコもあるらしいからな…


だからと大衆迎合しかしないメーカーには 真のファンはつかないというジレンマがある


100年に1度の大転換期に我々は立ち会えたのは行幸なのか…それとも…それらに対応できず朽ち果てていくメーカーを目の当たりにする羽目になるのか…


さぁ…どっちだ？

我がマスィーンで幹線道路をひた走る
最近は音楽やらラジオやらかけないで
無音のまま走るのがマイブームだ


レイたんの呟きもはっきりきこえるし
エンジン音もきこえる
路面をタイヤが蹴る音も
風を切る音もきこえる


こういうのもイイものだ


ここは3つの車線が続く道
私はまっすく走るから真ん中を選んでいる


右左折するなら必然的に左右側に陣取らねばならない
煽りだ危険運転とかで槍玉に上げられる
外車なんか大人しいもんさ


むしろハイブリッド系や軽自動車が強引にぶち抜いたり車線変更したりする


私に張り付いているのも軽自動車…
いきなり左車線に移り私の前になかば強引に入り込む


遥か昔の私なら…
もしかすると戦いにその身を投じたかもしれない


まぁ 今はそんなもの馬鹿馬鹿しい
やるだけ時間とガソリンの無駄というものだよ


ましてや今はドライブレコーダーがある
スマートフォンがある
インターネットの動画再生のサイトなんかに あることないこと編集された動画なんか上げられたらね


結局動画も生の映像じゃない可能性がある
何とでも編集できるからな
都合が悪い部分はカットできるから


あの手の動画群 全てが正しいかは疑わしい面もあるから注意だ


録画中のステッカー貼っている人がいるが
リアハッチにドライブレコーダーが無い
エア録画の方々がいる


確かに多少は効果があるかも知れないが
後ろから太陽光が当たるとだね
機械が無い事がわかってしまうんだよ


エア録画だな？って


光が当たらなくても よく見ると
フロントガラスの透過光でリアガラスに機械の姿が無いのもわかっちゃうんだよ


もちろんある程度視力が良くないと
わからないが


ただし！
世の中には例外があるのが常！


フロントに設置したドライブレコーダーが 実はバックカメラも内蔵している高級機があったりする


つまりフロント側だけでリア側も撮影可能な機種がある！
だから


アハッ！こいつリアガラスに機械の影がねーぜ！エア録画かよ！
煽ったれ！


と…安易な馬鹿思考になると
実はフロント側からリアもカバー可能な高級機だったため
バッチリうつって マヌケヅラまで拡散されてしまうハメになる


さらに物によっては360度に近い範囲で撮影可能なものまである！
横から煽ったれ！
なんて幅寄せした馬鹿ヅラがバッチリ映っている場合もあるだろう


噂では煽り運転罪(仮称)的なものを
正式に出す準備に入るらしい
是非やってもらいたい

日本人は昔から擬人化が好きなようだ


例えば 付喪神とか…
物が擬人化したものと言えるだろう


昨今は様々な擬人化されたキャラクターが溢れている
私がプレイしている艦これも
太平洋戦争辺りの戦艦など
日本海軍の艦船を擬人化したものだし


動物を擬人化したりな
仮面ライダーだって バッタの擬人化！
とも言えなくもないだろう？



私は仮面ライダーシリーズ
ほとんどみた記憶が無い
戦隊ものはたくさん記憶にあるのに


サンバルカンとかデンジマンとか
バトルフィーバーとか…
デンジマンやサンバルカンは今でも主題歌が歌えるぜ！


遥か昔の記憶がふと甦る
擬人化…動物…か
ダ・カーポ…


名探偵ホームズがあったな


出てくる人はみんな動物の形
確か全て犬だったか…
残念ながら話はただのひとつも覚えていない


犬のキャラクターと
ダ・カーポの主題歌だけ覚えている


擬人化キャラクターを激しく嫌悪する方々は多い



でもさ
江戸時代から擬人化が存在していたのだから
今の擬人化もその延長上にあると思えば
そこまで嫌う事もないんじゃない？

サニーといえば…
池田なんちゃらが出た映画の事ではない


かつては日産の屋台骨を支え
大トヨタのカローラと熾烈極まる戦いを繰り広げた由緒ある名


しかし…
今はもう その名は無くなった
カローラはアクシオのサブネームがあるにせよ 今も存続しているので


ちょっと無念か


会社の後輩が一時的とはいえ所有していた6代目…


3速ATで とにかくやかましい車だった
山道を走ると2速と3速を行ったり来たりでな


しかし我が親父殿の竹馬(ちくば)の友たるおんつぁんは
同じ形したやつで1.6リッターのかなり速いやつに乗っていたからなぁ


同じ形でも全く違う車だった


なぜ…サニーを今語るか？
最大のライバルたるカローラがそこにいたからだ！


六代目カローラ しかもツインカム16搭載の羊の皮を被った狼グレード！
レビンと同じエンジンを搭載したやつ


そいつがまだ走っている


凄いぞ！
カローラなのに片側から2つの排気口
デュアル排気システムと銘打ったものだ
1.5リッターの高速カム搭載版(EFI-S)も同じ2本出しを採用していて


実はなかなか良い音を響かせていたんだな


そんなカローラにもこういうモデルを投入した大トヨタも
出口は2本でも 根元の排気口は1本の
なんちゃって2本出しを
恥ずかしげもなく出しやがるからな


やんなら根元から2本にしろよ！


おっと…失礼


サニーはかつて日産の屋台骨を支えた
重要な名だった


やがてサニーの名はティーダと変え
新たに日産の屋台骨を支えるべく出発した


ティーダはセダンのラティオと
ハッチバックの二刀流で戦いに身を投じた


室内空間 質感 走り
あらゆる面で当時のカローラを上回り
カローラをぶっ倒せるか？
と…なったが


今ではその名も消えた


キューブもマーチも放置し
コンパクトはノートに集約した
選択と集中か？


ノートがティーダの そしてサニーの後継となっている状況である


大トヨタと正面から組み合い戦った
百花繚乱のラインアップを誇った日産が
ここまでになるとは…
誰が予想できただろうか？



熱い戦いの日々はもう来ないのか