釧路を朝5時55分に出発する列車に乗り、終点の根室からバスに乗って、日本最東端の地、納沙布岬へやって来ました。
目と鼻の先に北方領土・歯舞群島の一つ水晶島が見えます。
↑トップ画像は、この地に立つ展望タワーから、国後島方面の眺め。かすんでいますが、うっすらと見えています。
東京にいると北方領土と言ってもどこかよその国の話のように思いがちですが、こんなにも近くなんですね。
日本最東端は本来ここではなく、あの島々の先のほうのはずなんですが。
根室市内の交通標識にはロシア語の表示もあって、遠くて近い(近くて遠い?)両国の複雑な関係を物語っていました。
追記:
本日は、納沙布岬を訪れたあと再び釧路へ戻り、次に釧網本線の列車に乗り換えて網走へやってきました。
17時過ぎ、すっかり日も落ちて暗くなった網走駅に到着し、駅前のビジネスホテルへ。
本日の記録(2010年10月16日(土))
釧路5:55(快速はなさき)-根室8:13【根室本線の未乗区間・東釧路~根室132.5Km】
根室駅前~納沙布岬~根室駅前(根室交通バス)
根室11:03(快速はなさき)-釧路13:05
釧路13:20-網走17:14
(注)【 】は今回初めて乗った区間
根室本線の釧路~根室間は「花咲線」という愛称で呼ばれていますが、その花咲線を走るキハ54型気動車。
湿原といえば釧路湿原が超有名ですが、花咲線の沿線、厚岸近くの別寒辺牛(べかんべうし)湿原もなかなかに良い景色でした。
花咲線は根室半島をずっと東へ伸びてくるのですが、終点の根室駅の手前で北向きにぐるっと方向を変え、最後はやや西向きになって根室駅に到達します。そのため、JRの駅として最東端なのは1つ手前の東根室駅と言うことになります。ここは無人駅で、停車する列車は1日6本のみ。
そのため、この駅を訪れる鉄道ファンはほとんど根室駅からタクシーで来るようです。よーのすけが乗ったタクシーの運転手さんがそう言ってました。
Posted at 2010/10/16 09:51:05 | |
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