2022年1月7日(金)~9日(日)
仕事の都合で1月10日の成人の日は休みが取れないので、7日(金)~9日(日)までの3日間で、裏磐梯エリアのスキー旅行に行ってきました。
←トップ画像は、8日の夕方、アルツ磐梯から宿への帰り道で見えた磐梯山。
7日は都内で雪が降ったため、首都高の入り口が閉鎖され、都心を抜けるのに時間がかかり、宿に着いたのが昼過ぎ。宿から一番近い裏磐梯猫魔スキー場へ。風が強く、吹雪いて視界も悪く、2時間くらい滑りましたがあまり楽しめませんでした。ただ、雪質はアイスバーンのイメージが強い猫魔では珍しく、ふわふわのパウダーでした。
風の止んだ隙にゲレンデの写真を撮りましたが、どうも様子が変です。何度も来たことのあるスキー場なのに、なにか違和感がある。
8日は、丸一日滑る予定だったので、エリアの広いアルツ磐梯へ行ったのですが、こちらも違和感ありまくり。8日は晴れて、猪苗代湖を望むこともできたので、その点は良かったのですが。
違和感の正体はゲレンデマップを見て気づきました。猫魔スキー場もアルツ磐梯も、リフトが廃止されて昔あったコースがそもそもなくなっているのです。スキー場自体がそれだけ狭くなっている。
例えば猫魔スキー場の昔のゲレンデマップ(2017年)
現在のゲレンデマップ(2022年)
昔はスキーセンターから右手の山のトップへ直行する高速のトリプルリフトがあったのに、今はなくなっている。
アルツ磐梯の昔のゲレンデマップが見つからないので、比較することはできませんが、
このマップの右下の凡例で隠れているエリアに、かつてはゴンドラがあって、斜度は緩いが結構なロングコースが昔はあったのです。左手の黄色いキャットツアー専用となっているエリアも、昔はリフトがあって普通に滑れたのに。
どうやら、スキー、スノボ人口の減少に伴い、スキー場の経営自体が苦しくなり、「合理化」の名のもとにリフトの廃止が進行しているらしい。それだけでなく、アルツなんかは昔はおしゃれなスキー場のイメージだったのに、レストランもカフェも一昔前の貧しいゲレ食しかやっていない。紆余曲折あって、どちらのスキー場も現在は「星野リゾート」がやっているはずなのに。
せっかく雪質も良くて楽しめるのに、ゲレンデのホスピタリティが寂しいばかり。「終わりの始まり」というべきか、ウィンタースポーツそのものの「凋落」を感じてしまいました。裏磐梯エリアは、宿はいいのだけれど、スキー場がこれでは、来シーズンはもう来ないかも。
9日最終日は、もう一度猫魔スキー場へ行こうかと思ったのですが、早朝から吹雪いて視界が悪すぎるので、心が折れて、やめにしてしまいました。
檜原湖を望むホテルの喫茶室でお茶して、早々に帰路につきました。
Posted at 2022/01/10 19:39:11 | |
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